寺地 瞭(てらちりょう)2021年入社。
2021年新卒。入社後はデジタルマーケティング部アカウントマネージャーとして様々な業種のクライアントの広告運用・戦略立案を担当。昨年よりパフォーマンスマーケティング部に異動し、一次代理店としてメディア対応を中心に担当。
「あの時の直感は正しかった」新卒5年目で確信した、会社との“フィット感”
ーまずは自己紹介をお願いします。
パフォーマンスマーケティング部に所属している寺地瞭です。当部署では一次代理店の担当者としてメディアとクライアントの売上最大化をミッションにメディア、クライアントを一気通貫で担当しています。私はメディアサイドの担当がメイン業務です。
部署の目標に合わせて、提案から交渉、各種調整を行っています。また私は前所属部署のデジタルマーケティング部での経験を活かし、メディアの広告運用の相談やサポートも行っています。
ー寺地さんは新卒入社でNDPマーケティングにジョインされていますよね。NDPマーケティングに入社するまではどんな学生だったんですか?
北海道生まれの北海道育ちでのびのび育ちましたね。幼い頃から体を動かすのが好きで、中高ではソフトテニス部に所属していて部活に明け暮れる毎日でした。大学も道内の学校を選んで進学し、スキューバダイビング部とソフトクリーム同好会に所属しました。同好会は「面白そうだし入ってみるか」と興味をもって入会したはずなんですが、肝心のソフトクリームは食べにいかず…。結局飲み会にしか参加しない“宴会要員”で、主な活動場所は居酒屋でした。
こうして振り返ると本当に“大学生らしい学生生活”を送っていましたね(笑)。「しょうもなかったな」とは思うものの、実際楽しかったですし、あの時間を過ごすことは自分にとっては大切だったなと思っています。
ーそんな“大学生らしい学生”だった寺地さんが、NDPマーケティングに入社を決めた理由はなんでしょうか?
NDPマーケティングの企業カルチャーと自分の特性がマッチしているからだと思っています。NDPマーケティングの企業カルチャーの最大の特徴は「思いっきり仕事をして、思いっきり遊ぶ」こと。このメリハリのある雰囲気が私は気に入っていますし、“肌に合っているな”と感じています。
実は元々NDPマーケティングのことを知っていたわけではなくて、会社のことは就活生向けの合同説明会で初めて知りました。私は2021年入社なので、2019年の説明会ですね。当時はまだ就活を始めたばかりで「就職も北海道内がいいかなぁ」となんとなく思っているだけで、正直そこまで本腰を入れて自分の将来を考えていませんでした。なんせ、その説明会にも友達に誘われて参加していたくらいですし…。
何気なくNDPマーケティングのブースに行ったら、ちょうど代表の中村がいて、話をしているうちにその夜食事に誘われたんです。面白そうな話が聞けそうだなと思って食事に行ってさらに話をしているうちに「この会社楽しそう」と思って、そのまま入社を決めました。
だから実はNDPマーケティングにしかエントリーしてないんですよ(笑)。思い切りがいいというか、怖いものなしというか…。でも今思えば「この会社が自分に合っている」という直感を鋭く感じ取ったのかもしれません。
「今日が一番大変だけど一番面白い」新しい領域に挑む“苦悩”と“醍醐味”
ー次に現在担当している業務について詳しく教えてください。
私が所属しているパフォーマンスマーケティング部は、一次代理店の担当者としてメディアとクライアントの売上を最大化することがミッションです。
案件としては金融系がメインですが、人材系などほかの案件も増えてきています。クライアント、メディアをパフォーマンスマーケティング部で一貫して対応しています。
なかでも私が担当しているのはメディア側で、クライアントの意向をキャッチアップしながらメディアと連携することでその売上が最大になるようにサポートをしています。また前部署でのデジタルマーケティングの経験を活かし予算運用型広告の相談・サポートも行っています。
前所属部署では予算運用型のWeb広告運用とクライアントワークをやっていてWeb広告に関する知識やデータ分析には自信があったんですが、予算運用型ではなく成果報酬型の収益モデルの業務になったことで、求められる知識も視点も変わりました。当然求められるKPIも違うからPDCAの回し方も変わって大変さを感じることも多いですね。
でも私だからこそできる考え方やアクションがありますし、なにより今の業務の魅力はよりダイレクトに成果が感じられること。前部署とはまた違うやりがいを感じられるから、大きな成果を上げるために日々試行錯誤を繰り返しています。
ー新しい環境で日々まい進されている印象を受けますが、異動してきてから特に苦労された(ている)ことはなんでしょうか?
先に申し上げた通り、パフォーマンスマーケティング部のミッションは、代理店として広告を出稿するメディアとクライアントの売上を最大化すること。その実現のためには「メディアにいかに利益率よく獲得してもらいながら、クライアントのKPIに近づけるか」だけを追及していけばいいと思っていました。とてもシンプルだし、これまでの経験をうまく活かしていけばいいのかなと楽観的に考えていたんです。
しかし実際に異動して業務に取り組んでみると、考えなくてはならないポイントが非常に多いことに驚きました。例えば、市場の動向や競合の出稿状況、クライアントの事業戦略や予算、条件交渉、さらにはメディアの利益状況等、あらゆる視点からシミュレーションをして最適化しなくてはメディア・代理店・クライアントの3者の利益を最大化するのは難しいということを実感しました。
“多角的に”考え続けなければ、メディアかクライアントか代理店である我々のどこかが損をしてしまう。「3者の売上が最大化し続けるにはどうしたらいいか」、ここにはそれこそ「毎日」頭を悩ませていますね(笑)。でも考え抜いて打った施策は大きなリターンになって返ってくる。
つまり苦しいけどその分「自分で売上を生み出している」ことをダイレクトに感じられる面白さを味わっています。一度いい結果が出たから終わりじゃない。結果は出しつづけなくてはならないので、それこそ毎日が戦いです(笑)。
しかしその“大変さ”が、同じかそれ以上の“面白さ”につながる。だから「今日」が一番大変なんですけど、一番面白いんですよね。
ーでは特にやりがいを感じるのはどんな場面でしょうか?
繰り返しになりますが、やはり一番は成果がダイレクトに感じられる点ですね。成果報酬型の提案となるため、成果がクライアントの売上やKPI向上に直結しており、自分の努力による成果がわかりやすく、大きな達成感を日々感じます。
特にメディアとは“同じ目標”を追い求めるため、長期で信頼関係を構築できますし、その“成果”を一緒に喜べるので、達成感とともに充実感もありますね。
メディア担当としてはクライアントからの要望をスムーズにメディアへ伝達し、迅速に実行してもらえたときにも大きな達成感とやりがいを感じています。
例えば私が前部署で担当していた予算運用型広告は、広告主とNDPマーケティングの間に代理店が入っているため、クライアントの意向を反映した施策を即座に実行するのが難しい場面が多くありました。
市況の変化や競合の動きに即応した打ち手が必要な場合でも、調整に時間がかかってしまって、適切なタイミングでの実行が遅れてしまうこともあります。
でも今のように一次代理店としてならば、クライアントのKPI達成とメディアの利益を最優先に考え、スピーディーにメディアと連携し、適切な施策を実行できる。そこにも大きなやりがいを感じます。
施策実行のスピードがメディアの収益にも直結し、結果としてクライアントからの評価向上にもつながる。市場環境や競合状況を考慮しながら、どのように最適な運用を実現していくかを戦略的に考え、すぐ行動に移せるのも、この業務の醍醐味です。
ー1日のタイムスケジュールについて教えてください。
とある日の寺地さんの1日
デスクワークが多いですね。個人プレーだけでは目標を達成できないので、こまめにチーム内でコミュニケーションを取って、情報共有をするようにしています。というのも今まで所属していた部署と現在の部署ではミッションが大きく違うので業務の進め方も頭の使い方も違う。だから、とにかくあらゆる情報をキャッチアップして、「業務に活かせないか」頭をフル回転させて考えているんです(笑)。そしてキャッチアップすべき情報や業務内容、スピード感も違うので、おのずとPDCAの回し方も変わってきます。今まさに試行錯誤中で、1日のスケジュールも同じように見えてもタスクの中身は毎回まったく違います。
知識や経験が完全に横展開できない分、毎日大変さはありますが、やっぱり結果が出たときの喜びと攻略していく面白さがあるんですよね。
ーそれでは仕事をする上で意識していることについて教えてください。
視点を狭めず、大きな視点で事象をみることです。
日々業務に追われるとどうしても目先のことにとらわれて、結果に一喜一憂したり状況を打開するための手立てが考えづらくなってしまうことが多いです。
でも普段から視点を広げておけば、冷静に多角的に事象を分析でき、次の打ち手をスピーディーに出せるわけです。大きな視点をもつためには、世の中のトレンドや市況、知識などのキャッチアップも重要になるので日々感度を高めるようにしています。
もう少し広げて部署全体として1番意識している、すべきことはバランス。日々の業務を通しても感じますし、実際上長や先輩からもよくフィードバックを受けます。先にお話した通りクライアント、メディアを一貫して対応しているので、そもそもKPIが複雑なのです。短期的な利益を追求しすぎては、長期的な利益にはつながりません。継続的な収益獲得に向けて「今何を行うべきなのか」という“優先順位付け”も意識して行っていますし、実際に上長の施策実行を横で見ていてもその重要性を感じますね。
なかでもクライアント担当は、その課題を的確に把握し最適な提案を行うことを意識して取り組んでいるなと強く感じます。単に広告枠を販売するのではなく、クライアントの業界や市場動向を調査し、課題解決につながる広告戦略を提案することを大切している。だから日々情報をキャッチアップしながら、成功事例を分析し、より効果的な施策を提案できるようにしているのだと。
この考え方を聞いて、「あぁこうやって結果を出していくんだ」と業務への解像度も上がりました。“習うより慣れよ”ということで、とにかく見よう見まねで行動するようにしているんです(笑)。でもこの考え方自体は、部員全員に浸透していると思います。
また最近マネージメント層と話す機会が多くて、業務を進めるうえで意識していることを聞いてみたんですが、「クライアントやメディアとの信頼関係を構築することと、データを駆使して効果的なアプローチをすること」と教えてもらいました。特に後者は先にお話しした考えと共通していますよね。
より具体的にお話すると、あるクライアントの広告効果が思わしくないという課題に直面したときにまず既存の広告データを詳細に分析し、どの部分がボトルネックになっているのかを特定し、ターゲット層の見直しや競合他社の動きや実績など、データに基づいた施策を提案したそうです。
その結果、実績が大幅に向上し、クライアントからも高評価をいただくことができたとのことでした。
データを駆使して戦略を立て、常に最適化を意識することが成功への鍵ーー難しいですし大変ですが、やっぱり面白いなと思いますね。
会社の成長と拡大を間近で感じられる面白さー部署やチームを巻き込んで自分の成長につなげられる
ー入社してから特に印象に残っているエピソードを教えてください。
私が入社したころ、ちょうど会社、特に札幌オフィスが転換期を迎えていて、経営方針とのミスマッチが現場で起き、会社から離れる人もいました。
しかし結果として“それ”が私たち世代にとっては「絶好の機会」につながりました。従来であればその年次では経験できないような業務に挑戦させてもらえたんです。
今思い返すと「あぁ、いい経験させてもらえたな」と思えていますが、当時の私たちにとってはかなり難しい業務だったので、同期でよく頭を悩ませながら話し合ってましたね。でもおかげで同期との絆も深まりましたし、今でも助け合える仲間になれたのでそれもいい思い出です。
私たちの期以降から新卒カリキュラムが構築されたこともあり、会社として体制が強化され、拡大していく様子を間近で見られたこともまた印象に残っていますね。
ー求められるスキルや素養はなんだと思いますか?
論理的に問題発見や課題解決を行う能力だと思います。
我々は日々データを元に業務をしています。データから何を読み取り、そこから戦略を立てて次のアクションを起こして結果をみるー常にこの繰り返しです。だからこそ得られたデータからどんな課題を発見し、その課題解決をどうしていくのかが大切なのです。
こうしたスキルや素養を最初から身に着けておくことは難しいですし、一人でやりきるのは難しいと思っています。
だから勉強会や、リーダーやメンバー間で1on1をしてフィードバックし合いながら切磋琢磨しています。僕らは部署で協力しながら売上を出していますが、案件はそれぞれ個人プレーでもあります。チームプレーのいいところと個人プレーのいいところを組み合わせたい、その思いで積極的に事例共有や勉強会など知識の共有を行うようにしています。
「さらなる成長を」ー自分もチームも会社も“3者”が大きく飛躍してほしい
ー今後ご自身、そしてパフォーマンスマーケティング部としてさらに力を入れていきたいことはありますか?
私は自分の業務能力、とくにデータ分析と情報収集能力をメインに高めていきたいですね。もちろんまだまだ上げたい能力はたくさんあるのですが、まずは足元をもっと固めたいと思っています。
部署全体としては、個人の成長目標とチーム・部署全体の取り組みをバランスよく両立できる組織づくりを目指しています。
より具体的にいうと広告の成果データをより深く分析し、クライアントの事業成長に貢献できる具体的な戦略を立案する力を強化することが重要で、チームとしてはナレッジ共有をさらに推進し、営業力を高めることに注力していけるよう、環境を私もチームメンバーと一緒に整えています。
Web広告のトレンドは変化が激しいので、個人でやりきる限界があると私も思っています。だからこそ個人の経験や成功事例をチーム内で共有し、常に最新の知見を取り入れることで、より質の高い提案ができる体制ができるー私自身学ぶことのがまだまだ多いので、イメージが追いつかないことが多いですが、現場の私たちがより活躍できるように上層部が考え抜いてくださっている“安心感”を日々感じています。
ーご自身、そしてパフォーマンスマーケティング部として新たに挑戦したいことはありますか?
最近部署のマネージメント層とまさに「今後」について話をしていて、これまでのように案件ごと、クライアントごとだけでなく、より大規模なプロジェクトを推進できるようにして、組織をもっと大きく成長させたいという思いを聞きました。
もう少し具体的にいえば、複数の部署やチームと連携し、プロジェクト全体の進行管理や予算管理、リスクマネジメントをパフォーマンスマーケティング部がメインで担当する。より戦略的な視点をもって取り組むことで、組織全体の成功につなげたいーこういう話が先輩や上長とできる環境にも刺激をもらっていますし、私自身の目標でもあります。
ーではNDPマーケティングに対して期待していることはなんでしょう?
入社してから色々な経験を積むことができる環境にまず感謝しています。
これから会社自体が大きく飛躍していく“フェーズ”に入っていると思うので、その飛躍に向けてさらに新たな挑戦をして、今以上に大きく成長していくことを期待しています。
ー最後に、これからNDPマーケティングの入社を考えている方へメッセージをお願いします。
NDPマーケティングではたとえ経験が浅くても「成長したい!」という気持ちがあれば、挑戦する機会を与えてもらえる環境があります。
自分で何かをつかみたい、成長したいという方のご応募お待ちしています!