こんにちは!ナレッジコミュニケーションの採用担当です。
前回のDevOpsチームのインタビューに続きまして、今回はR&D戦略チームのインタビューの様子をご紹介します!R&D戦略チームのマネージャーの藤本と、メンバーの野村に聞いてみました!
1.ナレコムに入社したきっかけ
藤本:2016年3月にフランス留学から帰国した際に後輩から誘われ、代表の奥沢と会う機会がありました。当時熊本でクラウドやAIといった最先端の分野でワクワクするようなことができる企業を知らなかったため、興味を持ち、アルバイトとして入社することになりました。
入社してすぐ、MUFG様のMUFG Digitalアクセラレータ(https://innovation.mufg.jp/accelerator/)に採択され取り組み中だったため、プロジェクトに参加させてもらい、自社プロダクトであるナレコムAIの開発のサポートに携わりました。また、大学での研究(SLAM/電動車いすの自動運転)を活かして、自律移動型の見守りロボットを開発し、ロボデックス2017に出展するなど、1年目から様々なことを経験させていただきました。そして2年目からはR&D戦略チームのマネージャーに任命されるという経緯になっています。
野村:大学の企業合同説明会でナレコムのことを知りました。いろいろな企業を見ましたが、唯一ピンと来た企業でした。ほかの所は、「こういうことをやっています」等の説明だったのですが、ナレコムだけは「入社すればこんなことができます」という説明で、今後自分がやりたいことが出来ると確信して入社を決めました。
2.職場の雰囲気は?
藤本:現在熊本Lab.はAWS/Azureといったクラウド環境の構築や運用保守を担当するDevOpsチームと、新しい技術の研究開発や自社プロダクトの開発をメインで担当するR&D戦略チームに分かれて仕事をしています。R&D戦略チームは、自由に仕事ができ、新しいことにも挑戦できるため、とてもやりがいを感じています。HoloLensやWHILL Model CRといったデバイスの福利厚生もあるのが魅力的です!
野村:人と人との距離が、物理的にも精神的にも近いと感じています。雑談もそうですが、分からないことなど気兼ねなく聞け、会話もしやすい環境です。
3.入社時点でのITスキル
藤本:画像処理やコンピュータビジョン、制御工学が専門で、プログラミング言語はC/C++でした。クラウドやUnity、Pythonのスキルはほとんどありませんでした。
野村:大学の講義内容と、個人的な趣味の開発で、Unityを少し触っていました。簡単なゲームは作っていましたね。
スキルとしては、Unity、C#、VBAです。クラウドは触ったことはありませんでした。
4.どのようにスキルアップしたか
藤本:AI開発といえばPythonが人気だったため、入社してから使い始めました。ライブラリも豊富にあり短いコードで簡潔に書けるため、C/C++にはもう戻れなくなりました(笑)。
サーバーレス開発は、クラウドが得意な先輩とチーム開発をしたときに吸収しました。HoloLensアプリ開発コンテストで受賞した際に、サーバーレス構成なところが評価され、そのときからクラウド連携をかなり意識するようになりました。日々、様々なクラウドサービスを自分で触り、実際の案件を通して勉強していくことが成長に繋がっています。
HoloLens のMixed Reality パートナー(※1)になるため、マイクロソフト本社(シアトル)での研修では、デザインシンキングやデモの見せ方などの重要なスキルを学びました。
私の専門分野を活かして、いくつかクラウドAI案件を自分から進んでやることで、日本で唯一の AWS Machine Learning Consulting Partner の認定(※2)の取得にも繋がるなど、貢献しています。
※1:Microsoft Mixed Reality パートナープログラム 認定パートナー5 社発表!
https://blogs.windows.com/japan/2018/07/17/microsoft-mixed-reality-partnerprogram-4/
※2:ナレッジコミュニケーション、日本のAPNコンサルティングパートナーとしては国内初Machine Learning コンピテンシー認定
https://www.wantedly.com/companies/narekomu/post_articles/199713
野村:Pythonを使ったことはなかったですが、社内開発で扱うために学習し実際に利用するまでに成長することができました。業務以外の場面でも勉強会や社内の技術合宿、家でも触って慣れて覚えていきました。自分が作ったものが世に公開され、人に見てもらえる技術を体感し、勉強することが楽しかったです。アルバイトも自分からやるタイプの人が多く、刺激されて自分もやってみようと思ったこともありました。メンバーの影響で、新しい事にどんどん挑戦しようと思えるようになりました。
5.現在の業務について
藤本:HoloLensを用いて、技術継承やトレーニングを解決するためのナレコムVRという自社プロダクトの開発がメイン業務です。
HoloLensアプリ開発ではUnityのスキルが必須になります。また、ユーザーの3Dコンテンツを管理するWebアプリはDjangoというフレームワークを利用しています。バックエンドはAWS Lambdaや Azure Functionsといったサーバーレスアーキテクチャを利用しAPIを構築します。バックエンドをサーバーレスアーキテクチャとすることで役割分担が明確にできるため、開発効率が上がります。スクラムやアジャイルといった開発手法も取りいれています。
野村:自社プロダクトのナレコムAIの開発が主な業務です。
利用している言語は、Python、HTML、JavaScriptです。Djangoを用いて構築しており、バックエンドはAWS・Azureのサーバーレスアーキテクチャのサービスを使用して、Pythonで構築したり、クラウドから提供されるMachine Learningの機能を利用したサービス開発を行っております。
6.今後の目標は?
藤本:現在携わっている自社プロダクトが多くのお客様に評価されるサービスまで成長させたいです。世の中の役に立つものを作り、社会課題解決に繋がるものを研究開発したいですね。
野村:私もお客様に評価されるプロダクトを開発したいと考えています。デザインシンキングやスクラム開発を取り入れてユーザーが求めているものを素早く提供し、それを繰り返し、望むものをたくさん提供できるエンジニアになりたいです。
7.応募者の方へメッセージ
藤本:私が大事にしていることは常にアンテナをはり、新しい技術を取り入れることです。R&D戦略チームは新しい技術を調査し、自分からやってみようと思う人に向いていると思います。プロダクト開発に興味がある人に応募して欲しいです。
野村:自分から何でもやっていける人と仕事がしたいです。「こういう機能が欲しいから、こういうものを作ってみた」等、そういうのがあると面白いですね。
ナレコムでは、やりたいことがあればサポートしていきます!
自分で新しいものを作りたい、新しいことにチャレンジしてみたい、と思う方のご応募をお待ちしております。