こんにちは。
ナディアで広報を担当しています遠藤です。
この記事では、前回に引き続き、社内の最高位アワード「nadia design award2024」個人賞受賞者の声をご紹介したいと思います。
今回は「Creative Category」受賞者のインタビューをお届けします。
nadia design awardとは
受賞者インタビューのご紹介に入る前に「nadia design award」について簡単にご紹介したいと思います。
nadia design award2024は、個人賞と案件賞の2つの賞が存在し、さらに個人賞では、「Account Planning Category」「Creative Category」の2つのカテゴリーに分かれています。ともにクリエイティビティ、プロジェクトにおける創意工夫を競う「社内の」アワードとなっています。
nadia design award創設の経緯などは、こちらの記事でCCOの小川が語っておりますので、是非こちらもご一読ください。
nadia design award 2024
個人賞受賞者のご紹介!
さっそく「nadia design award 2024」の受賞者をご紹介したいと思います。
🌟EG Hirao Unit Leader Front-End Engineer 平尾 将之さん🌟
基幹系業務システムのSE、ゲーム開発、Webサイト制作などを経験ののち、2021年にナディアに入社。フロントエンドエンジニアとして、2024年からはユニットリーダーに就任し、チームを率いている。
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受賞者へインタビュー
では、さっそくインタビューをご紹介します。
このたびは受賞おめでとうございます!
エンジニアの初の受賞でしたが、受賞された時のお気持ちはいかがでしたか
受賞できるとは思っていなかったのと、前回は2位という結果だったこともあり、本当に嬉しかったですね。エンジニアでの初受賞も実現できて良かったです。NDAは各拠点をオンラインでつなぎ実施しますが、発表の瞬間は私が在籍する京都fragm.全体で大いに盛り上りました。
受賞した秘訣は何だと思われますか
題材に取り上げたプロジェクトは、クライアント様渾身の新商品を発表するWebサイトでした。お客様に対して、新商品の良さを強く訴求したい大変思い入れのあるプロジェクトでした。その想いをしっかりと形にするために、さまざまな工夫をしたことが結果的に社内の仲間たちからも評価されたのではないかと思います。
また、NDAにエントリーする際に皆が登録するプロジェクトの説明資料がありますが、その資料を作るうえで大切にしたことがあります。それは、制作で創意工夫したところについてエンジニア以外の職種の方にも理解してもらえるように、かみ砕いて説明したことです。私はエンジニアなので、内容がどうしても技術よりの話になってしまうので、技術的な部分についてもわかりやすくイメージしやすい画像や表現を使い、どの職種の方でも内容が伝わるように意識したところが良かったのかもしれません。
お客様の想いを実現するために、全力で取り組んだプロジェクト。
このプロジェクトを通じて、平尾さん自身が成長を感じられた瞬間などありますか
無事に公開し、クライアント様のお客様からの反応も良かったのですが、大小の失敗はありました。反省や学びはいろいろとありましたが、その中で一つ上げるなら、視野を一段階広げられたことです。
制作が進むと目の前の仕様の実現に注力しがちですが、実際にはクライアント様の担当者と一緒にものづくりを進めていきます。担当者の方も社内で案件を動かす立場ですので、その方が動きやすくなるように配慮、協力し合うことを意識すれば、クライアント様から信頼獲得に繋がると思います。
昨年の9月からはエンジニアグループのユニットリーダーにも就任されました。いかがですか
自分の担当しているユニットの特性を伸ばしていきたいと思っています。
また、チームでコミュニケーションを積極的にとるようにしています。ユニットのメンバーそれぞれがモチベーション高くいてほしいと思いますし、ユニットの想いと会社の想いがうまくマッチできるようなことをしていきたいと思っています。
ユニットのメンバーは、もともと制作が好きという方が多く、その手段としてWebやデジタルを活用したツールを使ってアウトプットすることが得意で、面白いと感じているように思います。そのため、技術的な新しい発見と何かを結びつけるような仕事をしていきたいです。
平尾さんにもこれまでに大きな失敗はあったのでしょうか
数えきれないくらい多くの失敗を繰り返してきましたが、一番強く残っているのは、ある病院の受付システムを作っていたときに、私のミスでシステムが止まってしまったことです。その影響で、患者さんは病院の受付で長蛇の列を作ることとなり、病院にも患者さんにも大きなご迷惑をおかけしました。 あの件は、いまだに忘れられません。
大きな失敗だけじゃなく、小さいものでも未だに日々あります。毎回ちょっとずつ反省しています。
NDAのエントリーを通じて、学んだことがあればお願いします
NDAのエントリーにあたり、自分が取り組んできたことをどうやって伝えるかということを毎回工夫しています。その結果が今回のこのような受賞につながったのだと思っています。次回に向けても、今回と同じく自分が取り組んだものを見ていただく方にうまく伝える工夫をしていきたいと思っています。
私はエンジニアなので、デザイナーの方々のように見た目のインパクトで勝負するのは難しいと思っています。ドキュメントも仕様的なことをわかりやすく説明する記述になりがちです。
しかし、NDAの投票は、エンジニアだけでなく、コーポレートやプロデューサーなどさまざまな職種の人が投票者になります。日ごろクライアント様とのやり取りがあるプロデューサーやディレクターは誰にでもわかりやすい表現が得意なのかもしれませんが、エンジニアはそういった機会が少ないかもしれません。そのため、NDAへのエントリーは社内の誰にでも、自分がやってきたことをわかりやすく伝えるための考え方のトレーニングにもなると思っています。そうしたトレーニングが、クライアントワークにおける相互理解につながると思いますので、この視点を大切に今後も取り組んでいきたいと思います。