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未経験ディレクターに告ぐ!WEBディレクターのプチ極意。

こんにちは、EPG(エンターテイメントプロジェクトグループ)の佐野です。

「WEBディレクター」という職種は、クリエイターからすると、キャリアアップの先の1つかもしれません。

ですが私は、デザインもコーディングもできない、いわゆる
「クリエイティブ未経験」でWEBディレクターになりました!

ナディアに入社してから、ディレクター一筋。
キャリアとしては5年目と、ベテランとは程遠いですが、されど5年!

1800日もWEBディレクター1本で生きていれば、木枯らしくらいの先輩風は吹かせられるかな、と思っております!(笑)

そこで今回は、私がクリエイティブ素人から5年で培った、
未経験でも大丈夫!WEBディレクターとしての「”プチ”極意」をご紹介したいと思います。

▼プチ極意その1【無知を恐れるな!無知こそ最大の武器!】


私がディレクターになった当初、一番不安で、コンプレックスだったのが、自身が「無知」であることでした。

でも今は、むしろ逆です。「無知」が最大の武器になりました!

駆け出しのころは「無知」がゆえに、作業者さんと必要以上にコミュニケーションを取らざるを得ない状況だったのですが、

これが結果的に、お客様・ディレクター・作業者間で案件理解に欠けることがなくなり、双方の認識齟齬を生まない、できる・できないのラインが明確になり、単なる橋渡しのような進行管理ではなく、
「関係者全員でものづくりをしている」感覚を持ち、持ってもらうことができました。

今でもこのコミュニケーション量が癖づいていているおかげで、
お客様からの大きなクレームや、作業者さんのモチベーションの低下につながる認識齟齬や大幅なリテイクなどは起こしていないな、と自負しております!

もちろん、今でもわからないこと、知らないことはまだまだ多くはありますが、包み隠さず、うやむやにせず、全員の理解・共通認識を持って、全てをクリアにした状況で進行するように徹底しています!

無知を恐れるな!無知こそ最大の武器!です!

▼プチ極意その2【「それってつまり、こういうことですか?」誰もが知ってるワードでの復唱は無敵のエビデンス!】


デザインのオーダーにおいて、しっかりとリファレンスを用意してくださるお客様もいれば、
「○○感」というざっくりとしたキーワードや、なんとなくの世界観でオーダーを頂くこともあると思います。

そんな後者の場合、私は必ずその場で、誰もが知っているワードや、イメージしやすい参考例で核心をつくようにしています。

例えば!
お客さんから「異次元なイメージにしたい」とオーダーが来た時。

一言に「異次元」とはいえ、世の中にはいろんな「異次元」がありますよね。

そんな時私は、
【異次元、、、、
それってつまり、「バック・トゥ・ザ・◯ューチャー」ですか?
それとも「◯ラえもん」ですか?」】


と、誰もが知ってるワードで例えることで、無敵のエビデンスを取りにいきます!

こうすることで、曖昧だった世界観や、キーワードの核心をつくことができ、次の参考サイト、参考画像などのリファレンスが探しやすくなります。

サイトの挙動や、アニメーションについても、同様の手法をとります。

ここのベースのワードを制作における軸として捉えていれば、
これもまた、お客様・ディレクター・作業者間で共通認識の元で案件進行ができ、無駄な時間の浪費、コストを削減できます!

つまり、「それってつまり、こういうことですか?」
誰もが知ってるワードでの復唱は無敵のエビデンス!です!

▼プチ極意その3【「Noと言わない」のではなく「Noと言わせない」】

あ、これは高圧的な態度で、、、という意味ではありません(笑)。

自分自身で「Noと言わせない」環境を作るのです!

お客様から圧倒的無理難題を出された時。「NO」とは言えない・・・
作業者さんから、対応が難しいと言われた時。「NO」と言われてしまった・・・

こういったケースはよくあると思います。
そんな時は私は、お客様と作業者さんの双方に、必ず選択肢を複数用意します!

・Aを100%にする分、ひとまずBは70%状態とさせていただけないか
・A/Bどちらも80%状態で、残りの20%は後追いできないか
・Cという手法はどうだろうか?

こうすることで「Best」は獲得できずとも、「Bad」を避け、「Better」に持って行くことが可能になります。

私は、お客さん・作業者さんとの関係値において、「NO」こそが最大の地雷だと考えております。

「Noと言わない」のではなく「Noと言わせない」!

これが、ピースフルに案件を進行する鍵です!

さいごに


今回は、私の経験談や、日々意識していることをベースとして、クリエイティブ未経験のディレクターさんや、その候補となる方々に向けて記事を書いてみました。

あまり精緻な内容ではないですから、こいつ、ディレクターとしてはまだまだだ!と感じた方もいるかもしれません。

ですが、難しいことを語るよりも、まずこの極意を胸に制作ディレクションしていければ、きっとお客様や作業者さんと、ピースフルに案件を進行できると思っております!

クリエイティブは人と人が創り上げるもの。

すなわち、人と人との関わり、コミュニケーションの結実です。

だからこそ、これからも私は、
知識、技術、役職にとらわれず、「ピースフル」に「コミュニケーション」を大事に日々過ごしていける環境作りを目指したいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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