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【インタビュー#1】WEBディレクター歴10年に聞いてみた!ディレクターってどんな仕事?

n2p社内インタビュー第一弾!
初回は歴10年のベテランディレクター、篠宮理一さんのインタビューです。

【プロフィール】
篠宮 理一
2012年入社
デジタルプロダクション事業部 / Webディレクター

1. 一貫してあったのは「ものづくりがしたい」という強い意思

ー n2pへの入社経緯をお聞かせください。

就職して一社目は中古車販売業のWEBチームで運用を担当したのですが、運用よりコンテンツの作り方に興味があったので、その後は出版会社に就職しました。
出版会社でコンテンツの作り方を学んだ後は財団法人のようなところでアルバイトをしていました。
社員になる誘いもありましたが、デジタルに興味があったので規模を問わずデジタルでものづくりができる会社に行こうと思い、n2pに入社を決めました。


2. 想像していなかったディレクター人生の始まり

ー ものづくりに興味があったから「Webディレクター」という職種を選んだんですね。

いえ、初めはコーディングがやりたいと思い入社しました。
というのも、コーディング能力があれば自分でなんでも作れるし、自分でサービスを起こせると思って。しかし、烈さん(社長)にディレクターを勧められ、気づいたらディレクターになっていました(笑)
向き、不向きみたいなのは入ってみないとわからないものですね。


3. 可能な限りどう「こだわるか」がディレクターの腕の見せ所

ー ディレクターはどんな人が向いていると思いますか?

「こだわりがある人」が向いているのは間違いないね。ディレクターはものづくりだから。
例えばサイト内のボタンのグラデーションとか、細かいところまで自分のこだわりがある人でないと、ふわっとしたものができる。ふわっとしたものができると社内のレベルも上がらない。
逆に、お金や実際の効果に徹底的にこだわるのがプロデューサー。ディレクターはそこを考えない代わりにものづくりにこだわらないといけない。
ただ難しいのは、こだわる上でも予算や期間、リソースという条件を無視できない点。
例えばお願いしたい人がいても忙しくて確保が難しかったり、すでに支給されるデザイン素材が決まっていて、クリエイティブディレクションの幅が効かせづらい、という案件はある。
できる範囲内で模索することが重要ですね。



4. 持ち前の武器を生かした独自のディレクション術

ー 篠宮さんご自身のディレクションスタイルは、他のディレクターと比べてどんな強みがあると思いますか?

私は接客、営業よりなので一つのクライアントとリレーションを作って売上をあげる、お客さんを温めることが得意。もともと性格的にサービス精神が強め、というのはあります。
ただ、いいよいいよばかりしているとビジネスとして成り立たないことがあるので、バランス感覚は必要ですね。


5. クライアントと気持ちよく仕事をするための流儀

ー お客さんに嫌な思いをさせないためには何が大切だと思いますか?

まずは共感力じゃないかな?
相手の気持ちになってクライアントがいかに楽できるかを考える。課題は何なのか、何が分かっていないかをクリアにする。
次に、基本知識だったり最新情報をキャッチアップすること。知識がないとデザイナー、エンジニアから舐められて適当なモノを出されるので、勉強は必要。
情報をインプットして色々なことを理解できるようになるとどこに困っているのかが見えるし、自然とそれに対する解決アイディア・提案ができてくると思う。
ただし、あくまでも重要なのは、こういうものをを作りたい!というイメージング力と成果物が十分イケてるか判断する審美眼。


6. これから勉強する人に伝えたい!篠宮流ディレクション学習術

ー 篠宮さんはどのように最新情報をインプットされていますか?
また、これからディレクションを学ぶ人は初めにどんな情報をインプットしていくべきか教えてください!

SNSは最近アカウントごとにAIがコンテンツをセレクトしてくるので、複数アカウントを使っています。
初めの2-3年は修行ですね。教えてもらおうというスタンスではなく、自分で取り組んでいくしかない。
何かものを作ってみると良いと思いますよ。
例えば自分ひとりの手で「サイトを作ってみる」となった場合、サーバーを借りたり、ドメインを取ったりする必要が出てくるのだけど、メールサーバーってなに?サーバーってどう借りるの?とか、分からないことがたくさん出てくる。
それは当たり前で、むしろどんなところに躓くのかを明確にするっていうのが重要で。デザインからhtml化するのに、どんな工程があるの?何が必要なの?というのはやってみないと具体化されないものだと思う。ただ漠然と分からないというのではなく、何が分からないのかが明確化されればディレクションのレベルも変わってくるはず。
あとはかっこいいサイトをたくさん見て、そのサイトがどのような機能をどのように実装しているか分解する。ある程度自分でhtmlなどを学んで取り組んでいけば自然と上達します。


7. n2pで働く魅力

ー 10年間働いてきて思う、n2pでWebディレクターとして働くアピールポイントは何ですか?

小さい会社だからこそ、全ての行程をみることができる点だと思います。
大きい会社だと営業とディレクターが分かれていて、ディレクターはお客様に会わないことも多いんです。しかしn2pのディレクターは営業の役割もします。提案から参加できるというのは、企画から携わりたい人にとって非常に魅力的だと思いますよ。


8. こんな人に是非来てほしい!

ー どんな人がn2pのWebディレクターにマッチすると思いますか?

■他業界でディレクター・制作進行経験のある人
■コーダー経験者で組織人として生きていきたい人/マネージメントをしたい人/PMや技術提案をしたい人
■デザイナーで、プランナーなどに幅を広げたい人
■営業経験者で、業界や内容などで先が見えないと感じている人
(且つ、ものづくりが好き/デジタル業界への転職を考えていてスクールに通っている人)


9. Webディレクターってこんな経験もできるんです。

ー 最後に10年間やってきた中で記憶に残っているお仕事、是非お聞かせください。

二つありますね。
一つ目は自社でTシャツの立ち上げからクローズまで携わった案件。(詳細は下記)
プリント会社と協力して、Twitter/SNSの広告活動のみでの売上向上プロモーションをしました。バズったりバズらなかったり、フォロワーが増えていくと売り上げがアップするのが面白かったですね。
二つ目はやらかしてしまった案件で。車を使う撮影の案件で、私が前日に車を借りたんです。
ところが当日寝坊してしまい……中野から鎌倉まで、真っ直ぐな湾岸線をAudiでぶっ飛ばしました。
クライアントが着く前に間に合いましたよ。楽しかったです(笑)

【T1200概要】
2012年8月15日にオープンしたオリジナルプリントTシャツ制作サイト。
オリジナルのTシャツを格安、かつ一枚から制作可能。
注文は全てオンラインで行い、わかりやすい値段設定と注文方法で初心者も安心して制作することができる。
株式会社NONAME Produce運営。(2020年5月終了)

篠宮さん、ありがとうございました。
現在、n2pではWebディレクターを募集しております!
少しでも興味がある方、話を聞きたい方、是非ご連絡ください

次回は村上社長、そしてn2pで働く若手インターン生2人にインタビューします!



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