制度はやってはいけないことを縛るだけ。できないことができるようになる魔法ではない | N2i Recruit Blog
こんにちは。N2iの広報担当です。先日代表の篭橋から第2四半期の振り返りが寄せられました。https://www.wantedly.com/companies/n2i/post_articles...
https://www.wantedly.com/companies/n2i/post_articles/146532
このフィードは、昨年12月20日に掲載したkagologからの転載です。
12月13〜14日の二日間、社員全員で初めての合宿を行いました。
こちらでも書いたように、ハイスピードで採用した即席のメンバーで事業をこのまま行うことに限界がきていて、マインドセットとN2iのこれからについて2日間みっちり話し合いを行いました。
いろいろな会社で合宿は行われていて、目的も様々だと思いますが、今回設定したテーマは「N2iの今とこれからを共有して、みんなが本当の意味で創業メンバーになってほしい」ということ。
我々は、まだまだ風が吹けば飛んでいくような零細企業で、ちょっとでもつまずくとすぐに状態が悪化すると思っています。逆に身軽な組織なので、やることを集中させれば意思決定も早く、大企業に比べ、圧倒的なスピードが出せる。「どこに向かっていくのか」を共有し、「今やるべきこと」を全員が共有することでそのスピードが上がる。そんな目的を持って、カンヅメで合宿を行いました。
慰労会的な要素は一切なく、深夜まで全員でひとつの事を議論し、答えを出すようなプログラムにしました。そして、実際に答えを出して、翌日から実行できるようになりました。
やって良かったこと、悪かったことをまとめます。
「風通しが悪いと思う人?」という質問に8割の手が上がりました。(内心びっくりしました。)
N2iの10ある行動指針のうちの一つに「思いやりと素直さを持って、はっきりと本音で会話する」があります。
といったことを陰で言ってみたり、言えなかったりという話はどの企業でも「あるある」かと思いますが、N2iでは「言わないは無し」となります。
最近、こういう含みや忖度は「遅れと低クオリティしか生まない」と思っていて、即席のメンバーだからこそ、本音で話す文化を作りたい。思いやりと素直さを持って。
N2iでは、セールス、コーポレート、ノリスケ、AI、ディレクターの各チームで構成されています。受託と自社開発を行っているため、他の人の仕事が見えない部分も多々あったので、改めて何をしているのか、会社でのその役割って何なんだっていうのが共有できたと思います。
代表の私自身が思っている問題点とメンバーが問題だと思っている点が全て同じでないことは分かっていましたが、共通の問題点の重度と目線が違うことが明確になりました。この違いを埋めることで共有認識になったかと思います。
(*KPT=組織の仕事の進め方を確認し、ふりかえりを行うためのフレームワーク。詳しくはこちらをどうぞ)
なぜN2iを設立したのか、私の生い立ちから順を追って話しました。そして、なぜIPOを目指しているのか。なぜAIなのか。そういうことが聞けて良かったとのフィードバックもあり、話をして良かったと思います。
2チームに分かれて議論をしていたのですが、それを途中で統合してしまったため、アウトプット先が分からなくなって、考える方向性がカオスになってしまった。
これは申し訳ないと思っています。次回の改善点。もう一つレイヤーを分けて、アウトプットすることを決めておかないといけない。
まだまだ風が吹けば飛んでいくような零細企業ということは皆が認識している中で、その部分を強調しすぎて、もうすぐ潰れる印象を与えてしまったかも。
安心してください。まだ当面潰れないです。今回は、全体的に言葉選びもちょっと過激な言葉を敢えて選んでいたので、ネガティブな気持ちにさせてしまってすみません。
合宿をしてとても良かった。 初めてということもあり、運営的なところでしくじった感はありますが、しっかりと一枚岩になれたのではないかと思います。
また、どうしてもエンジニアとビジネス側は分かり合えない部分が各社あると思いますが、まず人として共有認識が取れたので良かったと思います。
これも人は忘れるし、環境も変わるし、定期的に行いたいです。
今回はここでやりました。ほどよく遠くて、23時以降は外に出れないといった点が、逆に集中できて良かったです。
Kago