- Web エンジニア
- テクニカルディレクター
- Webエンジニア
- Other occupations (1)
- Development
- Business
こんにちは。株式会社ムーブの三苫です。
新型コロナウイルスの影響により、弊社では4月上旬より全社でリモートワークを行っております。
今回は、弊社がリモートワーク導入に伴い行ったこと、働き方の考え方についてお伝えしていきたいと思います。
外出自粛要請の発令以前より、働き方の多様化によってリモートワークを導入する企業は増えている印象でしたが、弊社では基本的には社員がオフィスに出社して仕事をすることを大切にしていました。
お互いの顔が見える距離感で働くことでコミュニケーションが取りやすく開発効率が高まるほか、何気ない会話から偶発的に生まれるアイデアもあると考えていたためです。
しかし、今回コロナウイルスの脅威は無視することができないほど大きなものとなり、弊社でも何かしらの対応が必要となりました。これまでも、台風や家庭の事情などのイレギュラーな場合に社員のリモートワークを認めることはありましたが、全社員がフルリモートで働くのは全くの緊急対応です。
全社的なリモートワーク実施にあたり、以下のようなルールを設けて行っています。
・朝9時よりオンラインで朝礼開始
・質問があるメンバーは Slack で聞くか、該当するチャネルに zoom MTG の URL を共有する
・外出時や退社時は特に Slack で共有する必要なし(ただし、長時間席を外す場合は関係者に共有する)
(zoomでの朝礼の様子。デバイスを変えた際に稀に同じ人が2人いる現象が起こるようです!笑)
リモートワーク開始後は、Slack を中心にコミュニケーションを取りつつ、テキストで伝えにくいことはオンラインミーティングを実施する方法がスタンダードになりました。
今までリモートワークをしていなかった多くの人や会社に共通すると思われますが、オフィスに居合わせていたらすぐにその場で簡単に話せることも、わざわざ文字に書き起こしたりオンライン会議を開いたりする手間がかかるという声は幣社内でも挙がりました。
一方、裏を返せばその点以外に困ることもなく、リモートワークで仕事をすることに予想していたよりも支障を感じなかったというポジティブな反応も多くを占めています。
今回は必要に迫られ導入したリモートワークですが、現在、外出自粛要請の解除後もリモートワークの制度を設けること、またその場合どのように運用していくのかを検討中です。
また、リモートワークに伴う取り組みとして、4月30日にはコロナ禍手当と称し全社員に一律3万円を支給しました。4月中旬の時点で当時5月6日までとされていた外出自粛要請の延長が予想されたほか、社員同士の会話のなかで「作業用の椅子を変えたい」「自宅のモニターが使えなくなってしまった」といった声が見受けられたためです。
仕事の生産性を上げるための環境改善はもちろん、自粛で溜まった疲れを癒すために有意義に使ってほしいと考えています。作業環境に困っていない社員は、家族とのちょっと豪華な食事やゲーム用 PC などに充てたようです。
社員やチームの生産性を向上させることでより高いパフォーマンスを発揮できるよう、今後も会社としてできる施策やベストな働き方を可能な限り取り入れていく予定です。
新型コロナウイルスの猛威が収束し、安全に過ごせる日常が一刻も早く戻ることを願っております。