Webと映像のプロダクションカンパニー、株式会社MONSTER DIVE(モンスターダイブ)のHR担当・SUUです。
今年の5月、Wantedlyさんの「写真撮影オプション」を利用してスチール撮影を行いました。皆さんにご覧いただいているこのWantedlyのページや、自社サイトのRECRUITページ(採用サイト)にある“写真”をまるっと更新しました! 今度は“動画”を一新します!
ということで…今回も裏話を織り交ぜながら、準備を進めている社内撮影の様子をお届けいたします!
人事担当者がスマホで簡単撮影!
昨今、スマートフォン(iPhone、Android)のカメラ機能が向上し、気軽に高画質の撮影が行えるようになりましたね。スマートフォンがあれば、誰でもキレイな動画が撮れるということです!
「私にもできるかも!?」と思いカメラマンに挑戦することに。結果、今回の動画では大半の撮影を人事の私が担当しました! はじめの頃は少し緊張しましたが、身近なスマートフォンを使用したのであまり心配することはなく、思いの外、スムーズに撮影することができ良かったです。
もちろん、撮影後の動画編集は、映像制作を手掛けている当社LIVEプロダクション事業部のメンバーにお願いしました(笑)。やはり、社内に映像のプロフェッショナルがいると心強いです!
▼撮影の準備
1:コンセプト決め
動画のコンセプト(キャッチコピー)を決めることから開始します!
コンセプトを決めることで、撮影するシーンが想像しやすくなり、また編集後に1本の動画として見た時に“まとまり感”を感じることができます。
いろいろと考えましたが、当社らしいコンセプトということで…「よりよいモノづくりは、はたらく仲間づくりから始まる」を継続することに決定!
2:撮影シーン決め
コンセプトをもとに撮影シーンを洗い出し、リスト化します。
MONSTER DIVEってどんな会社だろう…入社後の雰囲気を伝えやすくするために、社内スタジオや社内イベントを中心に撮影シーンをリストアップしました。
・社内イベント(ウェルカムLT、HeyTacoディナー)
・仕事風景(撮影スタジオ、打合せ)
・会社から見える景色
などなど…
POINT▶ あらかじめ、大まかな作品時間を決めておくと必要なカット数も分かり、リスト化しやすくなりますよ。(例:60秒動画であれば、10秒×6カット+予備3カット など)。
3:撮影リスト(香盤表)作成
簡単なリストを作成するため、撮影に参加(出演)してもらうメンバーや撮影日時(仮日程)を書き出します。
みんなをいっときに集めるのって、実はけっこう調整が手間ですよね。ですから、会議室のシーンは “定例会” が狙い目です。日程も参加メンバーも決まっているので、大きな調整が要りません。定例会終わりの5~10分で撮影させてもらえるよう事前許可を社内で取れば調整完了です。
また、社員が撮影を行う場合は、余裕を持った撮影日程にすることをオススメします。万が一の撮り直しなどに柔軟に対応でき、撮影初心者でも安心して撮影することができると思います。
POINT▶ 撮影場所に窓がある場合は、午前中の撮影をオススメします! 午前中は窓から見える景色が明るいので、快活で爽やかな印象の動画を撮ることができます(逆光にはご注意ください)。また、夕方から夜の撮影は、部屋全体の色合いが暗く映りがちです。そして夜の窓には室内の光景が映り込みやすいので、ブラインドをしめるなどの対応が大切です。
4:動画制作メンバーと打合せ
動画を編集してもらう担当者と、どのような動画を作るのか、打合せをします。
・動画の仕上がりイメージ(コンセプト、おおよその作品時間)の確認
・撮影シーン/カットの確認
・撮影日程の確認
・編集日程の確認
動画の仕上がりイメージなどを共有することで、編集作業もしやすくなります。また、いろいろなメンバーと会話をすることで、追加をしたい撮影シーンや撮りた溜めた社内動画を発見したり、新たな気づきがあります。
実際、メンバーがiPhoneに個人的に撮り溜めていた社内の動画も提供してもらうことになりました。自然体のショットで、もしかすると一番良い画になるかもしれません(笑)。
5:社内アナウンス
撮影内容が確定したら、撮影に参加(出演)してもらうメンバーへ連絡します。
各自、業務や休暇の予定もあるので参加の可否を確認し、「撮影リスト(香盤表)」を最終調整します。そして、参加者が確定したところで、服装や用意してもらうもの(小道具など)を伝えます。
POINT▶ 特に執務エリアで撮影する場合は、有名なキャラクターや競合する企業商品などが映り込まないよう事前に片付けておくことを、社内にアナウンスすると良いですね。
6:事前準備 ①
会議室などの大型モニターやPCを利用する場合は、画面に投影する画像(会社ロゴなど)の事前準備も必要です。撮影シーンの設定によっては、自社サイトのTOP画面などを使用することで事前準備の必要が無く、手軽に撮影ができます。
POINT▶ 使用画像の詳細を「撮影リスト(香盤表)」に表記しておくことをオススメします。
7:事前準備 ②
使用するスマートフォンの設定(画角、解像度、フレーム数、色味 など)を確認します。
スマートフォンはメーカーによる色味(明るい、暗い、青い、暖色が強いなど)や機能(広角撮影)が異なります。また、カメラマンが複数いる場合は、スマートフォンの機種ごとにデフォルトの撮影設定が異なるので、設定を揃えるのを忘れないでくださいね。
撮影日まで日にちがある場合は、事前に撮影場所でカメラアングルの確認や窓への映り込みチェックをしておくと、当日の撮影がスピーディーに進みますよ。
裏話にはなりますが…私のAndroidスマホは、色味(撮影した動画が全体的に暗い)と画質(ザラツキ)に問題があり、今回、会社のiPhoneで撮影をすることになりました。事前準備の重要性を実感しました。
▼撮影当日
「撮影リスト(香盤表)」に沿って撮影します。
事前に「撮影リスト(香盤表)」が完成させており、参加者(出演者)へも詳細を連絡をしていたので、撮影はスムーズに終了!
社内のWebデザイナーや撮影技術メンバーから、“会議室の座り位置(高低差順に座らせる)”や“カメラワーク”のアドバイスをもらい、とても良い画を撮影することができました。
ここで少し…今回撮影したカットをご紹介しますね。
▼AスタジオでのLIVE配信準備
社内スタジオでの実際の準備風景です。本番に向けて、スタジオでは入念な準備が行われています。
これぞ「撮影技術」といったショットが撮影できました。
ケーブルを壁に沿って、丁寧に這わせています。現場感が伝わってきますね。
▼会議室での打合せ
社内打ち合わせの様子です。全面ブルーのこの会議室は、思いのほか集中することができ、会議やスタジオの控室としてレンタルでご利用いただけます。
▼HeyTacoディナー
「ありがとう」の気持ちをタコスで贈る!という趣旨で行われている制度。社内Slackの専用チャンネルでメンバー同士がタコスを贈り合い、贈られたタコスの数によって「豪華ディナー」など特別感のある「ボーナス」として還元しています。今回は、そんなディナーのひとコマです。
などなど…
メンバーの協力のもと、撮影はスケジュール通りに終了しました!!
▼編集作業
これから、編集作業が始まります!
公開されたらまたこちらのストーリーでお知らせしますので、楽しみにしていてください!
To be continued...
< まとめ >
採用における広報活動は社内の協力無しではできません。
今回、メンバーたちがしっかり協力してくれたので、撮影がスムーズに進行して、リアルな現場を撮影をすることができました。「よいモノを作りたい!」と協力をしてくれたメンバーたちに感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、これから一緒に働く“あなた”に、当社で働くイメージが少しでも伝わると嬉しいです。
今回の記事が、少しでも皆さまの転職のお役に立てば幸いです。