こんちには!デザイナーの木原です。
今回は弊社の女性取締役であり私の上司でもある小澤朋代さんにインタビューしました!
<プロフィール>
小澤 朋代(おざわ ともよ) 2013年パペルック(株)に参画、写真アプリ「papelook」のコンテンツ制作やサービス改善を担当し全世界2000万ダウンロードを達成。2015年3月に美容メディアFAVOR(フェイバー)を立ち上げる。現在は月間120万人が利用するまでに成長し、外資系から日本の大手化粧品ブランドまでクライアントの担当している。
FAVORを立ち上げたキッカケを教えてください!
小澤:2014年の秋、コラージュアプリpapelookを運営していた頃に調査の一環でロンドンを訪れたことが大きいと思います。
当時、海外のビューティー系YouTuberさん達が、YouTubeやブログといったネットの世界を飛び出し、本やコラボ商品を発売して盛り上がりを見せていた時でした。
古くからある雑誌や美容家さん、TVで目にする有名人ではなく、20代の普通の女の子の個人の意見やコンテンツが世の中の人に求められ、大きな影響力を持ち、そしてそれが仕事になっていることに大きな衝撃を受けました。
これからは等身大の意見や、より自分ごと化出来ることが大事だなと。
海外と同じようにやってもスムーズに行かないのが日本市場。海外のいいところを取り入れつつ、日本のユーザーに受け入れられるサービスとは何か日々考えています。
◎ イギリスの駅ナカでポスター貼られていて勢いを感じた方
https://www.youtube.com/user/zoella280390
◎ 現在も情報を追っているユーチューバーさん
https://www.youtube.com/user/FleurDeForce
https://www.youtube.com/user/niomismart
一番大変だったことは?
小澤:FAVORのビジネスモデルは広告収入です。立ち上げて2年くらいは全く無名で、クライアントさんのところに行ってもサービスを理解してもらえない。
ユーザーも劇的に増える訳でもなく、自分がやっていることに意味はあるのか?果たしてユーザーや社会に価値を提供出来ているのか?と思いながらもやり続けることだったかなと思います。
メディアなので365日記事を更新しています。最初の2年半くらいはとにかく人が少なくて、自分が走り続けないとサービスが止まってしまう。
年末年始、GWなど連休中はとにかく記事の制作が間に合わず、駅のホームをPC片手に編集をしながら歩いている時もありました。今は人も増えたので、みんなにお任せしてしまってます!
今後更に挑戦していきたいことはありますか?
小澤:働く環境づくりなどを積極的にやりたいですね!
職場は女性が約8割、3分の1 が海外出身の方。小さいお子さんのいるママさんもいらっしゃるので、ライフイベントに合わせてみんなが働きやすい環境作りを目指していきたいです。
また、チームも徐々に大きくなり、意思疎通の仕方も変わってきました。個々の力が十分発揮できるように取り組んで行きたいです。
今まで、コスメメディアの立ち上げ、運営、広告の制作、営業など、全て初めてのことに0からチャレンジしてきました。例え壁を感じたとしても、引き続き新しいことを吸収しながら日々挑戦です!
前職を辞めたきっかけを教えてください
小澤:新卒で入社し、3年経った時に成長やチャレンジをしたいと思ったんです。当時はチャレンジする機会がめっきりなかったので将来働き続けるならもっと成長出来る環境に身を置きたいと思ったんです。
転職して感じたギャップはありますか?
小澤:チームが小さいからこそ大企業では感じられないスピード感があることです!新しいアイデアや改善案も、意見を出せばすぐ反映していけます。アイデア出しから、実際にユーザーさんが目にするまで、わずか数時間ということも。
あとは全てが0からのスタートであること。マニュアルもなければ、経験者もいません。
前職は大企業の金融機関だったため、ちゃんとしたマニュアルもあったし、分からなければ隣にいる先輩にすぐ聞いて教えてもらえる。一方今は、前例のない中とりあえず手探りでやってみるため、失敗も多々。ルールに沿っていることや正確さを求められる金融の仕事とはかなりギャップを感じました。
また自由度も高いため、クライアントさんにも、ニーズに合わせて寄り添ったサービスの提供が出来るのも大きな違いかなと思います。例えば、この雑誌とコラボしたいというアイデアが出れば、新しくその雑誌とビジネス連携するなど、新しいメニューもどんどん開発しています!
キャリアチェンジや就活で悩んでいる方にメッセージをお願いします!
小澤:あまり考えすぎずに、自分の興味があることにまずは真剣に取り組んで見ましょう!
私の場合、「これがやりたい!!」という強い思いが最初からあった訳ではなく、目の前にあることに真剣に向き合ってたらいつの間にか夢中になっていたタイプです。
特に女性には結婚や出産などライフイベントがあるので、就職活動をしている学生のうちからキャリアについて考えることが多いと思います。もちろん早くから将来のことを考えていることは良いことだと思います。
ただ、人生何があるかわかりません!ライフプランを決めてそれ通りに過ごすよりも、先のことを考えすぎずに、自分のやりたいことにどんどん挑戦してみるのもいいですよ!
挑戦してから考えるのも選択肢の1つだと思います。見える景色も、挑戦する前と後、20代と30代とでは変わってきますよ。
木原:挑戦し続ける姿勢に感銘を受けました。新しいことにどんどん挑戦していく小澤さんの働き方に憧れます。キャリアチェンジしたからこそ違う視点から物事を見れるのは大きな強みですし、カッコイイと思います。お忙しい中インタビューへのご協力ありがとうございました。
これからも社員インタビューシリーズを定期的に更新しますので、是非チェックしてみてください!
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