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【社員インタビュー】「この仕事は人助け」─ 創業初期から会社と共に歩んできた営業部長が語る、モバーシャルとは?|岡谷 敦 [Atsushi Okaya]

こんにちは!人事担当の湊です!
今回は、モバーシャルの創業初期から会社と共に歩んできた営業部長の岡谷敦さんにインタビューしました。2010年の入社以来、営業からプロデューサーへと役割を変え、モバーシャルの成長を支えてきた岡谷さんに、映像業界への想いや会社の変遷について伺いました。

Q: モバーシャルとの出会いについて教えてください。

A: リーマンショック世代で漏れなく就職難だった私は、2010年に国の中小企業支援施策を通じて、半年間の研修生としてモバーシャルに入りました。当時は掃除をしたり、土日も出社するなど、とにかく会社に貢献して価値のある人間だと認めてもらうために必死でしたね。その甲斐あってか、2011年1月に正社員として採用されました。モバーシャルは2007年創業なので、私が入社した時は設立から3〜4年経った頃でした。

Q: 入社当初はどんな仕事をされていたのですか?

A: 主にテレアポや飛び込み営業をしていました。当時の主力サービスは、9万5千円で2時間の撮影をして2週間後に納品するというパッケージ商品でした。QRコードで動画を閲覧できるサービスも月額5千円で提供していました。ただ、YouTubeが普及してくるにつれて、このビジネスモデルは徐々に厳しくなっていきました。

Q: 営業からプロデューサーへの転換はどのように生まれたのですか?

A: 当初、会社には「営業」と「制作」しかなく、プロデューサーという役職はありませんでした。営業は案件を取ってくるだけで、制作部がプロデューサー兼ディレクターとして機能していたんです。自分が営業として取ってきた仕事と、制作部に任せる仕事の間に距離感があることに違和感を感じていました。もっとクリエイティブな過程に関わりたいという想いから、プロデューサーという役割を考えるようになりました。この考え方が徐々に浸透し、現在のプロデューサーの役割が生まれました。

Q: 映像業界を選んだ理由は何ですか?

A: 元々は広告代理店に行きたかったんです。大学ではマーケティングを学び、ブランディングに興味を持っていました。中学生の頃に見たビールのCMが印象的で、その10年後に自分がそのビールを選ぶようになった時、広告の力を実感し、実はコピーライターを目指して専門学校にも通っていた時期もありました。映像制作を通じて、広告やブランディングの仕事に携われることに魅力を感じたんです。

Q: モバーシャルの設立当初から変わったことと変わらないことは何でしょうか?

A: 大きく変わったのは、プロデューサー制度を確立したことと、3〜4年前から制作プロセスを見直し、利益計算などもしっかり考えるようになりました。結果的に、人員は以前より少なくなりましたが、利益率や効率は向上しています。

今年度からは、チーム制を導入し、新たな体制での業務が始まりました。モバーシャルの良さとクラシカルな価値観を残しつつ、映像制作会社として成長するための利益追求や広告仕事の確保といった要素をバランスよく両立させることができると考えています。

Q: モバーシャルの強みはどこにあると思いますか?

A: 人がいいことが最大の強みです。単に良い人が多いというだけでなく、自己実現に向けて熱量を持った人たちが集まっていることが特徴だと思います。

特に私たちの会社では、自己実現の方向性がクリエイティビティや物作りに関わることが多いので、それが直接ビジネスの価値になる可能性があります。自己実現に向けたパッションが金銭的な価値に直結する可能性があるのは、表現やコミュニケーション領域を扱う会社の良いところだと思います。

Q: 印象に残っている案件を教えてください。

A: 入社から間もない頃に担当した、あるデジタルカメラメーカーの案件が特に印象に残っています。複数のクリエイターやアスリートにカメラを渡し、それぞれの視点で映像を撮影してもらうプロジェクトでした。当時はプロデューサーアシスタントやPMをつける文化もなく、多数の制作進行を一人で担当することになり、スケジュール管理などでかなり苦労しました(笑)。でも、様々なジャンルのクリエイターと仕事ができ、多様なロケーションで撮影するなど、内容自体は非常に刺激的で楽しかったです。この経験から「自分にもできるかも」という自信も生まれました。

Q: 岡谷さんにとって、この仕事はどんな存在ですか?

A: 「広告の仕事は人助け」という私の尊敬しているPの言葉を借りて、「プロデューサーの仕事は人助け」だと思います。クリエイターは作れる、カメラマンは撮れる、演出家は演出できる、その能力を人助けに使えるのが私たちの仕事だと考えています。

また、「どうせ使うお金なら知ってる人、または仲が良い人に払いたい」という感覚も大切にしています。キャスティングや発注する際に、信頼関係のある人と仕事をすれば、現場も楽しくなり、結果として仕事の質も向上します。結局のところ、信頼とリスペクトが全ての基盤になるのではないでしょうか。

創業初期から会社と共に歩み、営業からプロデューサーへと役割を変え、モバーシャルの成長を支えてきた岡谷さん。「この仕事は人助け」という言葉からは、クリエイターとクライアントの橋渡しをする喜びと、人と人との繋がりを大切にする姿勢が伝わってきます。

岡谷さんのような情熱あふれる先輩社員と一緒に、あなたも映像制作の世界で新しい挑戦をしてみませんか?モバーシャルには、あなたの熱意と創造力を活かす機会が待っています。

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