顧客と製造現場を繋ぐ──"meviy"パートナーサクセスチームのリアルな働き方 ※第一弾 | 株式会社ミスミ
製造業の現場に革新をもたらすミスミのデジタルサービス「meviy」。3Dデータをアップロードするだけで特注部品を短納期で発注できる仕組みは、ものづくりの常識を変えています。その裏側で、パートナー...
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前回の記事では、仕事内容・チームの働き方/雰囲気をご紹介しました。
今回は、パートナーと共に歩む「パートナーサクセスチーム」がの3人が語る、
『やりがいを感じる瞬間』と『これから挑戦したいこと』です。
※meviy事業部では、サプライヤー企業を“パートナー”と呼んでいます。
──まず、やりがいを感じるのはどんな時ですか?
早坂さん:パートナーに仕事を届けられた瞬間
私の場合は、リーマンショックで町工場が倒れていくのを見たことがきっかけで、『どうにかそこに仕事を与えられるきっかけを作りたい』という思いが強くありました。
meviyのサービスをリリースして、パートナーから『スタートは売上全体の1〜2%だったが、今では10%を超えた。meviyのパートナーになってよかった』と言われた瞬間は、胸が熱くなりました。
──パートナーの声が原動力なんですね。
早坂さん:そうですね。私は『生産工場に仕事を出したい』という思いが出発点なので、パートナーからの声が一番やりがいを感じます。困っている時に助けることも含まれます。『もっと早く作る方法を勉強したい』と言われたら、パートナー企業同士で工場を訪問し合い、加工技術について気軽に意見交換できる技術交流会を実施しています。交流で得た学びが現場で生かせるよう、必要に応じてフォローも行っています。
最近は『meviyやってよかった。仕事ももらえるし、技術も上がった』と言ってくれる機会が増えて、それが一番嬉しいですね。
沢居さん:数字よりも、パートナーと課題解決できた瞬間
私も似ていますね。数字の達成感よりも、パートナーと一緒に課題を解決できた時が一番嬉しいです。
例えば、『沢居さん、もっとオーダー欲しいです』と言われて、『製品こういうふうに拡大していただけたら、これぐらい出せます』と会話して、その改善提案が実際に形になってオーダーが入った時、そして感謝された時、やりがいを感じます。
あと、商品開発の仕事も面白いです。市場調査から商品企画、商品リリースまで、自分の手で形にできるのが本当に楽しいですね。
落合さん:現場で『ありがとう』と言われる瞬間
現場で「ありがとう」と言われる瞬間ですね。初めて工場に行った時、紙やFAXがまだまだ残っていて驚きました。『これって無駄な業務じゃない?』と思うことがたくさんあって、改善できたらいいなと強く感じました。
最初は専門用語もわからなかったけど、現場を回りながら学んで、半年で一人でパートナー訪問して改善提案できるようになった時は、自分の成長を実感しました。
例えば、パソコンが苦手なパートナーに『ここ入力すればもっと楽になりますよ』と提案して、実際に業務がスムーズになった時、『助かったよ』って言われると本当に嬉しいです。こういう小さな改善の積み重ねが、現場の負担を減らしていくと感じています。
もちろん、簡単なことばかりじゃなくて、『これ安すぎる』『この納期じゃ無理』と言われることもあります。でも、その中で『頑張りますよ』と言ってくれるパートナーがいると、ああよかったなって思います。
まだまだ課題はありますけど、ちょっとでも『今の環境を変えなきゃいけない』と思ってくれて、『meviyって便利だな』って言ってもらえる瞬間がやりがいです。
──チームとして、これからどんなことを目指していきたいですか?
早坂さん:パートナーのデジタル化をもっと進めたい
meviyは3Dデータをアップロードして形状認識や自動見積もりができる便利なサービスなのに、生産側はまだ紙やFAXが中心で、属人的な作業が多いです。人が図面を見て判断している工程をデジタルに置き換え、現場の方がものづくりに集中できる環境を作りたい。
結果的にパートナーの利益も増えるし、お客様にも還元できる。
そんな製造業の好循環を作るためのDXを進めるのが私の目標です。
沢居さん:パートナー交流会をグローバルに広げたい
私は今期、パートナー交流会に力を入れました。工場同士で良いところを共有して、改善につなげる取り組みです。実際に工場を訪問した翌週に『出荷場改修しました』と報告をもらった時は、やってよかったと思いました。
将来的には、グローバルでの交流会を実現したいですね。例えば、日本と中国ではものづくりの手法が全然違うので、お互いの良いところを取り入れられたら、ものづくり産業はもっと強くなると思います。
落合さん:meviyをもっと便利なサービスに
私は、meviyをパートナーにとって、もっと便利なサービスにしたいと思っています。見積もりが自動で出て、そのまま買えるのはすごいメリット。でも現場ではまだ『本当に加工できるかな?』と確認する工程が残っていて、段取りに時間がかかっています。
meviyには他では得られないデータがたくさんあるので、それを活用して、パートナーが段取り時間を短縮できる仕組みを作りたい。そうすれば『meviyの仕事もっとやりたい』と思ってもらえるはず。パートナーにとっても、meviyにとってもWin-Winな状態を目指したいですね。
落合さん:パートナーと寄り添って話せる方がいいですね。先入観を持たず、純粋な疑問をどんどん投げてくれたことがきっかけで、改善のヒントになったケースもあります。
沢居さん:私は、経験よりも『パートナーと一緒にものづくり産業をもっと強くしていきたい』という思いの方と一緒に働きたいですね。
早坂さん:そうですね。『ものづくり産業をDXで良くしていきたい!』という思いを持っている人と一緒に働きたいです。また、それがmeviyというサービスで実現できると私たちは信じています!」
変化を楽しむ文化の中で、経験を活かしながら、ものづくり産業の発展に向け、あなたも新しい挑戦をしていきませんか?
「話を聞きに行きたい」から、ぜひ気軽にエントリーしてください。
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meviyとは
製造業における「労働生産性改革」を実現 meviyは製造業の調達領域に対して革新的な進化をもたらします。従来型の紙の図面を中心としたアナログな調達のプロセスを変革し、設計データをアップロードするだけで、AIが価格と納期を即時見積もり、受注生産でも最短即日で出荷を実現するオンデマンド製造サービスです。従来型のアナログな調達のプロセスと比較して9割以上の時間削減をもたらし、ものづくりのスピードを劇的に変えることが可能となります。