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「部下の成長」が自身のモチベーション。クリエイティブチームのトップが目指す、メンバーを活かすマネジメントとは?

私たちMint'z Planningは、女性特有の視覚的感性へ訴求する企画×独自のデータベースを強みとするSNSに特化したPR事業を展開しています。SNSマーケティング領域におけるブランドコミュニケーション支援から、企業様のSNS公式アカウント運用代行・コンサルティング、インフルエンサーキャスティングサービスまでワンストップで提供しています。

今回は、Chief Creative Officerの山﨑さんにインタビューを実施。Mint'z Planningにおける仕事のやりがいや今後の展望などを語ってもらいました。

【プロフィール】

山﨑 弓絵(やまざき ゆみえ):Creative Chief Officer

ファッションブランドの売上No.1店舗の店長を務め、企画や戦略等の全般業務を経験。接客業向けコンサルタントとして活動後、2016年Mint'z Planningに参画。「女性の感性」と「人だからこそ創り出せるクリエイティブ」を大切にする企画運営が得意。

自社が提供するクリエイティブの質を追求すべく、自らチームを立ち上げる

――山﨑さんのこれまでの経歴について教えてください

キャリアのスタートはアパレル業界です。10代で某ドメスティックブランドに入社し、6年間ほど勤務しました。現場で2〜3年店長を務めたのち、本社に異動し、デザイン周りの仕事や営業、生産管理、プレスなど、全ての業務を経験しました。仕事自体は楽しかったのですが、何というか、キャリアアップの可能性に限界を感じてしまって。

退職してしばらくは、フリーランスとして、自分の強みである販売力や営業力を活かしたコンサルティング事業を行っていました。ただ、そこで気づいたんです。私にとって大切なものは、「チームで働くこと」や「誰かに褒められること」なんだと。

そんな矢先に、あるレセプションパーティに参加したのですが、そこで一際輝く女性を目にしました。それが当社代表の金本です。「とても素敵な女性だな」「こういう女性と一緒に働いてみたいな!」と一瞬で魅了され、その日の夜には当社のコーポレートサイトから応募。無事に入社が決まりました。


――運命の出会いだったんですね!Mint'z Planningという会社について、当初どのようなイメージを持っていましたか?

当時は「インフルエンサーマーケティング」という言葉もあまり浸透していない時期で、正直私自身も具体的な事業含め、どうプランニングやクリエイティブを手がけていくのか、イメージが出来ていませんでした。ただ、だからこそゼロから変えていける、そして提案出来る領域が広く、即戦力になれるのではないかという魅力を感じましたね。

当時は社員もまだ10名程度でしたから、みんなで事業を創りあげていくワクワク感もありました。


―――現在はクリエイティブチームを束ねるCCOとして活躍されていますが、当社に入社後は、どのようなキャリアを歩んできたのですか?

入社直後はキャスティング部に所属し、3か月でインフルエンサーを10倍に増やすという実績をつくることができました。その後営業なども経験したのち、最終的に「キャスティングやプランニングだけでは無く、クリエイティブの質が高くなければ、ユーザーに刺さらない」という思いに至り、自らクリエイティブチームを立ち上げる旨を社長に提案し、部署を発足させて頂きました。

私自身、当社ですべての業務を担当してきましたので、たとえばキャスティングの大変さや営業のつらさなど、理解できる部分が多々あって。だからこそ、各チームのハブとなりながら、クリエイティブチームとしての成果を追求したいという思いがありました。


定着率No.1の組織づくりの秘訣

――山﨑さんの現在のお仕事内容を教えてください。

まずはチーム全体のマネジメントです。勤怠管理や給与などの人事マネジメント。そして、メンバーがクリエイティブを納品する際の最終チェックなどを行っています。具体的には、企業様が求めるニーズを満たしているか、魅力的な内容であるかなどを、納品前に確認しています。

そのほかに、クリエイティブチームでは現在約10名のメンバーが働いているのですが、メンバーのモチベーション管理やスキルアップのためのマネジメントにも尽力しています。



――なるほど。メンバーのモチベーション管理という点では、どのようなことを意識して取り組んでいますか?

マネジメントっていろいろな手法があると思うのですが、私は“寄り添う”スタイルを意識しています。「アメとムチ」をバランスよく使い分けるのが得意なので(笑)。

実は私自身、結構だらしないタイプなんですよ(笑)。なので、あえてそういう上司としてのリーダーシップを持ってアクションするだけでは無く、等身大でメンバーと向き合い、そしてどんな事も、立場関係無く相談できる距離でいれるよう意識しています。ですが、フラットな評価が必要な場面では、きちんとロジカルな視点で判断する。メリハリを大切にしていますね。

そうした取り組みが功を奏してか、ありがたいことに私たちのチームは一番離職率が低く、これまで辞めた社員が1人もいないんです!


――素晴らしいですね!

私は王様的なリーダーは目指していなくて。

何か問題が起きた場合には、私が手伝ったり謝罪したりするので、メンバーには「自分を信じて行動を起こしてほしい」と伝えています。そうすることで、メンバーそれぞれが自己責任で動けるようになりますし、後ろ盾がある安心感で個々のパフォーマンスが発揮しやすくなるのでは、と考えております。


――山﨑さんがそのようなマネジメントスタイルに行き着いたきっかけは?

もちろんトライ&エラーをしながらたどり着いた部分もありますが、一番は自分自身の性格かな、と。昔から人と関わるのが得意で、相手の状況や心情を察しながら動くことができるタイプだったんです。

マネジャーとしても、メンバーによって言い方を変えたりなど、相手に伝わる方法を模索しながらコミュニケーションを取るようにしています。

メンバーの発言や行動の変化が、成長を感じる瞬間

――クリエイティブチームの責任者として、どのような瞬間にやりがいを感じますか?

一番は、メンバーが創ったクリエイティブがお客様に喜んでもらえた瞬間ですね。

メンバーたちは、あまり自分からはアピールしてこないのですが、他のチームからのフィードバックを受けたりするなかで、努力の姿勢がひしひしと伝わってくるんです。それ故、その努力が成果につながったときは、自分のことのように嬉しくて。

あとは、メンバーの成長を感じた瞬間にやりがいを感じます。たとえば、先週できなかったことが今週できるようになっていたり。私自身もそうした日々の成長の積み重ねを見逃さず、きちんと褒めるように心がけています。


――「できなかったことが、できるようになる」というお話もありましたが、どのような変化があったときにメンバーの成長を感じますか?

たとえば、ロジカルな説明ができるようになったときでしょうか。

クリエイティブチームの特徴として、感性を大事にするメンバーが多く、論理的な思考があまり得意でない人も多いんです。その結果、お客様から「なぜその色にしたの?」と尋ねられたときに、「流行りだから」で済ませてしまうケースも少なくなかったり。

しかし私たちはクライアントワークが基本ですから、自分が表現したいものを形にするというより、しっかりと“分析”して、“意図を持って”提案する姿勢が求められていると思うんです。だからこそ、メンバーたちがそのような意識で、きちんと研究データや事実に基づいた説明ができるようになったときに、成長したなと感じますね。


――「ロジカルさ」という部分を磨いていくために、メンバーに対してどのようなアプローチをしているのですか?

「インプット量を増やしてほしい」「そのために、良いものに触れる経験を積んでほしい」ということを伝えています。

たとえば、時間ができたらアートに触れてみたり、今まで取り組んだことのない新しい事柄にチャレンジしてみたりとか。そういう経験を積むことにより、自然と「なぜ?」と突き詰めて考える習慣が付きますし、同時に感性も磨かれていきます。

あとは日々の業務のなかでも、誰かが「これ可愛いね」と言ったら「なんで可愛いと思ったの?」とか、あえて” Why? ”を尋ねるトレーニングをしていますね。言語化する習慣を付けることが大切なんです。

メンバーの強みを引き出し、活かせるチームをつくりたい

――今後、当社で取り組んでいきたいことは?

「メンバーがやりたいことを実現させる組織づくり」をさらに強化していきたいです。

実際に、メンバーの1人から「弓絵さん!私、自分の感性でプロダクトを創ってみたいんです!」という相談を受けたことがあって。私たちのチームは運用側なので、基本的に自分たちで仕事を選ぶことはできないんですよね。ただ、メンバーのほうからそのような嬉しい申し出があり、私も「絶対形にしてあげたい!」と思って。いまや全国展開しているコスメのプロダクトの案件を私が持ってきて、その子に担当してもらったりしました。

なかにはまだ自分がやりたいことが明確になっていない若いメンバーもいますが、彼女たちの強みを見つけて引き出してあげることも私の仕事だと思っています。


――メンバーのみなさんとしても心強いですね。ちなみに各メンバーとは普段どのようにコミュニケーションを取っているのですか?

定期的な面談だけでなく、日常的な会話を大切にしています。

あとは、現在リーダー的なポジションのメンバーを育成しており、彼女たちに各メンバーの1on1をしてもらったりもしていますね。私がすべてのマネジメントを担うのではなく、日ごろのアクションベースでの相談対応やOJTについては、徐々に委任していくよう意識しています。



――山﨑さんとして、どういう組織を目指していきたいですか?

自ら主体的に、自身のスキルアップを図れるメンバーを増やしていきたい。そして、女性でいることの喜びや楽しさを体現できるメンバーを増やしていきたいと思っています。

特に後者に関しては、当社の理念にも通じるのですが、女性ならではのアイデアを世の中に発信できる人材を育てていくことが目標です。

「自由と自己責任」を体現できる人材が活躍する会社

――クリエイティブチームの職場の雰囲気はいかがですか?

みんなで仲良く意見交換をしたりしながら楽しくやっていますよ(笑)。他のチームと異なり、一緒の撮影現場などで仕事をする機会が多いので、アットホームです。案件に対してアイデアを出し合う勉強会なども定期的に設けていて、チームとして高め合っていこうという意識が強いと思います。

また、当社の特徴として、年齢や社歴に関係なく、実力に応じた評価がきちんとなされる点があげられます。自分次第で輝ける環境があることも、オープンな社風につながっていると感じますね。


――Mint'z Planningで活躍できる人材の特徴は?

当社では「自由と自己責任」という言葉を大切にしているのですが、精神的な部分で自立しているメンバーが活躍していると思います。

具体的には、人のせいや環境のせいにしない人。マイナスな感情で仲間をつくったり、人の悪口を言ったりするような人は、うちの会社には向いていないと思います。そんなことができないくらい、みんな前向きでポジティブで一生懸命なので(笑)。


――たしかに、同じベクトルを向きながら、みな高いモチベーションで働いているイメージですよね。

そうですね。実際、仕事はかなり大変ですし、そんな環境下で鍛えられていくのでみんな強い芯を持っていると思います。

ですが、メンバー皆、愛嬌があって可愛いんです。ただ芯があるだけではなく、そのバランス感覚といいますか、しっかりと周りの状況を客観的に見ながら動けるメンバーが多いですね。

そんな当社で一緒に働きたいなと思ってくださった方は、ぜひ気軽に会いに来てください!

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