『マーケティングを進化させて世界中のビジネスを加速させる』をビジョンに掲げるマインディアでは、日々活躍しているメンバーがいます。このストーリーではマーケティングに限らない多様な経歴を持つ各々がなぜマインディアに入社し、何を目指して日頃の業務にあたっているのかを、シリーズでお届けします。
今回はデータストラテジストの難波さんにインタビュー。大学では文系で当初はデータに無縁の生活でしたが、ゼミでの経験からデータ分析の道を歩み始めた難波さん。マインディアが保有するデータにどんな魅力を感じているのか、これまでのキャリアとこれからについても聞いてみました。
◆登場人物
株式会社マインディア / Data Analyst 難波聖也
2019年に新卒でデータテクノロジーのスタートアップにデータアナリストとして入社。主にUI / UXコンサルタントとして活動したのちセールスとして勤務。2022年4月にマインディアに入社し、Mineds for EC Dataのデータストラテジストとして活躍。
出身は神戸で好きな海岸は明石海峡大橋近辺。趣味は筋トレで自分の肩の後ろ側の筋肉が最近のお気に入り。
ゼミでの思いがけないデータとの出会いが人生を変えた
ー 難波さんはキャリアを通してデータ関連の仕事をされていますがどういうきっかけがあったのでしょうか?
大学では外国語学部に所属してたので、途中までは一切データとは無縁の生活を送ってました。3年生のときに入ったゼミの教授が、自分の論文テキストを自然言語処理して機械学習にかけて、世間からの反響を事前に予測しちゃうような人だったんですよね。その人と出会ったのがきっかけでデータ分析の魅力に気づいて、ひたすらデータ分析とプログラミングを勉強しました。卒業のときも卒業論文は出さずにJupyterで作ったプロダクトを提出して卒業しました。
ー その後はアナリストとして活動されていますがどのようなことをしてきたのでしょうか?
僕はキャリア選択において今後伸びていく業界にいることと、普遍的な力である学ぶ力を得られる環境にいることを大事にしています。なので新卒では、確実に伸びるデータ業界内かつ学ぶことを強制される変化の激しい環境にあることが良いなと思って、CDPを提供するデータテクノロジーのスタートアップに入社しました。
最初はUI / UXのデータアナリストとしてアクセスログなどの分析を行っていましたが、途中からセールスに自分から希望を出して異動しました。事業ピボットとかもあって、データのシステムを売ることが多くなっていったのですが、その中でプロダクトの価値の本質をデータの視点できちんと伝えることのできる人が必要と思ったのがその理由です。以前よりもクライアントと距離が近い分、強くクライアントの課題に寄り添った本質的なバリューを出すことを求められるようになって、最初は大変でしたが結果としてはとても良い経験になりました。
未知のデータから新しい価値をどんどん発掘する
ー どうしてマインディアに入社されたのですか?
まずは自分の経験がピッタリとマッチしそうだったことです。今やっている業務の1つにMineds for EC Dataの提案の中で、プレ調査として持っているデータを分析して示唆を出すことがあります。これには前職でのアナリストとして得られたデータ分析能力とセールスとして得られた顧客とのコミュニケーション能力の両方が非常に良く活きていると思います。
次にプロダクトをローンチに近い段階からグロースさせて行けることです。前職ではクライアントワークがメインで顧客の保有するデータをもとに顧客の課題解決をすることが多かったのですが、それだけじゃなくて自分たちで持っているプロダクトをグロースさせるための、グロースハック的な分析ができるようになりたいという気持ちがありました。マインディアでは顧客向けの分析だけでなく、グロース施策に結び付けられるようなプロダクトについてのデータ整備・分析も求められるので自分のキャリアにとってぴったりだなと思いました。
ー 実際にマインディアに入社して会社についてどう思いましたか?
小さい組織ならではの風通しの良さが気に入っています。経営陣と定期的にコミュニケーションを取れるので、会社として進んでいきたい方向が見えやすいですし、逆に自分がやってみたいことを伝えて実行するまでを簡単にできます。
また社会や会社に与えるインパクトを常に求められるのは良い刺激になります。各々が与えられたタスクによって動くのではなくて常に自分で優先度を考えて動き続けている環境だと思います。
ー では実際にマインディアが保有するデータを触ってみてどのように感じましたか?
すでに実現しているIDベースでEC上の購買情報を可視化できる機能はそれだけで非常に価値があると思いますし、どんどん拡販していきたいと思っています。一方で、消費者から許諾をいただいてメールデータを一括で取得するという仕組み上、可視化できるデータは無数にあるはずなんです。EC購買データ以外の眠っている原石を価値に変えることができれば、きっと今までに存在しなかった消費者分析ツールができると思います。これを考えられるのは今のフェーズならではの面白さですね。
アーリーステージのベンチャーで働く意味
ー なぜベンチャーからさらにアーリーなベンチャーへ転職されたのですか?
一番大きい点はチャンスが増えることです。会社にやらなきゃいけないことがいっぱいあるのに、それをやるべき人間のほうが足りていない状態の会社では、手を挙げればその仕事をやることができます。僕は前職でも現職でも会社のやりたいことと自分のやりたいことがしっかりと一致していて、自分の好きな仕事を好きなだけやれています。
前職では自分の好きな本を書いた尊敬する人と仕事をする機会があったのですが、そういったように手を挙げさえすればチャンスを掴めるのがアーリーなベンチャーで働く最大のメリットだと思っています。
ー 今後はどのようなキャリアを歩んでいきたいと思っていますか?
学生のころは自分でサービスを作ったり、起業できるキャリアを目指す意識が強かったですね。今ももちろんそれは根底にあるんですが、それよりも目の前の会社・プロダクトをきちんとグロースさせることに注力しています。プロダクトをどんどんクライアントに使ってもらう中で、プロダクトとしての課題や、クライアントが新たにしてみたいと思う分析が次々に出てくると思います。そういったものを1つずつ解決していくことが、結局自分のキャリアにもいい影響を与えてくれると思っています。
ー 最後にどういった人と一緒に働きたいか教えて下さい!
行動量が多い人、そしてやるべきことがいっぱいある環境を楽しめる人と一緒に働きたいです。自分から動けばどんどんPDCAを回すことができますし、インパクトにコミットすることを求められるのでそういった人であれば楽しく仕事することができると思います。
僕自身手を動かすことが好きなので、一緒に未知のデータを使って価値を作り出したい人がいれば是非カジュアルにお話しましょう。