こんにちは。
臨床開発デジタルソリューション事業「MiROHA」でエンジニアとして働いている阿部です。
今回は、2022年3月から毎月開催している、「MICIN LTゆる会」について紹介します。
目次
- LTゆる会とは?
- ルールや工夫
- 発表例
- 実際の様子
- まとめ
LTゆる会とは?
事業部横断で、技術に関するナレッジをなんでも共有しよう!という場です。
MICINにはものづくりメンバーとして、エンジニアやデザイナー、PdMなど約50人ほどが在籍しております。MICINはワンプロダクトではなく、「すべての人が、納得して生きて、最期を迎えられる世界を。」というビジョンのもと、複数のプロダクトを運営していることもあり、意識的に行わないと事業やプロダクトを跨いでのナレッジシェアがしづらいことが課題でした。
自分も入社以来、他の事業でどんな技術使って解決しているのか知りたいなーと想い、有志で立ち上げたのがこのイベントになります。今年の3月から月1で開催しており、既に7回開催しておなじみのイベントになってきました。
ルールや工夫
楽しく有意義な時間にするために、いくつかルールを用意しています。
①原則発表時間10分以内、質疑応答5分程度で
LT会なので短めに、きちんと質疑応答の時間も添えて。
また、応相談で20分発表の場合もあります。
②スライドでも、コンフルやコードを画面共有しながらでもOK
誰でも気軽にゆるっと発表できるよう、あまりかっちりと資料を練らなくてもOKとしています。
③発表内容は「エンジニアとしてスキルアップにつながるもの」であれば何でもOK
業務で扱った技術的な課題解決はもちろん、技術書のレビューや、個人開発で取り込んだこと、未開拓領域の調査など、割と自由に発表していただいてます。
④お酒飲みながらOK、コメントOK、ゆるく楽しく盛り上げよう
発表者も参加者も固くなりすぎないような場となるよう心がけています。
お酒飲んでOKとしたり、CommentScreenを導入して画面上にコメントを出すようにしてインタラクティブにやりとりできるようにしたり工夫しています。
そのほか、運営メンバーで毎回振り返りを行い、適宜工夫を凝らして改善をしています。
- 毎回アンケートで満足度を集計し改善へ
- 時間を守れるようタイムキーパー係を決める
- リモートワーカーを考慮して懇親会をGatherで開催してみる
など
発表例
様々な事業に取り組んでいる、様々なバックグラウンドを持つ人がいるため、発表内容も多様です。
入門的な発表もあれば…
- 「SWRについてざっくり紹介」
- 「エンジニアのためのFigma超入門」
- 「Figma プラグイン開発入門」
実務で対応した課題解決の話も。
- 「Rails の SQL 周辺の改善」
- 「Angular+React入れてみた」
- 「Web Bluetooth APIを使った開発」
- 「React のレンダーを減らす会」
- 「Creative React AppからViteへ移行」
特定分野を掘り下げた話もありました。
- 「自然言語処理による要約モデル」
- 「O/R インピーダンスミスマッチ」
- 「WebSoket API設計」
専門職種のやってることの紹介も興味深いものでした。
- 「サポートエンジニアによるサポート事例紹介」
- 「インフラエンジニアによるサービスレベル目標の導入」
- 「QAの進め方・業界動向」
シニアメンバーによる発表は、皆熱中して聞いて大変盛り上がりました。
- 「nullの話」
- 「シリコンバレーのtech企業の面接とは!?」
- 「スピードと品質を両立するプロダクト開発」
他にも、社内プロダクトで行ってきたことの事例紹介や、ある人の経験談を語るなど様々な話が聞ける場となっています。
実際の様子
各回、発表者は4人、参加者は30人程度集まってます。エンジニア・デザイナーメンバーはほぼ全員、加えて他の職種の方にも参加していただいてます。
写真はオンライン・オフラインハイブリッド開催時の様子です。
まとめ
以上、MICINでのLTゆる会の紹介でした。
毎回の改善活動の結果もあってか、アンケートによる5段階の満足度も初期は平均4.5程度だったのが、最近は平均5.0に近い結果を得ています。
また以下のようなコメントをもらっています。
コメントが盛り上がって楽しいです。
- モチベーション維持につながりそう。非常に勉強になりました。
- 今まで存じ上げていなかった部分について広く知ることができてとても良い回でした!ありがとうございます
- 懇親会も含めて楽しかったです。 自分もいつか発表したいと思うので、ぜひ続けてほしいです。
これからも楽しく、面白い発表が聞ける場になるよう努めて参ります!
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