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ミライズのミッション「世界への挑戦をもっと身近に」

こんにちは、MeRISE(ミライズ)株式会社人事の小野田です!

今回は当社のミッションについてご紹介します。

MVV(MISSION / VISION / VALUE)は会社の重要な価値観として多くの会社で定められています。ミライズでも、会社が示す指針の一つとして社員に共有されています。

特にミッションに関しては共感が得られやすいのか、ありがたいことに採用活動の中でもよくミッションに惹かれて、と言ってくださる方がいらっしゃいます。

そんなミッション、あまり普段語る機会もございませんので、今回こちらで書かせていただくこととしました。ご興味があればぜひご一読いただけると嬉しいです。


世界への挑戦をもっと身近に「Opening Doors To the World」

当社のミッション(企業理念)は「世界への挑戦をもっと身近に」、英文では「Opening Doors To the World」です。

英文を分解すると以下のようになっています。

Opening = Open

  • Create
  • Provide
  • Develop

Doors = Opportunities

  1. Discover Potential
  2. Learn and Grow
  3. Experience Challenges
  4. Success in Life

当社のサービスを通じて、全ての人が平等に挑戦できる世界の創出を目指しており、そのプラットフォームを提供する企業でありたいと考えています。

日本の優秀なビジネスパーソンが世界で戦えるように


ミッションを語る上で、まずは当社の成り立ちからお話ししたいと思います。

当社は2012年にフィリピンにて留学生を迎える英語学校を始め、その後、日本へ逆輸入する形で日本で英会話スクールをスタートしました。

2012年当時、フィリピンはまだ日本では今ほどは馴染みのない留学地であり、当社の経営陣も人伝てにその存在を知り、フィリピン留学を体験しました。

留学を通じ、フィリピン人の英語力の高さはもちろん、一日中マンツーマンでの英語レッスンを受けられ、しかも費用は欧米留学の半額程度というコストパフォーマンス、そしてフィリピン人講師のホスピタリティの高さなど、フィリピン留学の様々な魅力を体験することができ、結果として生まれたのが、社会人専門の語学学校 オトナ留学MBA(現:ミライズ留学)でした。

当時のフィリピン留学にはビジネス英語特化、社会人向けの留学というカテゴリはなく、大学生ぐらいの年代の人たちと共存する形での留学。そこから得られるものももちろんありますが、一方で仕事で急に英語が必要になって背水の陣で留学に臨むビジネスパーソンからすれば、結果を出さないわけにはいきません。そんな人たちへの一つの解として、短期間でも成果が出せるハイクオリティの留学をコンセプトに、MBAは設立されました。

その後、留学だけではサポート出来ない帰国後の英語学習を後押しする目的で、オンラインでの授業提供を開始。ほぼ時を同じくして、日本の英会話スクールSTART-UP ENGLISH(現:ミライズ英会話)を設立。現在は英語学習の習慣化形成を目的としたコーチング事業など、より強力に学習者のサポートをできるようサービスを改善してきました。

英語は単なるツールではありますが、グローバル環境でのコミュニケーションに必須なものです。そして、国際社会の中で、その英語の習得が遅れているのが日本です。世界88ヵ国を対象とした英語能力指数調査において、日本は49位(※2018年時点)と先進国中では最下位レベルの順位であり、後塵を拝しているという状態です。

ビジネス能力があったとしても、基礎的能力としてみなされる英語が身についていないことで、競争のスタートラインにすら立てないということは少なくありません。そして、そうした状況は今後も増え続けていきます。

日本の優秀なビジネスパーソンが今後も世界というフィールドで活躍し続けていけるような土台を作っていくこと。それが、当社が「世界の挑戦をもっと身近に」したい理由の一つです。

講師が馳せる日本への想い


私たちが取り組む世界への挑戦の二つ目が、国籍に囚われずに優秀な人材が活躍できる社会を作ること。そのターゲットとして、フィリピン人講師の活躍の場を広げることを掲げています。

フィリピンの人々にとって日本は憧れの国の一つです。世界的に見た賃金水準の高さ、治安の良さ、発達したインフラや四季折々の美しい風景など、私たちにとっては特別では無いことであっても、他の国からすればとてつもなく魅力的に映ることが日本には数多くあります。

フィリピンでは人口増加が年々進んでおり、綺麗な人口ピラミッドを作り続けているのが特徴です。そこだけ見れば、少子高齢化の進む日本からすると羨ましい部分ではありますが、一方で一世帯あたりの被扶養者数も多く、一人の働き手により10名近い家族を養わなければならないということも珍しくありません。

首都であるマニラは、初めて訪れた方が驚くほどの発展を遂げていますが、それはあくまでごく一部の話。貧富の差は拡大しており、仕事の数や社会保障制度も十分ではありません。一部の人を除けばギリギリの生活をしている家族がほとんどです。

結果的に、個人それぞれが夢をもったり、何か挑戦したいことがあったとしても、目先の生活の為に日銭を稼ぐことに終始してしまうという人がたくさんいます。「I have no choice」と笑って言ったりはしますが、そこには諦めの念を含んでいるな雰囲気も感じます。

私たちはフィリピンで事業を進める中で、様々な優秀な人材と会うことが出来ました。しかしながら、こうした人たちが上記のような理由により、挑戦する機会が得られないことは、大きな損失であると感じていました。

当社の講師も、日本人生徒との授業の中で、生徒の日本での生活を聞き、「いつか日本へ行ってみたい」という想いを馳せる講師が多く在籍しています。日本人がフィリピンに旅行に行くのは簡単ですが、その逆は様々な制限があり、仮に金銭的な余裕があったとしても数々の書類提出を事前に行い、ビザを取得する必要があります。単なる観光旅行だったとしても、です。

当社では、日本でのスクール設立前から褒賞制度として年に一度、成績(生徒からの評価)優秀者に対し、日本への研修旅行を提供していました。初めての日本に心を踊らせる講師たちの姿を見て、こうした体験をもっと提供していきたいと考えるようになりました。

当社はフィリピンという国を土壌に成長してきた企業です。そんなフィリピンに対して私たちが出来ること、それが「フィリピン人が活躍する場を日本に作る」ということでした。そして、フィリピンやフィリピンの方々のイメージをより良いものにするということ。

これらに取り組んでいくことが、自社の講師たちの、そしてフィリピンやその人々の「世界への挑戦をもっと身近に」することに繋がると考えています。これらを通じて当社の事業を育んでくれたフィリピンへの恩返しをしたいと思っています。


会社にとっての世界への挑戦

フィリピンから始まった当社ですが、今では日本・台湾と事業を拡大しています。

創業からの事業である留学に関しても、当初はクオリティやオペレーションの観点から日本人のみの受け入れとしていましたが、台湾やベトナムといった多国籍の生徒を迎え入れる準備を整え、またそれに伴い運営スタッフの確保に取り組み、学校の多国籍化を進めてきました。

また、日本のスクール同様、留学だけでは届けられない人たちへ私たちのサービスを届ける為に、台湾でのスクール展開を開始。現在は新型コロナウイルスの影響で拡大は止まってしまっていますが、徐々に当社のサービスを届けられる範囲を拡大してきています。

ですが、まだまだ私たちが目指す世界の実現の為に取り組まなければならないことがたくさんあります。

教育サービスはこれだけイノベーションが進んだ世界の中でも、未だ旧態依然とした部分が多く残る業界です。より多くの人へ効率的に英語習得の場が広がり、世界への挑戦をサポートできるよう、今後もミライズ自身の挑戦を続けていきたいと思っています。


当社の成り立ちやミッションに関しては、当社代表取締役 呉のインタビューでも詳しく書かれていますので、ご興味のある方はぜひこちらもご参照ください。

【MeRISEメンバー紹介】Vol1. 呉 宗樹(代表取締役社長) | MeRISE株式会社
こんにちは、ミライズ人事部です!皆さんに弊社をもっと知ってもらう為に、今回より役員・社員のインタビュー記事を公開していきます。 記念すべき第一回は、代表取締役社長 呉 宗樹(オ ジョンス)からお話を聞きたいと思います!社長から見るこの『MeRISE』という会社はどんな会社なのか?あるいはどんな会社にしていきたいのか?会社の舵取りたる社長が目指す弊社のビジョンを共有してもらいたいと思います。 ...
https://www.wantedly.com/companies/merise/post_articles/152742
「負けず嫌いだった」全国トップ営業マンが英語学校を起業するまで | ページ 3 | bizSPA!フレッシュ
――そこで2012年にMeRISE(当時、ユナイテッド・リグロース)を創業するに至るわけですが、すでに同業他社もいて、後発です。 呉: ...
https://bizspa.jp/post-281582/3/
(魂の中小企業)語学の壁をぶっ壊せ。在日3世社長が描いてきた未来図(起業、そして):朝日新聞デジタル
呉宗樹、オ・ジョンス(37)。  いまから11年前、26歳の冬、呉は空路、韓国に降り立った。  凍えるソウルの夜。何か食べようと、飲食店に入る。ハングルで書かれたメニューは、もちろん、ちんぷんかんぷん。指さし指さし注文していくと、おばちゃんが厨房(ちゅうぼう)の方から出てきた。何か言っている、怒っているようだ。「一人じゃ食べられない、多すぎる」と言っているようだ。 ...
https://www.asahi.com/articles/ASN3C0580N3BULZU001.html
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