「採用(人事)担当ならこれだけは読んでおきたい」と言うテーマで10冊選びました!
読みやすいようにテーマ別にしてみました。ぜひ手にとってみてください。
1)まずは「採用」から
(1)ウォー・フォー・タレント ― 人材育成競争 (Harvard Business School Press)
「採用学」で著名な服部先生の寄稿連載でも取り上げられていた本(調査)です。下記の図表を用いて、わかりやすく、本質的な内容が凝縮されています。採用にかぎらず育成・組織の話も多くありますが、あえて「採用」のテーマに。
(2)採用基準
本書は「採用」はもとより「リーダーシップ」の本です。が、「採用担当」に必要なのは他でもなく「リーダーシップ」。
本書では「率先して行動すること」をリーダーシップと定義しています。「必要だと思ったこと」を「今」行動に起こすことが出来るかという基本的な部分について本書を通じて採用担当としての行動を振り返るきっかけになります。
2)「エンジニア採用」の良書たち
「エンジニアの採用を強化して欲しい」
最初に何をしますか?私が最初にやったのは「おすすめの本、ありますか?」とエンジニアに聞きまくること。みなさんちゃんと教えてくれます。
推薦する以下の3冊に共通して言えるのは「言語化のプロセスを経ることで、非エンジニアのエンジニアに他する理解が格段に進む」という点。
「難しいこと」よりも「やったほうがいいこと」が多く書かれています。
(3)Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか
(4)世界で闘うプロダクトマネジャーになるための本 ~トップIT企業のPMとして就職する方法~
3)「人事」の広さと深さを知る
「これね!」と言われるのを覚悟しながら文句無しでお薦めしたい1冊。
人事とは、採用であり、評価であり、研修であり、配置であり、育成であり、カルチャーであり、組織であり、そして終わりのないものである。
そんな”人事の当たり前”をしっかりインストールできる良書です。
(6)ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える
4)人事と組織は切り離せない
「どんな会社でも獲得できる唯一にして最大の競争優位は組織の健全性である」
「組織づくり」という普遍的なテーマに正面から向き合った良書たち。
僕はこの「組織の健全性」こそが組織運営の全てだと言い切ってもいいと思っています。
(8) How Google Works
本書はOKR(Objective and Key Result)についても書かれており、メルカリの制度設計においても参考にした一冊です。
5)そもそも「人に関わる」とは
そうです。人事とは”人生そのものに関わる”もので、そのことを理解した行動が求められます。その意義深さを知り、その上で企業の枠を超えて「人生の選択にどう向き合うか」というテーマにとっておきの2冊です。
(9)イノベーション・オブ・ライフ ハーバード・ビジネススクールを巣立つ君たちへ
(10)ALLIANCE アライアンス―――人と企業が信頼で結ばれる新しい雇用
皆さんのおすすめの一冊もぜひ聞いてみたいです!
あ、最後に、メルカリではもちろん全職種採用中ですが、人事担当も大募集しています!!
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