こんにちは。営業の慶野(けいの)です。
現在僕はヘアラボ事業部のセールスチームとDMチームでマネージャーを務めています。
今だからこそできるお話を、今回は皆様にお伝えしようと思い、勇気を振り絞ってインタビューに答えることにしました。
唯一の友人に彼女ができ、ボッチになった大学時代。
コインランドリーで洗濯機が回っている様子をただただ眺めてた日曜日。
嫌気がさして酒を飲んでは嗚咽が出るほど泣いていた社会人1年目。
まさに僕は、孤独であり、メンヘラでした。
この記事をお読みいただいた皆様には、「すべての人が変われるんだ」ということを強く信じてもらえると嬉しいです。
冒頭でお伝えした通り、僕はいま、営業チームのマネージャーとして部下を抱える立場にいます。
では孤独でメンヘラだった僕が、なぜ事業の売り上げを支える立場に立てているのか。
その理由を僕の過去をなぞりながらお話しますので、お付き合いください。
ぼっちを経験した大学時代
大学受験は、とりあえず「親を安心させるため」でしかなかった。勉強は大嫌いだったので、まともにしなかったですね。
日本史は縄文時代までしか勉強できなかったなかで、なんとか合格できたのが東京理科大学でした。
大学に入学してから、実家の茨城から離れ、埼玉の久喜で一人暮らしを始めました。
入学当時は、カメラを向けられても不気味なウィンクしかできないような、田舎者でしたね。(上の写真)
そんな時に仲良くなったのが、Aくん(仮名)。
Aくんとは一番最初の授業で隣の席になったのがきっかけで仲良くなったんですよ。もともと人見知りだったこともあり、Aくんの他に友達を作ろうとはしませんでした。
Aくんと一緒に授業を受けて、昼は学食を食べて、たまに夜に飲みに行ったりして。そんな毎日の繰り返しでした。
でも、そんな日々は長くは続かず、Aくんに彼女ができてしまったんです。
それからは、一番後ろの端っこの席で一人で授業を受けて、学校が終わったら家に帰って飯を食べて寝る。そんな孤独な生活が続きましたね。
とにかく変わりたいと思って衝動で動いた
自分自身の人見知りな性格が、大学生活における友達作りに足を引っ張っているのはわかっていました。
「とにかく自分の性格を変えたい」。
そんな衝動に駆られてある日の夜20時に、5万円を握りしめて池袋にでかけたんです。
当時動画の生配信が流行り始めてた頃だったので、持ってた5万円でマイクやカメラなどの機材を揃えました。
5万円って大学生からすると大金じゃないですか。でも、人って衝動で動くと物事を冷静に判断できないんですよ。
明日の飯をどうするかなんて微塵も考えることなく、購入した機材を持って自宅に帰りました。
この日が、まさに僕が変わるきっかけだったと思います。
100〜200人が視聴するチャンネルの主(ぬし)に
それからは、定期的に生配信をしていましたね。
どうすれば多くの人に見てもらえるのかを試行錯誤していたら、いつの間に100〜200人が僕のチャンネルを見てくれる様になっていて。
インターネットでのライブ配信を通して、少しずつだけど、いい方向に自分が変われている実感がありました。
電波の向こう側にいる人に対してだけど、思っていることを堂々と話せる様になっている。無意識に、見た目も少しずつ変えようと努力している。
いい変化が感じられてるその時に、とあるオフ会に参加したんです。
そのオフ会での出会いが、さらに自分が変わるきっかけになりましたね。
※オフ会とは、ネット上で知り合った人が実際に集まる会のこと
下北沢で活動するバンドマンとの出会い
オフ会でバンドマンに出会ったんです。お酒を飲むうちに仲良くなって、「今度下北沢でライブがあるからおいでよ」って誘ってもらって。
そのライブに参加した時に、なんて大人ってかっこいいんだろうって感動しちゃったんですよ。
当時、大人っぽさを履き違えちゃって、タバコを吸い始めたんです。
で、自分も音楽やるぞ〜って変に気合いが入っちゃって、DJ機材とかも頑張って買い揃えて。
今では、タバコも吸ってませんし、DJ機材は実家で埃かぶってます。
当時を思い出すと、「すぐ影響を受けて、ガキだな〜」と我ながら思いますが、後悔は全くありません。
自分が変わるために起こした行動が、大きいものであれ、小さいものであれ、確実に身を結んでいたので。
僕に友達を与えてくれたのはタバコとDJ機材だった
タバコを覚えてから、格好つけるように、大学の喫煙所で講義の合間に吸っていました。
あるとき、喫煙所でいつものようにタバコに火をつけようとしていたら、男性に声をかけられたんです。
「お前、名前なんていうの?」
その男性が、今でも仲の良い友人Bくん(仮名)でした。
喫煙所でBくんが話しかけてくれたことをきっかけに、その日に何人か家に遊びにきたんですよ。
ライブに行ったことをきっかけにDJにどハマりし、部屋にはミラーボールを設置。
DJ機材とスピーカーを繋いで、自宅でもライブハウスの気分が味わえるようにしていました。
いつもは、独りぼっちで味わっていた音楽の楽しさ。この日は違いました。
「お前めっちゃ面白いじゃん!仲良くしようぜ」
この日をきっかけに、BくんだけでなくBくんの友達とも仲良くなり、2週間後にはBくんたちの協力のおかげで、人生で初めて彼女ができました。
まさに、僕の学生生活ががらっと変わった瞬間でした。
タバコとDJ。
字面だけ見ると綺麗なものには思えないかもしれませんが、僕の人生を変えてくれたアイテムです。
仕事がうまくいかず、酒を飲んでは泣いていた
大学生活はそれなりに楽しい時間を過ごし、2014年にユナイテッド株式会社に新卒で入社。
当時は広告代理事業で、ディスプレイ広告の運用/コンサルをしていました。
僕って人だったり環境に影響されやすいんですよ。新卒で入社する前からインターンで働かせてもらってたのですが、「仕事ができる先輩超カッケー!」ってなっちゃって。
それからというもの、ゴリゴリと仕事をしていましたね。
できる仕事は増える。でも、なかなかうまくいかない。クオーター毎(3ヶ月)に目標がひかれるのですが、達成ができなかったんです。
成長は実感できていても、目標を達成できなければ評価に反映されない。
そんな日々に苦しんでいました。
仕事の後の飲み会ではお酒を飲めば嗚咽がでるほど泣きじゃくり……僕のメンヘラ全盛期だったかもしれません。
そんな時に事業部の撤退が決まり、子会社のアランに出向することになったんです。
とにかくやってみたら全てが変わった
出向してからも、状況はなかなか変わりませんでした。
社長の花房、そしてマネージャーの河合のスピード感についていけず、目標に対する達成率は過去最低の数値を記録。
さすがに病みましたね。
コインランドリーで数時間にわたりグルグルと回る洗濯物をただただぼーっと見つめていた週末。
仕事に対するモチベーションもなかなか上がらず、出社してから18時までの残り時間を小刻みにチェックして、時間になったらなるべく早く帰る日が続き…。
気づいたら、大学に入学した頃と同じように孤独な日々を送っていました。
そんな時に、役員の新藤に飲みに連れて行ってもらったんです。
「お前どうするんだよ」「このままでいいのかよ」
と、熱く語りかけてくださったんですよね。この日が、僕の社会人としての人生が大きく変わるきっかけになりました。
新藤と話す中で、なにかと理由をつけてやらない、そしてネガティブに考えがちなことに気づいたんですよね。
「迷わずに、とりあえずやってみようよ」、新藤のこの言葉にハッとしました。
今までを振り返ると、マイクや機材を買ったのも、DJ機器を買ったのも、タバコを吸ったのも、とにかく変わりたいという強い思いから、迷いなく起こした行動でした。
そして僕が起こしたどの行動も、結果良い方向に結びついていた。
新藤の言葉をきっかけに、自分を信じて、とにかくやってみることに決めたんです。
それを境に思考ががらっとかわり、状況が好転していきました。それと同時に、仕事に本腰を入れるべく、アランに転籍することに決めたんですよね。
マネージャーとして、メンバーが『変わる』ために働きたい
アランに転籍をして初めて迎えた2017年の2Q(7-9月)。とにかく迷わずにやりきったら、目標が達成できました。
自分の目標が達成できると、自信になる。視野も広くなる。当時上司だった役員の新藤から、「営業戦略から考えて良いよ」と任せてもらえました。
目標が達成でき、その結果上司からの信頼を得て、任せてもらえる領域が増える。この好循環が生まれたのは、迷いなくやりきった結果にほかなりません。
今年の1月には部下ができました。メンヘラだったころのように僕が折れてしまうと、チームが折れてしまいます。
「とにかく迷いなくやる」をチームで徹底した結果、達成をし続け、営業メンバーでMVTをとることができました。
今年の7月にはマネージャー昇格しました。経営に今まで以上に携わるため、大きな責任が伴います。
会社の中で営業チームがどういう役割を担っているのかを常に意識しながら、部下を引っ張っていかなければなりません。
ただ、僕が何よりも果たさなければならないのは、事業部のメンバーに自身の変化を感じてもらうこと。それを機に、成長の好循環を生み出すこと。
僕は、マイクや機材を買って、人と上手く関われるようになった。
DJ機器を買って、タバコを吸い始めて、友達ができた。
迷いなく進んで、仕事がうまくいった。
今マネージャーとして働けているのは、変化することを恐れていなかった、たったそれだけが理由だと思います。
僕自身この数年の間に変化してきた経験があるからこそ、部下である営業メンバーたちに変化を感じてもらうために、動き続けます。
新藤が僕に変わるきっかけを与えてくれたように、今度は僕が彼らの変化のきっかけになってみせます。
過去の話をすると、「昔の自分になんて声をかけたい?」なんて言われることもありますが、僕は過去は過去でよかったと思ってるんですよ。
行き過ぎたネガティブは、変化する原動力になるんです。
もしこの記事を読んでいる方が、なんらかのネガティブな感情を抱えているのであれば、小さなことでもいいのでまずやってみてください。
その小さな一歩が好循環が生まれるきっかけになることを、身をもって経験した僕が保証します。
アランでは一緒に働く仲間を募集しています!
今回は、慶野さんへのインタビューをご紹介しました!
慶野さんがマネージャーを務めるセールスチーム&DMチームでは、一緒に働ける仲間を絶賛募集中です。
「慶野と一緒に働きたい!」
「成長のために変わり続けたい」
「まずは話を聞いてみたい!」
「どんな会社か見に行きたい」
こんな方は、ぜひ一度アランに遊びにきてくださいね!