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こんにちは、採用担当です!
代表取締役 / 共同創業者の野村に、これまでの経歴やmedimo創業までのストーリーについてインタビューを行いました。
ぜひお楽しみください!
ー まずは簡単に自己紹介をお願いします。
野村: こんにちは、medimoの共同代表を務める野村怜太郎です。現在、医学部の4年生で、medimoを創業してから3年目になります。医療とAI技術を組み合わせた事業を展開しながら、日々勉強と仕事を両立しています。
学生起業に至るまで
ー 学生として起業に至るまでの道のりを教えてください。
野村: 幼い頃はやんちゃで、よく怒られていた記憶があります(笑)。プログラミングに興味を持ち始めたのは中学生の頃で、理工学研究部という部活でプログラミングやロボット製作に没頭していました。
医学部を目指したのは、工学は独学でもある程度学べると感じた一方、医学部でしか学べないことがあると思ったからです。入学後は臨床実習などでユニークな経験を積みながら、面白い仲間たちと充実した学生生活を送っています。
ー 医学生として起業するのは正直、大変ではないですか?
野村: おっしゃる通りで、医学部の勉強と会社運営の両方を両立させるのは確かに忙しいですが、やりがいがあります。
勉学が特に大変な試験期間と会社にとって大事な時期が重なるタイミングがでは、かなり身を挺して乗り越えなくてはならないですが、僕自身、今後もずっと日本の医療現場に貢献したいと思っておりますし、その時期が人よりもちょっとだけ、数年だけ早かった、それだけだと考えています。
医学はまだまだ勉強中ではありますが、プログラミングや開発を中・高生時代からやってきたこともあり、様々な分野の側面から柔軟かつ多角的な視点で物事を捉えることができている気がしています。
それが間違いなくこのmedimo開発につながりました。
medimoの創業と開発
ー medimoを創業するに至った経緯を教えてください。
野村: medimoの名前は法人化する前から存在していました。最初は週末にハッカソンを催そうということでテックに造詣の深い友人がみんなで集まり、各々好きなものを作る活動をしていたんですよね。
当初はくだらないものもたくさん作りましたが、試行錯誤を進めていくうちに、"せっかくなら医療に関わるもの、実際の医療現場で役立つものを作ろう"となったんです。
僕は医学部に在籍しながら、実習や講義等で関わる多くの医師たちから、電子カルテの使いづらさやカルテ業務の大変さは普段から耳にしていました。
カルテ業務の負担の大きさが原因で患者さんと向き合う診察時間を十分に確保できないという悩みを抱えている医師は実は多くいるんです。
そんな悩みを解決したいと思いついたのがmedimoです。
medimoの構想をしていたタイミングで生成AIが日本に入ってきて、これは使えるのではないかと考えました。
せっかくなら医療機関で最も早く生成AIを使いたかったので、粛々と事前準備を進めていきました。GPT3.5のAPIが公開されたのが日本時間で2023年の3月2日だったのですが、公開されると同時にすぐにAPIを繋ぎ込み、関わりのある診療所に依頼をしてテストを実施させていただきました。
ー medimoについてもう少し詳しく教えていただけますか?
野村: medimoは、診察時の音声を録音し、AIが自動でカルテ原稿を作成するツールです。SOAP形式への対応や医師ごとのカスタマイズも可能です。カルテ業務の負担を大幅に軽減し、医師が患者さんとの対話に専念できる環境を提供します。
創業後の苦労と日々の喜び
ー 創業してからの苦労はどのようなものでしたか?
野村: 当初はベータ版を少数のクリニックに導入いただき、多くのフィードバックをいただきながら着実にプロダクトの改良を積み上げていきました。改良には勿論苦労はありましたが、1つずつ愚直にプロダクトの磨き込みをしていくと、満足いただける正式版が完成し、多くのクリニックにご利用いただけるようになった時は、大きな達成感がありました。
現在は累計診察件数が20万件を突破し、日本の医療に貢献できてきている手触り感を少しずつ感じれるようになりました。
ー 担っている役割と、仕事で特に楽しい瞬間を教えてください。
野村: medimo創業当初、私はエンジニアリングを中心に担ってきました。例えばmedimoで今も利用しているスマートペーストというハードウェアは実は僕が作ったものになります。開発をしている時はやっぱり楽しいですね。笑
現在は開発をメインに行っていた創業当初とはかなり状況が変わり、よりユーザーに満足いただけるようプロダクトの開発に加え、新たな柱となる新規事業の立ち上げ・採用など、開発以外の仕事の割合もかなり増えてきました。
medimoの特徴と展望
ー medimoのチームの特徴を教えてください。
野村: 一言でいうと多様性です。各々特色があって、様々なスキルセット・経験を持った仲間が揃っています。
医療・工学のバックグラウンドを持つメンバーが多いですが、会社の成長に伴って、異なる業界からジョインしてくれるメンバーも増えてきました。
前向きで実行力の高いメンバーが揃っているので、アイデアを思い浮かべれば各領域のチームが連携してすぐに実行に移すことができるのは強みだと思います。特にプロダクトの検証については、試作品をテストする医療現場も迅速に用意できるのでPDCAのサイクルが早い。これはmedimoの大きな強みです。
男女比も偏りすぎず良いバランスを保てていると思います。
パワーがありエネルギッシュな人が多く、医療に興味を持ち医療分野で何かしら貢献をしたいという強い意思をもったメンバーが集まり、その気持ちが団結力へとつながりmedimoを動かすエンジンになっています。
年齢が近いメンバーが多いのでプライベートでも仲が良く、一緒にジムに行ったりご飯に行ったり全員でバーベキューをしたりすることも多いですね。
ー 今後の展望について教えてください。
野村: medimoは潜在的なニーズがまだまだ多くあると思っています。
medimoを必要とする病院・クリニック・医師へとさらにスピード感を持って広めていきたいです。そして、日本全国の病院・クリニックの様々な診療科の先生方の悩みを解決していきたいです。
これからも生成AIは一般的なものとなり、今はいわば時代の転換期と言えると思います。生成AIと自分自身の医療現場に対するドメイン知識・経験を最大限活かし、掛け合わせ、今後も医療現場に貢献していきたいと考えています。
ー 最後に、これを読んでいる方へのメッセージをお願いします。
野村: 導入数が急拡大している現在、medimoには営業・開発・CS問わず多くの仲間が必要です。医療分野に貢献したい方やAIに興味がある方は、ぜひ一緒に未来の医療を創り上げましょう!
medimoでは、ヘルスケアのど真ん中で、生成AIを活用したチャレンジを一緒にしてくれる仲間を絶賛募集中です!