寿司打
「寿司打」はローマ字入力用のタイピング練習ゲームです。無料&ブラウザで遊べますので、ちょっとした空き時間の練習や暇つぶしにどうぞ。複数の入力に対応しており、表示されているキー以外にもお好みの打ち方でタイピングいただけます。
https://sushida.net/
こんにちは!メディアリンク株式会社 採用担当です。
今回は、新卒3年目のエンジニア社員に、未経験エンジニアがやっておいたほうが良いことについて記事を作成してもらいました!
ぜひご覧ください。
この記事で得られるもの
簡単な自己紹介
経歴・スキル
やっておくと良いこと(技術・スキル編)
1. タッチタイピング & ショートカットキー の習得
2. Gitの基本操作の理解
3. プログラミングの基礎理解
4. SQLの基本操作と理解
💡おすすめの学習方法 ✔ Progate - SQL ✔ 書籍: 達人に学ぶSQL徹底指南書5. ターミナル(CLI)操作
やっておくと良いこと(行動編)
1. インプットよりもアウトプット
2. とりあえず行動する・やってみる精神
さいごに
エンジニアになってから「学生の頃に○○をやっておけばよかった…!」と後悔する人は少なくありません。
そこで本記事では、「やっておいてよかったこと」「やっておけばよかったこと」を、実体験をもとにまとめました。
本記事を読むことで、以下のことが分かります。
☑ エンジニアを目指す学生時代にやっておくべきこと
☑ 効率的にスキルアップするための学習方法
☑ エンジニア初心者の心得
こんな人におすすめです!
☑ これからエンジニアを目指す方
☑ 何を学ぶべきか迷っている方
☑ 今の学習方法が正しいのかが不安な方
「今すぐできること」も交えながら解説しますので、少しでも参考になれば幸いです。
はじめまして、yuyaです。
2023年に新卒でメディアリンクに入社をし、IVRシステムの開発に従事しています。
私は 大学2年生の時に興味本位でプログラミングを始めた、完全な未経験者 でした。
最初は「自分なんかがエンジニアになれるのか…」「周りについていけるのか…」と不安しかありませんでした。
しかし、学生時代にWeb制作やWebアプリ開発に携わり、現在もこうしてエンジニアとして働く中で、「あれ、最初は不安だらけだったけど、今振り返ってみるとエンジニアとしていい感じにキャリアを築けているな」と自信を持てるようになりました。
そこで今回は、「何をどう考え、どう行動すればエンジニアとして順調なキャリアをスタートできるのか」 を振り返り、言語化してみました。
これからエンジニアを目指す方のヒントになれば幸いです!
☑ エンジニア歴2年: IVRシステム・チャットボットの開発・運用を経験
☑ プログラミングスクール講師2年: 学生時代のアルバイト経験
☑ Java Gold取得: Oracle認定資格
やっておいたほうが良い技術リストは以下の通りです。
会社に入社し実務が始めると、「環境に慣れること」や「目の前のタスクをこなすこと」で手一杯になり、学生時代と比べて勉強の時間を確保するのが難しくなります。そのため、学生のうちに学べることを学んでおくことが、未来の自分を助けることに繋がります。
タッチタイピングとは「キーボードを見ずに入力するスキル」です。
作業スピードが向上し、開発効率も上がります。
加えて、基本的なショートカットキー(コピー・ぺースト、ウィンドウ切替など)を習得すること で、より効率的に作業を進められるようになります。
(個人的に、新卒入社で入られた方がホームポジションがきれいでタッチタイピングができ、ショートカットキーも駆使しているのを見たら、「おぉー!」となります笑)
💡おすすめの練習方法
✔ 寿司打 などのタイピング練習サイトでひたすら練習
→ 10,000円コースをクリアできるくらいでOK
✔ COMMAND LAB
→ 様々なアプリケーションでのショートカットの練習が可能
✔ ショートカットキーを調べ、ひたすら使う。
Gitはエンジニアにとって必須のスキルであり、チーム開発では欠かせません。最低限、以下の操作は理解しておくと良いです。
※Gitの概念について理解をするのが一番大切です!
💡おすすめの勉強方法
✔ Git/GitHub入門 基本操作編(全19回) - ドットインストール
✔ サル先生のGit入門
「どの言語を学べばいいの?」と悩むかもしれませんが、まずは1つの言語をしっかりと学習すること が重要です。
基礎をしっかりと理解していれば、他の言語への移行も容易となります。
具体的には、以下の内容を押さえておけばまずOKです。
💡おすすめの学習方法
✔ 言語選び: Python, Java, Go, Ruby などがおすすめ
✔ 学習方法:
Progate: 有料版を課金するのがおすすめ
Udemy: 定期的に行われているセールで購入するのがおすすめ
書籍: 独習○○シリーズがおすすめ
✔ +α: 実際に簡単なアプリやツール(例: Todoアプリ)を作ってみる
「フロントエンドエンジニアになりたい!」と明確に目標がある方は
飛ばしてしまって大丈夫かもしれません。ただ、ベンチャー企業やスタートアップ企業ではフロントエンドとバックエンドの境界が明確でないことも多い ため、最低限のSQL知識は持っておくと役立ちます。
具体的には、以下の内容を押さえておけばまずOKです。
ターミナルは フロントエンド・バックエンド問わず必ず使用するツール なので、優先度は高く勉強した方がいいと思います。
エンジニアの方がよく使っているあの「黒い画面」です。
※私はこの黒い画面が一番嫌いでした。
具体的には、以下の内容を押さえておけばまずOKです。
💡おすすめの学習方法
✔ Command Line 学習レッスン 基礎編 - Progate
1. インプットよりもアウトプット
2. とりあえず行動する・やってみる精神
「アウトプットは最大のインプット」というように、アウトプットをすることが、知識の定着や成長をするためには非常に重要です。
ここでいうアウトプットとは、「実際にやってみる」「人に教える」「発信する」の3つです。
エンジニアの初学者のよくある間違いとして、以下のようなものが挙げられるかなと思っています。
私も未経験だった当初、インプットメインの学習が中心になっていた時期があります。自分では理解していたつもりが、実際にコードを書いてみると、当然のように書けませんでした。
実際にやってみることで、初めて「本当に理解していた部分」と「わかったつもりだった部分」が明確になります。書けなかったコード、思った通りに動かないプログラム、解決できないエラー。
こうした壁にぶつかるたびに、調べ、試行錯誤する。そうした過程を繰り返すことで、確実にスキルは身についていきます。
また、アウトプットを通じて得た経験は、単なる知識とは違い、実践的な「引き出せるスキル」として定着 します。エラーの原因を自分で考え、解決策を見つけられるようになると、「知らないことがあっても調べて解決できる」という自信につながります。
私自身も、プログラミング能力、ITスキルが格段に向上をしたと実感できたのは、実際にアプリを作ったとき でした。
結局のところ、プログラミングは「手を動かした量」に比例して上達します。学んだことをすぐに試し、小さくても動くものを作りながら学習する。この積み重ねこそが、確かなスキルアップへの近道だと感じています。
最初は「とりあえずやってみる」これに尽きると思います。
エンジニアと一口に言っても、その領域は幅広く、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアなど、さまざまな分野があります。
「まずはどのエンジニアになりたいのか決めたほうがいい」とアドバイスをいただいたこともありますが、正直なところ、どの分野が自分に向いているのか、何をやっていて楽しいと感じるのかは、最初から分かるものではありません。
(↑エンジニア未経験者にとってこのアドバイス一番困りませんか?😊)
だからこそ、深く考えすぎずに、まずは実際に手を動かして試してみることが大切です。コードを書いてみる、簡単なアプリを作ってみる、クラウド環境を触ってみる——こうした経験を積み重ねることで、自分に合う分野が自然と見えてくるはずです。
初心者でも勇気をもって飛び込んでみる
学生時代、プログラミング未経験だった私は、「どうにかして学びたい」と思い、思い切ってプログラミングスクールの講師アルバイトに応募しました。「生徒に教えながら自分も学べばいいや。無理だったらすぐ辞めればいいし。」と軽い気持ちで挑戦したことを覚えています。
もちろん、未経験で何も分からない状態で生徒の前に立つわけにはいかないので、採用後の一定期間猛勉強をしたことを覚えています。
(大学の講義や課題、友達付き合いもあったので、普通にきつかった…)
ただ、この環境は最高でした。
もし一人で情報収集ばかりをしていたら、実際に手を動かすまでに時間がかかり、本腰を入れて勉強をする機会を逃していたかもしれません。
さらに、周りにはMARCHや早慶の大学の優秀な同期や先輩が多くいたので、分からないことがあればすぐに質問もでき、切磋琢磨しあえる環境も整っていました。
やはり実務経験が一番成長できる
プログラミングの勉強を始めて1年が経った頃、「プログラミングでお金を稼ぎたいな」と思い、スタートアップ企業の長期インターンに応募したり、エンジニアコミュニティに参加してフリーランスエンジニアの方と知り合い、「お仕事ください!」とひたすらLINEやインスタのDMを送り続けました。
当然ながら、実績のない大学生に仕事を任せてくれる人はほとんどおらず、
ほぼ壊滅的な結果となりました…(泣)
しかし中には、「○○ができるようになると仕事振れるかも」「最低限ポートフォリオを作って何ができるか分かれば…」といった貴重なアドバイスをくださる方もいました。これによって、自分には何が足りないのか、次に何をすべきかのヒントを得ることができました。
最終的には、ありがたいことに(本当にありがたいことに…!)フリーランスエンジニアの方からWeb制作や簡単なアプリ開発の一部を任せてもらえるようになり、定期的に仕事をいただけるようになりました。実務に近い経験を積むことができた、この2年間は非常に貴重なものだったと感じています。
一見突発的な感情で何も計画性もなく行動をしてるように見えるかもしれませんが、振り返ってみると、それが良かったのかもしれません。初心者だからこそ「とりあえずやってみよう」というマインドで結果を気にせず行動を重視することが何よりも大切 であると教訓を得ました。
エンジニアとしてのキャリアは、最初の一歩をどう踏み出すかで大きく変わります。今回紹介した「やっておくと良いこと」は、すべて私自身が経験し、振り返って本当に役立ったと感じたものばかりです。
もちろん、人それぞれ合う学習方法やアプローチは異なります。「これならできそう!」と思ったものから、まずは一つずつ取り入れてみてください。 大事なのは、「とりあえずやってみること」。最初はうまくいかなくても、手を動かし続けることで確実にスキルは身についていきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が、あなたの学習やキャリアのヒントになれば嬉しいです!