こんにちは。メドコム人事の小島です。
今回は、「メドコム導入病院」へのインタビュー記事をお届けいたします!
直接対話するからこそ聞くことができた話や、弊社サービスを使用いただいている様子などを感じることができ、より良い貢献ができるよう今後も頑張るぞ、と気持ち新たに記事を作成しました。
読者のみなさまにもそんな気持ちが少しでも伝わればよいなと思います。
インタビューを受けてくださったのは、JA岐阜厚生連 中濃厚生病院の看護部の方々です!
インタビューにご対応いただいた3名
左:副看護部長 永田様/中央:看護部長 大野様/右:看護師長 野田様
※以下、敬省略させていただきます※
目次
■導入前 メドコムへの期待について
-早速ですが、メドコムを導入される際に感じていたメドコムへの期待はいかがでしたでしょうか?
-スマートフォンが入ることの嬉しさ、というのは具体的にはどういった点でしょうか?
■導入後 現在感じている変化について
-メドコムを導入したことでどのような変化がありましたか?
-効率化や働き方以外の部分において何か変化はありましたか?
■今後の活用に向けての期待について
-今後のメドコム活用方法における期待などはありますか?
-適切な看護の質の評価に繋げることができそうですね
■メドコムの活用、DX化への想いについて
-メドコム隊長と任命を受けている永田さんは、メドコムの活用に対してどのような想いでいらっしゃいますか?
-院内DX隊長と任命を受けている野田さんは、どのような想いでいらっしゃいますか?
-大野部長として、DXへ取り組む想いなどはございますでしょうか?
■メドコム営業担当の鈴木について
最後に、弊社営業担当の鈴木についての印象やコメントをお願いいたします!
■導入前 メドコムへの期待について
-早速ですが、メドコムを導入される際に感じていたメドコムへの期待はいかがでしたでしょうか?
(大野)そうですね、純粋に「スマホ」が導入されるという嬉しさがありました。また、当時PHSは全員が持っているものではなく、ナースたちはナースコール対応機での対応をしていました。なので、連絡を取る手段が限定されており、「大声で呼ぶ」ということも日常的でした。そういった背景もあり、勤務中のナース全員が1人1台持てる、ということも非常に期待感がありました。
-スマートフォンが入ることの嬉しさ、というのは具体的にはどういった点でしょうか?
(大野)PHSは基本的には連絡を取り合うだけのものなので、スマホにある+αの機能への期待が大変大きかったです。
(野田)そうですね、特にカメラ機能が使えるようになることへの期待がナースたちの間では大きかったように記憶しています。今までは、デジカメと測りを使って瘡の写真を撮り、PCへ繋いで紙に印刷して・・・とかなり負担になっていたので、それがスマホで簡単にできるようになることへの期待ですね。
(野田・永田)他にも、チャット機能についても期待が大きかったです。PHSの場合は電話連絡のみなので、常に相手の状況を気にしていました。チャットが利用できることで、情報の優先順位をつけて、相手への連絡ができるようになるのでは、という期待がありました。
■導入後 現在感じている変化について
-メドコムを導入したことでどのような変化がありましたか?
(大野)まずは、院内での連絡網がなくなりました。今までは、会議の時間変更連絡など、ちょっとした業務連絡も病棟から病棟へと電話での連絡網を回していました。それがチャット1回での連絡で済むようになりました。
(野田)そうですよね。日常的なちょっとした個別の連絡も、今までは個人LINEを使ってやり取りしていましたが、それもチャットで個別連絡ができるようになったので、働き方という面でも良くなったと思っています。
(野田)あとは、スマホに標準装備されているメモ機能・ライト機能などをうまく活用しているナースもいます。1つ1つは小さなことですが、例えば、今までは夜勤中に懐中電灯を持って巡回していましたが、スマホを胸ポケットに入れてライトを活用することで両手が使えるようになり、夜間の巡回が楽になったという声もあります。デジタルネイティブ世代のナースは、使いこなすのも早い印象です。私が思いつかなかったような上手な使い方をしていたりします(笑)
(大野)他にも、患者さんと点滴の内容があっているか確認する、点滴承認の作業も、今までは電子カルテをゴロゴロと引っ張っていってましたが、今はそれもメドコムで実施できる点も良いですね。
(永田)効率的になったというのももちろんですが、特に夜間だと患者さんの睡眠の妨げにならないようにしたいと思っていたので、メドコムがあることで静かに患者さんの対応ができることも魅力ですね。
-効率化や働き方以外の部分において何か変化はありましたか?
(大野)まだ目にわかるような変化は感じていないですが、コミュニケーションの面での活用もしています。例えば、部長という役職上、様々な連絡や報告がナースからあがってきます。今までは、それを承認して終わりだったのですが、今は「何とか終わったんだね」「お疲れ様」「おめでとう」などチャットを使ってタイムリーにコメントを送ることができるようになりました。これは、メドコムがなかったらなかなか難しかったことです。
(メドコム鈴木)タイムリーにコメントできる点がポイントですね。
(大野)そうなんです。今までだと、電子カルテのメールを使うという手段がありましたが、それだとわざわざ感が強い印象ですし、色々な業務を行っている中でPCの前に座ったタイミングでその事を思い出さないと実施できない、という状況でした。それが、スマホだったら思った時にすぐ連絡ができるので、些細なコメントも送れるようになりました。
(野田)ナースたちは、「部長から直接コメントが・・!」と驚く様子もありますが(笑)でも距離が近くなることでのメリットもたくさんあるだろうなと思います。
(大野)そうだよね(笑)もちろん、所属長を通した方が良い内容は師長を経由するし、直接やり取りして師長へ報告してから私のところへ来てね、というパターンもあるので、上手く使い分けています。
■今後の活用に向けての期待について
-今後のメドコム活用方法における期待などはありますか?
(大野)カメラ機能を用いて今後やりたいなと思っていることがあります。今当院でカメラの使用を許可されているのは褥瘡のみなのですが、例えば患者さんの口腔内環境についての評価などに、カメラ機能を使えないかなと考えています。看護の質、という点において口腔ケアの前後でどのように変化しているのかなどが画像で残ることでより分かりやすい共有ができるようになると思っています。また、よく看護の現場では、患者さんの姿勢とか座り方の状態についても1つの指標としています。それを画像にしてカルテの記録として残していきたいな、と思っています。
(野田・永田)やりたいですね!
(大野)やはり一番伝わるのが画像なので、診療記録や看護の記録として認めてもらえるようになるといいなと考えていて。看護の質を可視化することはすごく難しいことなんです。でもそこを他の職種の方にも伝えたい、としたときに、メドコムを上手く使えるのでは?と思っています。
-適切な看護の質の評価に繋げることができそうですね
(大野)そうですね。周囲に伝えやすくすることで的確な評価がされれば、評価される側も納得感が生まれます。日頃の頑張りを評価することもできますし、自分たちではよくできた、と思っていても他から見たときにそうではないこともあると思います。そういうフィードバックをもらいやすくなることは、よりよい看護の提供やレベルアップに繋がると思うんです。なかなかハードルは高いですが、メドコムがそういう媒体になっていけばな、と期待しています。
■メドコムの活用、DX化への想いについて
-メドコム隊長と任命を受けている永田さんは、メドコムの活用に対してどのような想いでいらっしゃいますか?
(永田)今はとにかくナースがメドコムを活用して本当に便利になった、という声を聞きたいなと思っています。まだ使い始めたばかりなので、十分機能を使いこなせている状態ではないですが、アイディアや実際に活用している場面もあるので、そこをもっと広めていけたらと思っています。看護部としても業務効率化やコミュニケーションという場面で役立てることができる実感があるので、この1年でどこまでみんなの意見を吸い上げながらより良い活用に繋げていくかがポイントだと思っています。
-院内DX隊長と任命を受けている野田さんは、どのような想いでいらっしゃいますか?
(野田)DXを強化して、もっと看護に力を入れたい、というのが私の想いです。やはり、私たちは看護師なので、ベッドサイドで看護をしてこそ看護師だと思っています。業務の効率化が図れたら、もっと患者さんを診ることができるし、看護師としてのやりがいにも繋がるのではと思っています。
-大野部長として、DXへ取り組む想いなどはございますでしょうか?
(大野)大きく2つの観点でお話すると、1つ目は業務効率化という点で、これまでにお話しさせていただいた諸々の効果を少しずつ感じているので、そういった小さなことの積み重ねで全体的な業務時間の削減や更なる効率化に繋がることを期待しています。また、もう1つは、コミュニケーションが迅速で密になる、ということです。相手の状況を気にして躊躇してしまう連絡もチャットなら伝えやすくなることもあると思いますし、看護師同士だけでなく医師や他職種の方とも「ありがとう」などちょっとした声を掛け合いやすくなることを期待しています。
■メドコム営業担当の鈴木について
最後に、弊社営業担当の鈴木についての印象やコメントをお願いいたします!
(永田)看護師として、ちょっとした業務の不便さや煩雑さによるストレスの積み重ねがあり、ジレンマを感じている部分があります。鈴木さんは、そこに対して根気強く向き合い、聞き入れ、こんな改善ができますよ、と提案してくれるので、心強いなと思っています。鈴木さんがそう向き合ってくれたことで、メドコムへの期待が高まっているのは事実だと思っています。
(野田)何度も同じ話を聞かせてしまったかもしれないですが、看護師の話をしっかり聞いてくださり、その上での説明をちゃんとしてくださったので、メドコム導入に対する楽しみに繋がったと思っています。
(大野)当院で複数体験会を開催していただいて、丁寧な説明をしてくださったり、こうして導入後のフォローもしてくださっています。私たちからの意見を吸い上げ、「こうしたらいいよ」などの提案もいただき「私たちもそんなことができるの?」と新たな気づきをもらえています。とても人懐っこいところも、いいところですね!今後もよろしくお願いします。
(メドコム鈴木)恐縮です、ありがとうございます!
以上、中濃厚生病院 看護部へのインタビューでした!
終始笑顔と笑いが絶えないインタビューとなり、あっという間にインタビュー時間が経過していました。上記の記事には起こしきれなかったお話もたくさんありました。例えば、当病院ならではの活用の仕方について、複数の職種のメンバーが集まって定期的に話合う場があると、より便利に有意義な活用ができるようになるのでは、というお話や、現在のメドコム機能についての改善要望なども頂戴しました。
また、最後にナースステーションにも立ち寄らせていただきましたが、そこにいらっしゃった看護師の方々もとても明るく素敵な方々でした。特に印象に残っているのは、新卒看護師へのウェルカムボード。かなりつくりこまれていました!きっと、こちらの病院は働く仲間との関係性やコミュニケーションを大事に考えているんだろうなと感じ、そこに対してもメドコムが微力ながら貢献できているとしたら、とても幸せなことだと感じました。
改めて、ご協力いただいた看護部長大野様、副看護部長永田様、看護師長野田様、本当にありがとうございました!
今後も、メドコム導入病院へのインタビューを実施できたらと思います!
その時にはまた記事にして、みなさんへお届けいたします。
今回インタビューにご協力いただいた
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