ほぼ100%テレワーク×過半数がパラレルワーカー。マスターピースが目指す業務委託だけど中の人感ある働き方
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株式会社masterpeaceでは現在、長期的にプロジェクトをご一緒いただける業務委託のパートナーさんを幅広く募集しています。
募集の詳細はこちらから。
(編集者さん)https://www.wantedly.com/projects/775172
(ライターさん)https://www.wantedly.com/projects/782010
(ディレクターさん)https://www.wantedly.com/projects/775862
今回は募集要項だけではお伝えしきれない募集の背景について、社内で代表の窪田に話を聞きました。目指しているチームのあり方から、どんな人を求めているのかまで、窪田の率直な想いを手紙を読むような気持ちでご一読いただけたら幸いです。
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●今、この文章を読んでくださっている方へ
はじめまして。
masterpeaceの代表をしている窪田と申します。
ITエンジニアなどを経て、2013年からこの会社に参加しています。
私生活では一児の父親であり、現在は自らも時短勤務で仕事をしています。
まずは数あるコンテンツの中からご興味を持っていただき、ありがとうございます。
どういった働き方を探されてこのページを見ていただけたのか、おひとりごとに違った目的があることかと思います。
この記事では特に下記のような方と出会いたいと思っています。
業務委託の形でお仕事をご一緒いただける編集者さん・ライターさん・ディレクターさんを募集しているのですが、契約形態や仕事内容の枠を越え、お互いの得意なことやりたいことを持ち寄りながら、より良いチームづくりから共に考えていただける方と出会えたら最高だなと思っています。
一方通行にはなってしまいますが、私が思っている「こんな人と出会いたい」という想い、その背景にある現在・そして目指すチームの在り方をお伝えさせてください。
そして、この記事を読んでいただいたあとに少しでも心が動くことがあれば、
ぜひ今度はお話をさせていただけたら嬉しく思います。
●社会にとって「いいコト」が伝わる、広がるお手伝いがしたい
「何をやっている会社なのか」そう問いかけられた時、答えに少し悩みます。
というのも、私たちが関わっているプロジェクトは非常に様々な分野に及んでおり、一見するとバラバラの、何でも屋のように感じられるところがあるからです。
ですが、ここ数年で軸として強くなってきたのは「いいコト」に取り組んでいる会社や団体の方々、その活動や事業を応援したい、広がるお手伝いがしたいという想いです。
私個人としても、会社としてもこれまで多くの中小企業や地方自治体、NPOの方々などと出会ってきて感じたことは、世の中にはあまり広く知られていないけれど社会にとって「いいコト」がたくさんあるということ。その活動が何かの理由で、それ以上広がることが難しくなっているのだとしたら。
コンテンツやストーリーという形に編集し、誰かに伝わるように届けることをやってきた私たちが、お手伝いできる可能性があるのではないかと思います。
私たちの大事にしている想いについてはこちらもぜひご覧くださいませ。
https://www.masterpeace.co.jp/mission/
具体的には以下の3つの事業を運営しています。
共通しているのは、「伝えたい情報があり」「知りたい人がいて」「その間を編集されたコンテンツがつなげている」という点です。
①書籍化・出版サービスgood.book(グーテンブック)
注文が入ってから1部ずつ印刷して届けるオンデマンド流通と、電子書籍販売を組み合わせて、大手出版社さんでは出しづらい、より専門的でニッチな企画も実現させることができる出版サービスです。これまで100冊以上の書籍を出版してきました。
https://www.masterpeace.co.jp/service/publishing/
②教育研修事業のオンライン化支援(グーテンラーニング)
eラーニングや動画講義、テキスト教材といった様々な形式の教材開発をお手伝いして、ノウハウを教育コンテンツとして広げる事業開発の企画から運営までご一緒しています。コンテンツの制作だけを請け負うのではなく、企画の段階からご一緒し伴走するのが私たちならではの強みです。
https://www.masterpeace.co.jp/service/business_planning/
③Webコンテンツを中心とする企画編集、マーケティング支援
主に企業や団体の「広報/ブランディング」もしくは「マーケティング」を目的としたコンテンツ作りをお手伝いしています。例えばWebコンテンツ制作の場合、Webサイトのコンセプトづくり・画面設計・Web開発まで対応します。
https://www.masterpeace.co.jp/service/contents_editorial/
●ほぼ100%リモート勤務、プロジェクトごとのチームで裁量ある仕事を
現在社員は産育休中の人を含めて4人です。
それ以外の一緒にお仕事をしている方々は全員が業務委託のパートナーさんたちです。現在お願いしているパートナーさんのうち、5~10名ほどの方には単発案件ではなく、長期的にいつも何かをご一緒させていただいております。つまり、社員含め常に稼働しているメンバー約15名のうち10名はパートナーさんということになります。
実は私自身ももともと業務委託でこのプロジェクトに携わり、関係の中で代表をやらせていただいています。
なぜこのような形をとっているのか。そもそもこの会社ができた当初は社員ゼロの状態でした。コンテンツ作りという仕事は、その企画ごとに得意な人、詳しい人、更に言ってしまえばやりたいと思ってくれる人を集めて進めたほうが上手くいくことが多いですし、良いものができると考えています。実際、これまでそういったメンバーやパートナーさんに助けられてやってこれました。
パートナーの皆さんは業務委託という契約ではありますが、いわゆる「外注さん」では決してありません。例えば、経理担当の方もいますし、ライターさんたちを束ねて企画段階からプロジェクトを進行するディレクター的役割を担ってもらっている方など、「中の人」としてご一緒していただいています。なお、現在はそのうち8~9割が女性の方です。
勤務形態は社員含め、コロナ禍になる前からリモート勤務を取り入れてきました。コロナ以降現在は、ほぼ100%全員がリモート勤務で働いています。
そのため、オフィスはは東京にありますが、パートナーさんたちの中には宮崎や沖縄などに住んでいらっしゃる方々もいます。働く時間もその人にあわせた、できる時間に進めていただくスタイルをとっており、住む場所や働く時間にとらわれない形を大事にしているチームです。(なお、この2021年末をもって、これまでのオフィスは離れて、より柔軟に動けるように変えました)
●自立したプロ同士、一緒にやろう!とお互いに言い合えるチーム
私たちの目指しているチームは、それぞれが自立し個々の力を活かしながら、自分がやりたいと思える仕事を一緒にやれるメンバーが集まっている状態です。
せっかくお仕事するなら、主体的に参加いただけることでご一緒できるのがいいと思っています。役割やプロジェクトによって、パートナーさんにも企画段階から参加していただき、ご自身の経験や知見を活かしていただいています。
もちろん私たちの事業の範囲内でご一緒いただくことが多いのですが、逆にパートナーさんが実行したい企画や事業があれば、できる限り協働したいと思っています。
もちろん、様々なお仕事や活動を進める中で、私たちのチームを離れていただくのもよいことだと思います。お互いに協働できる活動やプロジェクトでご一緒し、他の取り組みがある場合はそちらに参加いただく。そういった柔軟な働き方を目指しています。私自身も複数の法人に参加してパラレルワークでお仕事していますし、家庭とお仕事のバランスも時期によってコントロールしたいと思っています(まだバランスできておらず、家庭で怒られることがありますが、、)
自立(自律)した個人同士としてそれぞれが目指す働き方を大事にしたいと強く思っています。
少し話が脱線してしまいますが、なぜこんなにも自立(自律)という言葉を使うのかその背景の想いをお伝えさせてください。
自立の対義語は「依存」です。
仕事においては様々な依存のリスクが存在します。例えば「雇用者」と「従業員」、「発注者」と「受注者」などです。特に後者においては、受注者の「私はこの作業しかやりません」という気持ちと、それに対して発注側は「決められた作業だけを切りだして頼む(場合によってはコストを抑えて)」という行動を取ることがあります。
もちろん一種プロフェッショナルな関係であり、悪いことだとは思いません。働き方に求めるものは繰り返すようですが人それぞれです。ただし、私たちが目指すあるべきチームを考えた時、このような関係性は少し違います。
たとえ私たちが名称だけとれば「発注者」側、パートナーさんが「受注者」側であったとしても、ただの外注さんではなく協働する一人のプロとして働くことを尊重したいと考えています。
●チームづくりから共に動いてくれる方と、長期的にご一緒したい
さらに2022年からはもう一つ取り組みを強化していきたいと考えています。
一人一人がプロとして、それぞれの力を活かしながら、場所や時間にとらわれず、やりたい仕事ができるようになったらいい。私個人としても、そんな風に働ける人が増える社会を創ることを少しでも進められたらと思っています。
一方で、未経験者がコンテンツ制作などのプロジェクトにおいてここまでの状態になるのには課題があるのも事実です。当たり前ですが最初からおひとりで活躍できる舞台に乗れるはずはなく、駆け出しのジレンマを抱えている人は多くありません。一定以上の経験を積み、スキルも身に付けることで様々な選択肢から道を選ぶことができますが、その一定以上になるまでの段階、ステップがあまりにも個人に委ねられすぎているのが現状です。
そういった人たちの中からもご一緒できる方が増えるためにも、まずは経験と能力を兼ね備えた編集者さんやディレクターさんがサポートするかたちでお仕事していただき、成果物のクォリティを担保しながら、ステップアップをしていけるような機会づくりにも取り組みたいと考えています。
ぜひこういったチーム作りの部分から(中の人として)ご一緒いただけるような方が、今私たちが求めている、出会いたいと思う人です。
内容の定まったお仕事の受発注だけではない、まだ固まり切っていない企画段階から参加する、言ってしまえば少々面倒くさいことにもご一緒いただくからこそ、その方にとってもよりご自身の力を活かしてさらに活躍できる機会となったらと思っています。
これまで多くの編集者さんやライターさんとお仕事をご一緒してきて感じたことは、皆さんがお持ちのコンテンツを編集する力や伝わる文章として書く力、チームの中で一つのものを完成させる力は、もっと広く様々な場面で発揮いただける素晴らしいスキルだということです。
編集やディレクションの経験をお持ちの方が入ってくださることで、その情報がより伝わりやすい形に編集されるといった場面をたくさんみてきました。
どちらか一方だけではなく、お互いにとってプラスとなるように、この取り組みを強化していきたいと思っています。
●ご縁を感じていただけた方、ぜひお話しさせてください
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
これまでも今も、私の仕事は人との出会い、ご縁によって支えられてきました。むしろそれだけといっても大袈裟ではなく、これまで出会ってきた様々な人とのご縁とそこから生まれる偶発的なアイディアが何よりの強みです。
働き方の選択肢、仕事のあり方が多様になった時代だからこそ、本当にやりたいと思えることをしたい。そのためにも場所や時間、関わり方の制約はできるだけ取り払いたい。(今は都内に住んでいますが将来的に地方移住を考えていたりもします…!)
価値があると感じる「いいコト」を誰かに伝わる形で届けることで、伝える側の人にとっても受け取る側の人にとっても、何かプラスの彩りが生まれるお手伝いをしたい。
そんな想いに共感していただける方と、長い目でご一緒できたら嬉しいです。
冒頭にも書きましたが改めて。少しでも心が動く何かを感じていただけた方がいれば、ぜひ今度は双方向でお話しさせてください。お待ちしております。
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代表窪田からの手紙はいかがだったでしょうか?
これも私たちが大切にしている「伝えたい想いをコンテンツにして届ける」ことの一つだと思っています。
これを読んでくださったことをきっかけに、新しい人との出会い、ご縁が生まれたら嬉しいです。少しでも気になった方、ぜひお気軽にご連絡ください!