大学でのボランティア活動を通じて「社会の大きな枠組み」に目を向けてきた片岡大也さん。新卒でmanabyに入社し、東北を離れ関東でのキャリアをスタートさせました。現場での支援員を経て、現在は内部監査室室長として組織の土台を支えています。より良い社会の仕組みづくりに挑むその原動力に迫ります。
【プロフィール】
片岡大也
2019年4月入社
株式会社manaby 内部監査室室長
※2026年2月現在
聞き取り調査から始まった、社会問題への関心
-大学ではどのようなことを学んでいましたか。
大学時代は東日本大震災の遺族への聞き取り調査や、農村地帯での地域おこし・復旧復興のボランティア活動に携わっていました。これらの経験を通じて、行政の政策といった「社会の大きな枠組み」の中で、地域住民の思いが届かないという現実を目の当たりにし、社会問題に関心を持つようになりました。
組織の土台を創りたい。理念と挑戦心が重なったmanabyへの決断。
-manabyとの出会いを教えてください。
最初から福祉業界に絞っていたわけではなく、ITなど幅広い分野で就職活動をしていました。
その中でmanabyの「一人ひとりが自分らしく働ける(生きられる)社会をつくる」という想いに出会い、自身の活動経験と重なって強く共感したことが、興味を持ったきっかけです。 また、ITと福祉を掛け合わせて新しいことに挑戦している姿勢も非常に魅力的でした。
当時はベンチャーやスタートアップのような環境で組織の基盤づくりに携わりたいと考えていたため、まさにmanabyにはそのフィールドがあると感じ、入社を決めました。
関東配属という新たな一歩
-新卒1年目で地元・宮城を離れて関東に配属されましたが、不安はありましたか。
関東への配属が決まった際には、一人暮らしや仕事への具体的なイメージがなかったため、不安が大きかったですね。選考時には関東と東北のどちらでも配属可能と伝えていましたが、実家を離れ、新しい地域で何か挑戦するならこのタイミングしかないのかなと思っていました。
-実際に、新しい地でのつらかった記憶や経験はありましたか。
不安は感じていましたが、実際に働いてみると、特につらいと感じたことはありませんでした。大学時代から活動量が多かったので、仕事が忙しくなっても延長線上にあると感じていました。スタッフ同士で話し合いをしながら連携して支援にあたっていたので、思い悩むことは少なかったです。
支援現場から組織の基盤へ
-入社5年目で内部監査室へ異動となりましたが、心境の変化はありましたか?
現場を熟知していた支援員の頃とは違い、異動先では「自分が一番分かっていない」という真っさらな状態からのスタートでした。 専門書籍や過去資料での学習、外部コンサルタントへの相談など、自力でのインプットに奔走する中で、仕事のスタイルも変わりました。自分の手持ちの武器だけで戦うのではなく、周囲の知恵を借り、連携しながら進めることの大切さを実感しています。
「社会を作る」という原動力。内部監査から描く未来の形
-今後の目標は?
根底にある「社会を創り、良い影響を与え続ける」という原動力は、今も昔も変わりません。
内部監査室の役割として、海外の事例も積極的に学び、日本の内部監査が遅れていると言われる現状を打破することで、社員が安心して働ける環境を構築していきます。また、支援員時代の経験を活かし、今後も事業所業務の効率化や仕組み化に貢献していきたいと考えています。
-「社会を作りたい、変えたい」という目標を現状でどれくらい達成できましたか?
私は、本当の意味で社会が変わったと言えるのは「人々の思想や価値観が変化したとき」だと思っています。そのための鍵が、manabyが大切にしている「ダイアローグ(対話)」です。
単なるコミュニケーションではなく、物事に対する「姿勢」としてのダイアローグが、manabyに関わる人、そして社会に広がったとき、本当の変化が起きると考えています。理想の社会づくりという大きな視点で見れば、まだスタートラインに立ったばかりかもしれません。
-地元から離れて就職を検討している後輩に助言はありますか?
関東に配属された当時は、厳しい環境ながらも大きく成長できる機会に恵まれました。関東は企業数が圧倒的に多く、比例して障害者雇用のニーズや選択肢も非常に豊富です。その分、manabyを必要とする方も多いため、より社会から求められる役割が大きいと感じています。
-どんな仲間と働きたいですか?
常に変化していく社会情勢に対して前向きに受け止めていけるような「変化を楽しめる人」と一緒に働きたいです。