FABRIC TOKYO・広報チームの月橋です!
毎年新しいメンバーが入社してくれているのですが、これまでメンバーの紹介ができていなかったので、「新卒メンバーの紹介や、入社後の声」を発信したいと思い、「私がFABRIC TOKYOへ入社した理由」というテーマを掲げて、インタビューをすることにしました。
今回はリアル店舗全体を担う「店舗UXチーム」の声を聞きたいと思い、Wantedlyブログにまとめてみました。インタビュー形式で書いてみたので、ぜひご覧ください!
Q. 簡単に自己紹介と現在の業務について教えてもらえますか?
店舗UXチームに所属している菅(すが)です。
チーム内ではスーパーバイザー(候補)として、担当エリアの店舗を統括しマネジメントしています。
具体的には、各店舗のストアマネージャーとコミュニケーションをとり会社やチームの方針を伝えたり、店舗メンバーへのマネジメントに対しフォローを行っています。
また、基本的にはオフィス出社は週に一度で、それ以外の日は担当店舗へ出勤し店舗環境やディスプレイの改善点を伝えたり、店舗のメンバーとコミュニケーションをとり現場の課題をヒアリングすることも行います。
当然その際、実際にお客さま対応も行いますので、お客さまニーズや課題なども肌で感じたうえで店舗運営に活かしています。
Q. FABRIC TOKYOの入社経緯と志望動機は?
FABRIC TOKYOに入社を決めた理由は2つあります。
一つは、代表・森のITでアパレルを変えるというVISIONにひかれたこと。もう一つは、会社のことを好きな人達が集まっていると感じたことです。
FABRIC TOKYOは2社目で、前職はアパレルOEMの会社に勤めていました。
OEMというと耳慣れない方もいるかと思いますが、簡単にいうとアパレルブランドへ営業し、そのブランドの商品を作って納めるという業態です。当時の業務としては営業から生産管理、デリバリーまで全て行なっていました。
その会社を辞める決意をしたのは、繊維(アパレル)業界の現実を知ったことと代表に成し遂げたいVISIONがなく社員たちも生きるための仕事として業務をこなしていると感じたからです。
繊維(アパレル)業界は、おそらく皆さんが思っているよりアナログで、FAXによる見積もりや発注など当たり前で、FAXもできないところにはパターンや仕様書を郵送することもありました。
また、日本の工場でメイドインジャパンのものづくりと言いつつ、実際の工員さんはほとんど外国人留学生で、管理も杜撰なところが多くありました。
私自身、洋服が好きで色々なブランドに本当にいいと思ったものを提案して少しでも業界を盛り上げていきたいという思いを持って入社していたので非常にギャップを感じ、アパレル業界以外での転職を考えるようになりました。
そんな時に、たまたま登録していたエージェントからFABRIC TOKYOの説明会が大阪であるので参加しないかという旨のメールが入っており、アパレル×ITといった謳い文句に半信半疑ながらとりあえず参加だけしてみようと足を運びました。そこで代表・森から会社説明や実現したいVISIONを聞き、ここでならやりがいを持って働けるのではないかと感じました。
また、その後の座談会(実際に店舗メンバーとお話しする時間)で当時大阪店勤務だったメンバーと話していると、この人たちは本当に自分達の会社が好きでやりがいを持って働いているんだろうなと感じました。
当時は、前職のメンバーを全く信頼できておらず私自身会社に対して帰属意識が全く無かったので、自分の会社が好きな人がいることに衝撃を受けました。
そういった人たちが集まっていて、かつ目指すべきVISIONのある会社であれば自分らしくやりがいをもち、楽しんで仕事ができるのではないかと思い入社を決めました。その第一印象は間違っていなかったと思います。
Q. 入社後からスーパーバイザー候補になるまでのキャリアについて教えてもらえますか?
入社から1年は関西エリアの店舗でコーディネーターとして日々お客さま対応を行なっていました。
その後、関西エリアのストアマネージャーとしてさらに1年ほどエリアのマネジメントに従事したのちに関東に異動し、新宿店のストアマネージャーを経て現職です。
Q. スーパーバイザー候補として大切にしている考え、個人として大切にしている考えについて教えてもらえますか?
スーパーバイザー(候補)として大切にしているのは、やはり心理的安全性です。
メンバーと信頼関係を構築し、忌憚のない意見やフィードバック、問題提起ができる環境を作ることが、自分の頭で考え主体的に行動できる店舗やエリアの土台であると考えています。
また、FABRIC TOKYOにはVALUEというMISSIONを達成するための価値基準があるのですが、そのVALUEをメンバーが理解納得共感できるよう努めています。
このVALUEがあることでFABRIC TOKYOの全メンバーの目線が合い、一丸となってMISSION達成に取り組めると考えているからです。
個人としては、常にアップデートすること、智情意のバランスが崩れていないか、毎日違う洋服を着ることを大切にしています。アップデートに関しては、メンバーの成長をサポートする立場として、まず自分が1番成長していなければいけないと考えているからです。
智情意とは?という方もいると思いますが、渋沢栄一の言葉で、本質的に成功する人の条件のようなものです。
現代に置き換えると、智はスキル、情は道徳、意は意志です。そのどれが欠けても本質的には成功し得ないというものです。気になった方はぜひGoogleで調べてみてください。
この2つを常に意識していると自然とVALUEを自分自身が体現できており、メンバーに対しても説得力が持てるのではないかと考えています。
最後の一つは、自分がワクワクする洋服を着ることで仕事のパフォーマンスが上がりますし、何より洋服が好きだからです(笑)。
Q. FABRIC TOKYOの店舗UXチームについて、一言で言うとどんなチームですか?
非常に楽しく個性的なチームだと思います。
接客がとても得意なメンバーや、スキルフルなメンバー、チームの心理的安全性を高められるメンバーなど、各々、強み弱みがはっきりしているので、誰と話しても刺激を受けます。
そのうえで、仲がいいのが特徴です。休みの日にメンバー宅でホームパーティーや旅行などにも行くくらい仲がよく、友達のような関係で話せるので毎日仕事に行くのが楽しみです(笑)。
Q. FABRIC TOKYOは全国に14店舗あり、店舗ごとに働く環境も異なると思います。働く上で出店エリアや地域ごとの違いって何かありますか?
大阪と新宿で大きく違うと感じるのはお客さまの要望です。
どちらも中心地なので当然様々なお客さまがいらっしゃいますが、大阪は比較的コンサバで定番のスーツ(ネイビー無地など)でサイズ感も細身ですっきりしたものをお求めの方が多い印象です。
一方で、新宿はそれと比べるとジャケパンやセットアップに挑戦したい方、ゆったり目のシルエットがお好みの方など少しファッション性のあるものもお求めになられる印象です。
また、働く環境においての関西と関東の1番の違いは、関東はオフィスに行こうと思ったら実際にすぐいけることだと思います。
FABRIC TOKYOではリモートでの業務や会議などもポピュラーですが、やはり実際に会って話すことで進むことや伝わることもあると感じます。
一方で、関西はエリア全体が一つのチームとなっており、メンバーが少ない分一体感やチーム力は関東と比べより強いと思います。プライベートでの遊びもより多いです(笑)。
Q. 今後の野望を教えてください。
今後は色々な部署を経験し、バリューチェーン(自社がどのように価値を届けているか)を理解したうえで、 FABRIC TOKYOというブランドをより誰もが知るかっこいいブランドにしていきたいと考えています。
商品の開発やクリエイティブの見せ方、まだFABRIC TOKYOのことを知らない方へのアプローチなど、分野は多岐にわたると思いますが、ブランドを成長させたいという軸で今の自分にできることをやっていきたいと思います。