こんにちは、ラワンセ 遠藤(ネットワークエンジニア)です。
ネットワークの基礎を学ぶシリーズの第5回として、CCNAの問題を題材に知識を身につけていきます。
□前回の振り返り
前回は通信種別について解説しました。
ユニキャスト・ブロードキャスト・マルチキャストの3種類がありましたね。
今回は「通信相手をどうやって特定するのか」という視点で、IPアドレスについて学んでいきます。
今日はネットワークの基本となる「IPアドレス」について、CCNAの問題を題材に説明していきます。
目次
■問題
■選択肢
■回答
■解説
□イメージ
□具体例
□なぜ必要なのか
□初心者ポイント
□もう一歩理解を深める
■まとめ
■問題
IPアドレスの役割として正しいものはどれか?
■選択肢
A. 通信するアプリケーションを識別する
B. 通信する機器を識別する
C. 通信速度を制御する
D. データを暗号化する
■回答
B. 通信する機器を識別する
■解説
IPアドレスとは、ネットワーク上の機器を識別するための番号です。
インターネット上では、すべての機器にIPアドレスが割り当てられており、この番号を使って通信相手を特定します。
□イメージ
IPアドレスは「ネットワーク上の住所」です。
ただし、現実の住所と少し違って、IPアドレスは「通信のために使われる論理的な住所」です。
例えば東京都○○区… のように住所があることで場所が特定できるように、ネットワーク上でもIPアドレスによって通信相手を特定できます。
一方で、実際の通信ではIPアドレス(どこに送るか)MACアドレス(どの機器に届けるか)のように、複数の“住所の役割”が組み合わさって動いています。
MACアドレスについて、説明していませんが、今の段階ではIPアドレス以外に「MACアドレスというものがある」と思っていただければOKです。
□具体例
例:192.168.1.10
このように、IPアドレスは数字の組み合わせで表現されます。
□なぜ必要なのか
ネットワークでは、どの機器にデータを送るかを正確に指定する必要があります。
IPアドレスがないとどこに送ればいいか分からないという状態になってしまいます。
□初心者ポイント
ここでよくある疑問があります。
「普段はgoogle.comみたいなURLを使っているのに、なぜIPアドレスが必要なの?
実際にはURLで使われるドメイン名(名前)というものをIPアドレスに変換してから通信しています。
この辺の動作はDNSの回で詳しく説明します。
□もう一歩理解を深める
IPアドレスにはグローバルIPアドレス(インターネットで使う)プライベートIPアドレス(内部ネットワークで使う)といった種類があります。
ただし現時点では「機器を識別するための番号」という理解ができていれば十分です。
■まとめ
IPアドレスは機器を識別するための番号
ネットワーク上の「住所」の役割
通信相手を特定するために必要
□今後について
次回は「サブネットマスクとは何か」について解説していきます。
IPアドレスとセットで理解することで、ネットワークの構造がよりはっきり見えてきます。
引き続き、順番に学んでいきましょう 。
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