神奈川県 愛川町出身
明治大学国際日本学部(多文化共生専攻)
エン・ジャパン株式会社(現エン株式会社) 5年(求人広告法人営業/営業リーダー)
国際交流基金 7ヶ月 日本語パートナーズ(日本語教師アシスタント・インドネシア)
2026年6月 LivCo入社(キャリアアドバイザー for インドネシア)
目次
- 「外国人」が当たり前だった町で育って
- 初めての海外は、インドネシア
- 人材業界に入った理由
- 大好きだった会社を離れて、もう一度インドネシアへ
- 「日本で働く」という選択肢が、人生を変えることを知った
- 求人広告営業の経験は外国人材でも活きるのか?
- 一人の人生を、LivCoスタッフ全員で応援する
- LivCoで成し遂げたいこと
- 未来のLivCoメンバーに向けて
- 株式会社LivCoでは一緒に働く仲間を募集しています!
求人広告営業として5年間、企業の採用と求職者の選択肢に向き合ってきました。
そんな私が今、外国人材のキャリアアドバイザーとして、インドネシア人の転職支援をしています。
正直に言うと、LivCoに入る前の私は自分の知識不足もあり「特定技能」や「技能実習」という言葉に、どこか“人手不足を埋めるための制度”というネガティブなイメージを持っていました。では、なぜ私は今、その世界で働いているのか。そして、なぜ人材業界で5年間働いた後に、あえて外国人材の領域に飛び込んだのか。
その答えを辿っていくと、私が生まれ育った愛川町と、大学時代から何度も訪れたインドネシア、そして前職で考え続けてきた「人に選択肢を提供する」という価値観に行き着きます。
「外国人」が当たり前だった町で育って
私が生まれ育った愛川町には大きな工業団地があり、1990年施行の入管法改正以降、多くの日系ブラジル人や日系ペルー人が移住してきました。現在人口約3.9万人の町で、町民の10人に1人は外国籍です。 ※参考:愛川町の人口と世帯(令和8年4月1日現在)
クラスに数人のブラジル人やペルー人がいるのも、外国籍の子ども向け日本語クラスがあるのも、当たり前の光景でした。彼らを「外国人」というより、「日本語が少し苦手な同級生」くらいにしか捉えていなかったと思います。
その“当たり前”が当たり前ではないと気づいたのは、隣町の高校に進学したときでした。
「このコンビニ、外国人がレジをしているからあまり行きたくないよね」
そんな言葉を聞いたのです。私にとっては当たり前だった景色を、当たり前だと思わない人がいる。そのことに、強烈な違和感を覚えました。
その違和感を解消するために、「日本人と外国人が共に生きる多文化共生」を学べる大学を選びました。
初めての海外は、インドネシア
大学では海外志向の仲間たちに囲まれる中で、私自身も「海外に行ってみたい」という気持ちが少しずつ強くなっていきました。大学1年生の夏休み、初めての海外に行くことを決めます。
行き先に選んだのは、インドネシア。
正直、当時の理由は「大学生の自分でも航空券が買えたから」というくらいのものでした。日本語教育を学んでいたこともあり、「インドネシアの高校で日本語教師ボランティアをする」というプログラムに参加しました。初めての一人海外です。
当時の私は、「インドネシア=発展途上国」「お金がない」「だから日本人が助けてあげる」
そんな浅いイメージを持ったまま現地に飛び込みましたが、到着した瞬間にそのイメージは崩れました。目を輝かせて「日本に行ってみたい」と語る生徒たち、家族のように迎えてくれたホストファミリー。決して快適とは言えない1ヶ月でしたが、それを上回る温かさに衝撃を受け、大学生活の中で計5回インドネシアを訪れることになります。
日本語を学ぶ高校生
人材業界に入った理由
大学3年の12月、就職活動を始めました。日本で働きたいと思っているインドネシア人のサポートをしたいなと考えていました。
ただ、就職活動を始めた2018年当時、「特定技能」という在留資格はまだなく、外国人雇用も今ほど一般的ではありませんでした。技能実習ビザで働くインドネシア人から聞いたのは、日本人より低賃金で長時間働かされる現実でした。目を輝かせて「日本で働きたい」と語っていたインドネシアの生徒たちと、この現実とのギャップを埋めたいと思うようになりました。
とはいえ、当時外国人材業界はニッチで、「まずは人材業界で幅広く知識を身につけた方がいいのではないか?」「まずは目の前の人の役に立つ選択肢を選んだ方がいいのではないか?」と考え、最終的にエン・ジャパン株式会社(現エン株式会社)に新卒入社しました。
2020年4月、関東以外で暮らしたことのなかった私が、いきなり関西拠点へ。求人媒体の新規事業テレアポ部隊に配属されました。当時はコロナ禍真っ只中。入社して3ヶ月は誰にも会えず、一人部屋の中で、1日100件以上の架電をする日々。「誰かの役に立ちたい」という志のもと、人材業界に飛び込みましたが、思い描いていた姿とはほど遠く、心が折れかけたことも一度や二度ではありません。同期の半数以上が1年以内に辞めていきました。
そんな中でも、
「人材業界の楽しさが分かるまでは退職という選択は取りたくない」
「エン・ジャパンでやり切ったと思えるまで頑張りたい」
こんな思いで、目の前のことに無我夢中で取り組んできました。
少しずつ営業としての成功体験も増えてきました。そして、自分が営業として介在することで、企業と求職者がともに幸せになる瞬間に立ち会えるのが、何よりのやりがいへと繋がっていきました。
求人広告という一つの商品も、使い方次第で企業にとっても求職者にとっても、選択肢を広げることができます。一方で、提案の仕方によっては、選択肢を狭めてしまうこともある。この経験から、私の中に「人に選択肢を提供する」という価値観が少しずつ形づくられていきました。
大好きだった会社を離れて、もう一度インドネシアへ
3年目からは営業のリーダーというポジションも任せていただき、営業目標の達成や後輩の育成に向き合う日々。あるとき、ふと気づいたんです。
「自分自身のキャリアと、ちゃんと向き合えていないのではないか」
入社1年目から多くの優秀なリーダーや同僚、後輩に助けてもらい、たくさんの成長機会もいただきました。エン・ジャパンという会社も大好きになっていました。
だからこそ、退職するという選択は、自分にとってとても大きなものでした。それでも、最初に人材業界を志した理由でもある「自分のキャリアの原点であるインドネシアとの関わりを、もう一度、自分の意志で選び直したい」という思いが強くなっていきました。
エンの最終日には、部署の何十人ものメンバーが集まってくれて、私の新しいステップを応援してくれました。嬉しかった一方で、「自分の選択を正解にしなくてはいけない」と、背筋が伸びる瞬間でもありました。
そして私は、インドネシアから数年間離れていたからこそ、現地の人たちと一番深く関われる方法を選びました。
国際交流基金の「日本語パートナーズ」として、インドネシアへ渡ることにしたのです。
今でも毎年旅行に行く同期達。最終日、おそろいのTシャツをプレゼントしてくれました。
「日本で働く」という選択肢が、人生を変えることを知った
インドネシアでの7ヶ月間、現地の高校・大学・日本語学校で、日本語教育や文化交流に携わりました。インドネシアに飛び込み、刺激的な毎日の一方で、「この先のキャリアをどうしよう」とも考えていました。
インドネシアに残り日本語教師として働くのか、インドネシアの企業で働くのか、日本に帰国するのか。
そんな時に出会ったのが、過去2回技能実習生として来日した経験を持つ、ある先生でした。来日の理由は、奥様の治療費を稼ぐことでした。奥様は亡くなってしまったそうですが、日本で稼いだお金で農園を購入し、二人の娘さんを大学に通わせています。
その先生の人生を通して私が知ったのは、「日本で働く」という選択肢が、その人だけではなく、その家族の人生まで変えることがあるということでした。今のインドネシアで、大学に行くという選択は、誰もが選べるわけではありません。
インドネシアに行く前、私は外国人が日本で働く制度に、あまり良いイメージを持っていませんでした。知り合いから聞いた話もあり、「人手不足を補うための仕組み」だと感じていたからです。正直、積極的に関わりたいとは思っていませんでした。
しかし、その先生の人生に触れたことで、私の考えは大きく変わりました。制度にはまだ課題もあります。それでも改めて制度を調べてみると、特定技能ビザができるなど、日本も少しずつ良い方向に進んでいると感じるようになりました。
自分の原点を振り返る中で、「日本で働くことを選んでくれた外国人が、暮らしやすく働きやすい社会をつくりたい」という思いが強くなりました。そんなときに出会ったのが、LivCoです。
代表・佐々さんのご経験と、「外国人も暮らしやすい社会を創る」というLivCoのミッションに強く惹かれました。そしてオフィスを訪れ、各地で活躍してきた多様性豊かなメンバーの話を伺う中で、ここで第二のキャリアを築いていきたいと感じました。
日本語パートナーズの活動。さまざまな日本文化を紹介。
求人広告営業の経験は外国人材でも活きるのか?
外国人材のキャリアアドバイザーは未経験、ネイティブレベルではないインドネシア語での挑戦。「全部ゼロからやり直しになるのでは」という不安もありました。
しかし実際に働いてみて感じるのは、人材業界で培ってきた経験は、思っていた以上に活きているということです。
候補者へのヒアリングは、企業の採用課題をヒアリングしていた経験と地続きです。「企業側の採用ニーズを見る視点」も、「この人は本当に活躍できるか」「企業が求める人物像と候補者の強みは合っているか」を見極める力として活きています。
もちろん、在留資格や特定技能制度、文化的な違いなど新しく学ぶべき知識は多くありますが、「人と企業の間に立ち、双方にとってより良い選択肢をつくる」という人材業界の本質は変わらないと感じています。
一人の人生を、LivCoスタッフ全員で応援する
現在LivCoでは、CA・RA/FS・CSが分業しながら、一人の候補者の転職を支えています。
私はCAとしてSNSを通じて候補者を集客し、面談し、希望や強み、将来のビジョンを言語化。その情報をもとにRA/FSが企業の採用課題を捉えて求人を獲得し、内定後はCSが在留資格申請から定着支援までを担います。
つまり、一人の候補者の人生に対して、LivCoスタッフ全員が違う角度から関わっています。
「調理を任せてもらえるようになった」「JLPT N2に合格した」そんな声を聞くたびに、一人の転職が「入社して終わり」ではなく、その後の人生につながっていることを実感しています。
前職の求人広告営業では、間接的に支援した求職者のその後を知ることはありませんでした。だからこそ、近くで外国人の声を直接聞けることに驚きましたし、それがそのまま自分のやりがいにもなっています。
面談の様子
LivCoで成し遂げたいこと
ミッション『外国人も暮らしやすい社会を創る』
私は、このミッションを本気で叶えていきたいと思っています。それは、私自身のこれまでの原体験ともつながっています。
まずは雇用を通して、日本にある外国人への偏見を少しずつ減らしていきたいです。
方法はいくつもあると思いますが、今は支援した候補者が長く活躍し、日本人の同僚から「一緒に働けてよかった」と思われる。そんな事例が積み重なることが、社会の見方を変えるきっかけになると考えています。
未来のLivCoメンバーに向けて
LivCoは、まだまだ発展途上のスタートアップです。正直、すべてが整っているわけではありません。
私自身、大手企業からベンチャー企業に移ることに、最初は少し身構えていました。でも、実際に飛び込んでみると、会社の規模が変わっても、仕事で大切なことは変わらないと感じています。『外国人も暮らしやすい社会を創る』というミッションに向かって、自分の仕事をつなげていく。むしろ、事業が一からつくられていく今のフェーズだからこそ、自分の仕事が会社の未来に直接つながっている感覚があります。
そして、人材業界で働いてきたからこそ思うのは、外国人材の仕事は、これまでの経験を捨ててゼロから始める仕事ではないということです。
法人営業の経験。採用課題をヒアリングする力。求人をつくる経験。候補者と関係を築く力。入社後の活躍まで考える視点。チームをまとめたり、後輩を育成した経験。そのすべての経験が、外国人材の世界でも誰かの選択肢を増やす力になると心から思っています。
「今までの経験を、別のフィールドでも活かしてみたい」
「外国人材という領域に少しでも興味がある」
そう思う方は、ぜひ一度LivCoという会社を覗いてみてほしいです。
私自身、今LivCoが思い描いている未来に、ワクワクが止まりません。
弊社LivCo。毎月末は納会です🍺 LivCoに興味がある方は、ぜひご参加くださいね^^
株式会社LivCoでは一緒に働く仲間を募集しています!
現在様々なポジションで共にチャレンジしてくれる仲間を募集しています!少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ、採用情報をご覧ください!
株式会社LivCoの会社情報 - Wantedly
LivCoは『外国人も暮らしやすい社会を創る』をミッションに、東京/インドネシア拠点で外国人領域に挑むスタートアップです。HR業界最後のブルーオーシャンと呼ばれる外国人材市場(年間30%成長・1兆円超)において、人材紹介を皮切りに教育・不動産・生活支援へと事業を拡張。25万人超の在日東南アジア人フォロワーと蓄積された来日就労希望者データにAI・テクノロジーを掛け合わせ、「外国人版リクルート」として複数領域で新規事業を連続的に立ち上げる外国人特化のインフラ企業です。
日高屋、松屋、ベネッセ、すかいらーくなど累計500社以上に1,000人超の紹介実績。タイミー小川氏や(株)クイックなど上場企業からの出資を受け累計3.4億円を調達、売上前年比350%成長で上場準備フェーズに突入しています。
日本では急速な人手不足を背景に在日外国人労働者がこの10年で260%増加する一方、職場からの失踪者は年間1万人超。途上国側では貧困や紛争により若者の成長機会が乏しい状況が続いています。LivCoは東南アジアでの事業経験を持つ経営陣を中心に、単なる人材紹介ではなく「来日前教育→就職→生活支援→キャリア形成」まで一気通貫で設計。AIなどのテクノロジーの力でマッチング精度の向上や業務のDXも推進。業界平均離職率26%に対し約12%という定着率で、日本と途上国双方の課題を雇用の力で同時に解決しています。

株式会社LivCo(旧株式会社ASEAN HOUSE) 【グローバルHRプラットフォーム事業 / インドネシア人材育成事業】
LivCoで働く魅力
【社会課題をビジネスの力で解決し、途上国の未来を創る】
弊社の事業で1人の東南アジア人の就職が実現されれば年収は20倍以上、平均5人以上の故郷の家族の生活水準が向上し「妹が高校に行けるようになった」と泣いて喜んで頂けます。もちろん日本の現場の人手不足も解決される。右から左に外国人を流すだけの従来の「人材紹介」とは異なり、受入企業の要件に合わせたオーダーメイド育成で実現する「人材育成」モデルで、社会課題の解決と事業スケールを同時に実現する仕事です。
【年間30%成長の巨大市場 × データ・AI × 上場前フェーズ】
外国人材市場は1兆円超のHR業界最後のブルーオーシャン。制度開始直後に参入しシェアを確保した弊社は、業界構造そのものを変革できるポジションにあります。AI・テクノロジーを活用した次世代プラットフォームを構築中。少数精鋭で経営陣との距離が近く圧倒的な裁量を持て、ストックオプション付与の可能性もあり、会社の成長が自身のキャリアとリターンに直結するフェーズです。
【国境を越えて働くグローバル環境】
東京とインドネシアの2拠点体制、社員の40%が東南アジア出身。社内では外国語が飛び交い、日常的に異文化の中で働く環境です。インドネシアでは400人規模の日本語学校を直営しており、現地出張や海外事業に携わる機会があります。
※出身企業:リクルート、サイバーエージェント、JICA、デロイトトーマツ、Speee、ラクスルなど
※出身大学:東京大学、大阪大学、早稲田大学、中央大学、明治学院大学など
❒ 参考リンク
・メディア取材記事(東洋経済):https://toyokeizai.net/articles/-/946367
・弊社運営インドネシア日本語学校の様子(動画):https://www.youtube.com/watch?v=nbGdiwed9Ng
・新卒入社メンバーのインドネシア事業立ち上げ奮闘記(note記事):https://note.com/livco/n/nc1d93007e5cd
・社内の様子(YouTube取材):https://www.youtube.com/watch?v=scSpLChOMSo
・LivCoの事業の未来についてーデータ×AIで創る“移民版リクルート”の全貌ー(note記事):https://note.com/livco/n/n0fd408a39205
・フジテレビ取材動画:https://drive.google.com/file/d/1TJk2B0tt9PwWgf3tZUg7l6kxjLqkoai0/view?usp=sharing