教える側から学ぶ側へ。3ヶ月目の海外渡航。
入社3ヶ月目でインドネシアへ行くなんて、想像もしていませんでした。
これは、高校教員からベンチャー企業に転職した「LivCoリクルーティングアドバイザー 薄坂駿」が、人生を変えるためにインドネシアへ飛び立った時の話です。
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目次
教える側から学ぶ側へ。3ヶ月目の海外渡航。
思い立ったが吉日「人生を変える旅は翌日から」
旅の始まり 「世界を巻き込む仕事開始」
想いを背負う生徒の覚悟 「家庭訪問で見えたもの」
特別授業 「生徒とキキさんから学んだ授業」
インドネシアの夜空に響く歌声 「一日の締めくくり」
涙で始まる新たな人生 「決意を固める卒業式」
LivCoで働くとは 「自分と誰かの人生を変えること」
株式会社LivCoでは一緒に働く仲間を募集しています!
思い立ったが吉日「人生を変える旅は翌日から」
事の発端は、2025年6月23日の月曜日。
社長に呼び出されてオフィス2階へ行くと、まさかの一言が。
「しゅん、明日からインドネシア行ってこい。」
遊びじゃないですよ。ただの旅行でもないです。
LivCoがインドネシアで運営している日本語学校へ行き、一日の体験や見学、特別授業もしながら生活するんです。普段の業務がストップするわけではないですから、正直僕には無理だろうと思っていました。
けど、こんなチャンスは人生で二度とない、ここで逃げたら一生人生変わらん。とその場で決意を固めました。
「佐々さん、僕明日からインドネシア行ってきます。」
この先どんな旅が待ち受けているのか、期待と不安が入り混じった感情が押し寄せてきたのを覚えています。
その日は仕事を早めに切り上げて、実家に帰って準備を始めました。東南アジアに行くのは、バンコクで教員をしていた時以来初めてのことです。海外旅行で必要な物品も思い出せないまま、とりあえず一週間分の服を詰め込んでキャリーケースを準備しました。何の前触れもなくキャリーケースを持ってきて洋服を詰め込む息子に、さぞ母はさぞ驚いたことでしょう。
母「どうしたの、今週末旅行でも行くの?」
僕「あぁ、明日からインドネシア行ってくる」
母「ん、、?」
一緒に住んでいる兄もさすがに唖然としていました。まあこのタイミングで取り返しがつくわけでもないのですが、、。(笑)
期待と不安が入り混じった気持ちとはこういうことを言うんだな、と心から実感しました。でも正直不安の方が圧倒的に大きかったです。期待なんて胸の奥底でほんのわずかに光ってるだけで表面には全く出てこない。
だって、明日ですよ?行ったことのない国、触れたことのない文化、出会ったことのないイスラム教の人々の世界に明日から飛び込むんです。
恥ずかしい限りですが、本当に不安でした。家を出る時、玄関前で涙が出てきました。
でも、出発前に佐々さんから言ってもらったんです。「しゅん、インドネシアで人生変えてこいよ」って。
その時ようやく覚悟が決まりました。不安な表情を浮かべる母と兄の見送りを背に、僕はインドネシアへの一歩を踏み出しました。
旅の始まり 「世界を巻き込む仕事開始」
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いざ出発の時。移動中といえど業務は普段通り続いていくため、空港で朝礼に参加しました。日本の業務を同時並行で行うのは、マルチタスクが苦手な僕の頭を見事に混乱させてくれましたが、、このちょっとした経験も自分を成長させてくれたと思っています。
インドネシアの最初の移動は新幹線。タイにいた時も列車にはよく乗っていましたが、比べ物にならないほどきれいでとても驚きました。
しかし窓から覗く景色はその車内とは打って変わって別物。道路に散乱するゴミ、外に干されている破れた洗濯物、崩れかかった建物の屋根など、見たことのない景色に不安が大きくなります。果たして僕はここで生活していけるのだろうか。自分の人生を変えるどころか、生きて帰ってこれるのだろうか。そんな不安を抱いたまま、僕はバンドンの地に降り立ちました。
日本語学校に到着すると、教員のみなさんがお出迎えしてくれました。名前しか聞いたことがなかった同僚たちを前にすると、なんだか自分が世界を巻き込んで仕事をしている実感が湧いてくるようでした。
生徒にも会いました。会ったこともない他人の僕に、彼らは満面の笑みを浮かべて挨拶してくれます。「こんにちは!!」と、日本人顔負けの元気な挨拶に、自分がインドネシアにいることを忘れてしまいます。
僕がインドネシアで印象に残っている出来事は4つあります。
・生徒の家庭訪問
・日本語学校生徒への特別授業
・歌って踊った夜の校庭
・日本語学校の卒業式
これらのイベントで感じたことをお話ししていきます。
想いを背負う生徒の覚悟 「家庭訪問で見えたもの」
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LivCoが日本語学校で教育している生徒は、家族の応援も寂しさも全て背負って日本へ行く決断をしている。これが家庭訪問から感じたことです。
土日の仕事がお休みの日、日本語学校に通っている生徒2人の家庭訪問に行きました。僕は以前カンボジアに旅行した時に田舎の家に泊まった経験があるため、正直そんなに驚かないと思ってました。なぜならそこは蚊帳の中での寝泊まりだったし、シャワーもないからタンクに貯めた水をバケツですくって頭からかぶるだけだったし。
でもインドネシアはそれ以上でした。まず一番驚いたのは、みんながバナナの葉の上にご飯を並べて食べていることです。カンボジアでもお皿はありましたが、ここにはない。そして大きな葉っぱの上に全員分のご飯を載せて食べるのです。このようなスタイルでご飯を食べたことがない。食器もないから手で掴んで食べるし、正直ここでずっと暮らしていくのはすごく大変だなと感じました。でも、そんな暮らしをしている彼らが長い年月働いてお金を貯めて、高い授業料を支払って日本語学校に通っているんです。
家庭訪問でさらに驚いたのは、家族に質問をしている時でした。「お母さんは日本人に会ったことがありますか?」日本に行ったことがないのは想像がつきましたが、大事な娘がいく国だから日本人に会ったことくらいあるだろうと思っていた。しかし答えは、「日本人には会ったことがないよ。そもそも外国人に会ったことがない。」
少し考えればわかることだったのかもしれませんが、それだけ僕らは彼らと違う生活をしているのです。日本人は当たり前に休みが取れて、当たり前に外国人に会って、当たり前に海外に行くことができる。そんな当たり前が当たり前ではないことに気づかせてくれたのがこの家庭訪問です。
とある生徒に聞いてみました。日本語学校にくる前は何の仕事で稼いでいたの?「銀行の取り立ての仕事をしていたよ。」
銀行の取り立ては業務時間も長いし命の危険が伴うこともある職場らしいです。そんな中で働いて日本語学校に通うための資金を稼ぐのです。
けれど、親御さんは口を揃えて言います。「この子が頑張りたいと思っているなら、その背中を押してあげたい」。大事な娘が遠い知らない国に行くなんてきっと寂しいだろうに、夢を叶えるためにその背中を押そうとしているんです。なんて格好いい家族だろうと思いました。自分は日本に生まれて何不自由なく暮らして、なのに誰にも何も返せていない。それが恥ずかしく思えたのと同時に、彼らの人生に責任を持ち、もっと頑張らなくてはいけないというモチベーションにつながりました。
特別授業 「生徒とキキさんから学んだ授業」
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家庭訪問終了後の週明け、日本語を勉強し始めて3ヶ月の生徒に授業をさせてもらいました。やっぱり教員の気質が残っているんだと実感しますが、僕にとってはこのイベントが一番印象に残っています。
けど、今までの授業と大きく違ったのは、教える側の教員である僕が、生徒や周りの先生から多くのことを学ばせてもらったということです。
ここでは、特別授業で得た僕自身の学びと成長について、下記2点をお話しします。
・困ったときには周りを頼る
・伝え方より伝わり方
インドネシアで特別授業が決まったとき、準備する時間もなければインドネシア人に授業をした経験もない、はたまたテーマも決まっていない状態で何から手をつけていいか分かりませんでした。
そんなとき、LivCoの日本語学校で教員をしているキキさんが話しかけてくれました。
「授業どんなことやるか決まった?」これが授業前日です。
テーマは決まっていたけれど、時間配分も生徒の動きも何も決めておらず、間に合わないかなと諦めかけていたのですが、キキさんが僕の授業構成を見てたくさんのアドバイスをくれました。
「この活動は日本語を使うから時間がかかる、逆にここは席の配置を変えればすぐに移動できるから時間短縮できる。」
45分という限られた時間の中で生徒に想いを伝える授業。そんなに簡単ではありません。でも、キキさんが手伝ってくれたから、僕は自信を持って授業に挑むことができました。
授業を終えての感触として、自分で言うのもなんですが最高の授業ができたと思います。
取り扱ったテーマは「伝える方法」。アクティビティを通して、日本語を学ぶ生徒たちにこれからの日本語学習で役に立つことをお伝えできたと思います。
今まで教員をしていた頃は、「周りに頼る」ということをしていませんでした。みんな忙しそうで、話をする時間もない。結局自分だけで考えてうまくいかないことがほとんど。負のスパイラルを繰り返し結局解決できなかった僕に、まさかインドネシアで働くキキさんが手を差し伸べてくれるとは思ってもみませんでした。そしてこの授業には、1人で授業を作り上げた時とは全く違う達成感があり、誰かと一緒に仕事を進めることの楽しさ、素晴らしさを感じました。
今後は授業をする時だけではなく、LivCoで仕事をするときにもっと周りを頼ろうと思っています。これまでずっと「周りに頼る」ことができなかった僕にとって、キキさんと作り上げた授業は大きな一歩となりました。
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実はこの授業、本来は「伝える方法」ではなく「伝え方より伝わり方」という裏テーマがあるんです。日本人に授業をするなら裏テーマがメインなのですが、言語の壁もあるため内容を変えていました。言葉が通じない中、テーマを変えてまでこの授業を扱った理由は、いつか日本語が完璧になる彼らに「本当の授業」をして、伏線回収をしたいと思ったから。(笑)
そのメッセージとは、「どれだけ伝えたかよりも、どう伝えたかが重要」ということ。社会に出ると、伝わり方を意識せずに思ったことを口に出す人がいます。たくさん伝えればそれでOKと考える人もいます。彼らが働く業界でも、きっとそれを実感するでしょう。
情報をただ伝えるだけって簡単です。僕が45分の授業で伝えたポイントなんてたった2つとかですよ。伝えるだけなら5分もかからず終わります。
でも、あえてアクティビティをするんです。なぜならほとんどの人間が、実感を伴った理解をしないと忘れてしまうから。ただ大きな声で大事だよと言いながら伝えるだけでは「伝わらない」から。
だからこそ、彼らにはそうなってほしくない。伝わり方を意識してコミュニケーションが取れる人間になって欲しい。日本人にも胸を張れる外国人になって欲しい。そんな想いを込めた授業が、“いつかできるだろう”と願いを込めて、授業をしてました。(笑)
彼らに教えるからには、自分が一番気をつけなくてはいけませんね。
相手に自分の想いが正しく伝わるように、そして伝えたことを忘れないように、これからのコミュニケーションを僕自身がより一層大事にしていきたいと思っています。
インドネシアの夜空に響く歌声 「一日の締めくくり」
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いつも、夜中になると音楽が聞こえてくるんです。気になって外に出てみると、そこでは手を繋いで歌を歌っている生徒がいます。
みんないろんな想いを背負って日本語学校に来ています。家族の想いや友達の想い、そして自分の想いも。人生を変えるって本当に大変ですよ。
でもそこに立ち向かう仲間がいるからこそ、彼らは覚悟を決めて毎日12時間の勉強も頑張れるんです。
涙で始まる新たな人生 「決意を固める卒業式」
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僕は新卒から3年間教員として働いてきました。だからこそ、卒業式は何回も見てきたし、どんなものかは想像がつきます。
けれど、日本語学校の卒業式は全くもって違いました。泣いて、笑って、お互いの人生を心から応援するような卒業式です。
みんなで「ひまわりの約束」を歌ったときには、誰に言われるわけでもなくみんなが席から離れ、友達と抱き合い涙を流しながら歌うんです。会場には生徒と先生しかいません。誰に見せるためでもない、自らの頑張りを讃える卒業式。日本の学校でも、こんな卒業式ができたらいいなって心から思いました。
みなさんも感じたことがあるかもしれませんが、日本の学校の卒業式って、ちょっと形式的に見えることがあるんですよね。もちろん意義のある大切な式典だけど、僕自身は「保護者や周囲に見せるための場」という印象を持つこともありました。
一方で、今回参加した卒業式はまったく違っていました。生徒一人ひとりが自分の人生をかけて学びに向き合い、その過程で味わった苦しさや努力をお互いに分かち合ってきたからこそ、式そのものに本気の感情が溢れていたんですよね。
その姿を見て、僕はこれまで自分が学校で行ってきた教育について振り返らずにはいられませんでした。生徒を喜ばせることや、その場を盛り上げることに意識が向いてしまい、本質的な学びや成長にどれほど向き合えていただろうか、と。
同時に、周りの先生方が生徒と真剣に向き合っていたことを改めて思い出し、自分ももっと「本気」で教育に関わっていきたいと強く感じました。今回の体験は、僕にとって非常に大きな学びです。
彼らの人生は卒業式で終わりではなく、ここからが新たな人生のスタートです。日本での生活は大変な時もきっとある。苦しくて逃げたくなる時もあると思いますが、決意を固めた彼らなら、きっと乗り越えてくれると確信しています。
LivCoで働くとは 「自分と誰かの人生を変えること」
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僕たちLivCoメンバーは、そんな彼らの人生を変える仕事をしています。
と同時に、彼らの人生を変える責任を背負っています。
簡単じゃないですよ。プレッシャーに押し潰されそうな時もあります。
けれど、僕たち日本で働いているメンバーがより一層高い意識を持って働くことで、多くのインドネシア人の人生を変えることができるんです。責任も大きいですが、その分やりがいがあります。このnoteを読んでくれたあなたも、誰かの人生を変える仕事をしてみませんか?そして、自分の人生を変えてみませんか?
僕はLivCoでいつでも待っています。
あなたも決意と覚悟を決めて、ぜひLivCoで一緒に働きましょう。
お会いできるのを楽しみにしています!
株式会社LivCoでは一緒に働く仲間を募集しています!
現在様々なポジションで共にチャレンジしてくれる仲間を募集しています!少しでも興味をお持ちの方は、ぜひ、採用情報をご覧ください!
弊社は「外国人も暮らしやすい社会を創る」をミッションに、東京/インドネシア拠点で外国人紹介というHR業界最後のブルーオーシャンマーケットに挑むスタートアップです。
人材事業を皮切りに外国人×教育・不動産・fintech・結婚など複数領域で新規事業を連続的に立ち上げ、外国人特化のインフラ企業を目指しています。
今年6月にはタイミー小川氏や(株)クイックなど上場企業から累計調達額1.6億円となる戦略的資金調達を実施し、売上前年比350%成長、上場準備フェーズに突入しました。
HP:https://livco.inc
❒ 弊社の特徴
【社会課題をビジネスの力で解決する】
日本では前例のない人手不足にも関わらず、外国人労働者の失踪は今や年間1万人以上。一方途上国では貧困や紛争による社会不安が続いています。しかし弊社の営業活動で外国人雇用機会を創り出し1人の東南アジア人の就職が実現されれば、年収は20倍以上、平均5人以上の故郷の家族の生活水準が向上し「妹が高校に行けるようになった」と泣いて喜んでもらえます。もちろん現場の人手不足も解決されます。社会課題の解決と事業スケールの双方をグローバルな視座で実現できるしごとです。
【マーケットリーダーとして業界構造を変えられる可能性】
外国人材市場は年間260%成長かつ3兆円超の巨大マーケットであり、競合ひしめくHR業界の中では最後のブルーオーシャンと言われています。外国人雇用制度開始直後に参入し一定のシェアを確保する弊社は業界リーダーとして市場構造そのものを変革できるポジションにあります。事業責任者として、業界全体にインパクトを与える介在価値の高い仕事に挑んでいただけます。
【途上国の未来を創る】
国境を越え雇用機会≒成長機会を創り出し、日本で学んだスキル・マインドセットを母国に持ち帰り途上国の発展に繋げていく。駒不足を補うべく右から左に外国人を流すだけの従来の「人材紹介」モデルとは異なり、日本とアジアの循環型の「人材育成」モデルを実践しています。日本就労経験者が途上国の中核人材となり日本での思い出を語る時、日本の国際的地位の向上にもつながるはずです。
【その他の特徴】
・外国人比率40%で多様なメンバーが集まるグローバルスタートアップ(出身企業・大学例:リクルート、サイバーエージェント、JICA、ソウルドアウト、デロイトトーマツ、Speee、ラクスル、日鉄エンジニアリング、東京大学、大阪大学、早稲田大学、中央大学、日本大学など)
・松屋や日高屋、ベネッセなど大手含む400社以上と取引、700人以上を斡旋。年間成長率350%!
・社員40名程度の上場前フェーズでストックオプション付与可能性有
❒ 参考リンク
メディア取材記事(Fastgrow):https://fastgrow.jp/articles/livco-sasa…
採用資料:https://speakerdeck.com/sasa_shotaro/6
採用動画:https://youtu.be/MJeTPEUaAmA?si=1xxU9anol58sqZrz…
社内の様子(YouTube取材):https://youtu.be/scSpLChOMSo?si=CtMVeqDnnu4hlr3z
代表佐々の監修記事「外国人業界の魅力」:https://fastgrow.jp/articles/foreign-employment…
資金調達のプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000089895.html
資金調達の裏側を記した記事:https://note.com/livco/n/n802c3da96f9c