こんにちは、Lisa Technologies採用担当です。
フードデリバリーマネージャーを手がける当社の技術顧問を務めるのが、Yahoo! JapanやIncrementsなど、数多くの現場を牽引した荻原一平さんです。
荻原さんがLisa Technologiesの技術顧問を務めることになったきっかけは?荻原さんが感じるLisa Technologiesの開発部門の組織の強さとは?お話を伺いました!
Lisa Technologies 技術顧問:荻原 一平
ヤフー株式会社に入社以降、複数の企業で、フロントからインフラまで幅広くエンジニア業務に従事。
現在は クックパッドにて、コーポレートエンジニアとして社内システムのデータ連携、構築運用を担当しています。
飲食店を守ることは、仲間と語り合う未来を守ること
ーーLisa Technologiesの出会いを教えてください。
1年半ほど前にWantedlyで代表の龍紀さんから声をかけられたのがきっかけです。
新型コロナウイルスの影響で、当時は多くの飲食店が閉店している状況。私自身も飲食業界が生き残っていくためには、デリバリーが必須になると考えており、龍紀さんの想いに親和性を感じました。
デリバリー売上を伸ばしていくためには、店舗の営業とは違ったナレッジやオペレーションが不可欠です。とはいえ、中小の飲食業界の人たちは、ITに詳しいわけではなく、日々の業務だけで精一杯です。その支援をするフードデリバリーマネージャーは、飲食業界が生き残っていくために間違いなく必要になると確信しました。
ーーなんだか、荻原さんの飲食店への愛が伝わっていきます。昔からお好きだったのでしょうか?
今はなかなか行きづらいご時世ですが、昔はよく外食していました。飲食は、人が生きていく上で無くてはならないものであると同時に、仲間との時間や場を提供してくれるものです。人とのつながりは、イノベーションにも繋がっていくと思います。
今はコロナ禍で厳しい状態ですが、フードデリバリーマネージャーによって飲食店を守ることで、その先の未来を守っていきたいですね。
ーーはじめて西村さんと話したとき、どのような印象を受けましたか?
龍紀さんは、物腰が柔らかくて、良くも悪くも「社長」という雰囲気がない方ですね。垣根がなくて、話しやすいです。まだオンラインでしかお話したことがないのですが、お互い隠し事なく、なんでも話をできるような関係性を築けていると思います。いつかお酒を酌み交わしたいですね。
フルリモートでも強い開発組織を作り上げている秘訣とは
ーー技術顧問を務めて約1年となりましたが、現在のLisa Technologiesの開発環境について、率直な考えを教えてください。
フルリモート環境で、4名の体制で開発しています。
技術選定として、Amazon ECS、AWS Amplify、AppSync、DynamoDB、Python と、新しい技術も含め積極的に採用しています。また、CDKを中心にIaaSの取り組みもしており、AWSのインフラを出来るだけコードで残すことを基本としています。
根本として「投資視点での技術選定・検証・導入のカルチャー」があり、クラウドマネージドサービスを効率的に導入しプロダクトの開発に注力できる環境があります。この規模であれば、作ることばかりに終始してしまいがちな中、課題を認識し、システムの安定化などにも時間をとって取り組んでいるのもよいと思っています。ただ作るだけではなく、いかに飲食店に使ってもらうかをカルチャーがすでにできていると感じています。
※開発MTGの様子の1枚
――印象に残っているエピソードはありますか?
龍紀さんがエンジニア採用でフルリモート前提に振り切り、リードエンジニアの真太郎さんを採用したことですね。真太郎さんは山口県在住で、フルリモートでコミットしています。Lisa Technologiesの開発組織における大きな転換点だったと思います。現在、開発組織がオンラインで回っているのは、真太郎さんがうまく周りをまとめてつなげているからだと考えています。
真太郎さんは課題を的確に把握し、解決策を考えられる人です。しかも、組織をつくることにも長けています。真太郎さんはやわらかい雰囲気の持ち主で、心理的安全性の高い組織づくりを進めています。不安や改善点についても話しやすい環境ができていますね。
ーー荻原さんから見て、課題と感じている点はありますか?
人数が少ない故、まだまだ属人的な部分が多いことです。ナレッジが共有できていないため、障害が起きても対応できる人が限られるといったことが発生しています。今後人数が増えていく中で組織体制を強化する必要があると感じています。
またフードデリバリーマネージャーの機能開発だけでなく、カスタマーサポートや営業においても、自動化や効率化ができる余地は大いにあります。今後顧客数が増えていく中で、当社の生産性を上げていくことも大事になると思いますね。
――最後に、ここまで読んでくれた方にメッセージをお願いします。
フードテックは最近増えていますが、大変なドメインにあえてチャレンジしているところに優位性があると感じています。
エンジニアの皆さんは、新しい技術に触れたり、開発に集中したいと考える人も多いと思います。しかし会社に所属していると、思うように動けずにジレンマを感じることもあるのではないでしょうか。私は数多くの現場を見てきましたが、Lisa Technologiesはその心配がないと感じています。エンジニアチームをまとめる真太郎さんが、話しやすい環境を築いており、それぞれのキャリアに寄り添ってくれるからです。
まだまだLisa Technologiesはスタートアップで、システムのつなぎの部分は泥臭い部分も多くあります。その泥臭さにも価値を感じられる方、ぜひ一度お話を聞きに来てください。お待ちしております!