世界初の生体認証決済サービス「Liquid Pay」、ハウステンボスにおけるテスト導入開始
株式会社Liquidのプレスリリース(2015年10月16日 18時20分)世界初の生体認証決済サービス「Liquid Pay」、ハウステンボスにおけるテスト導入開始
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000013861.html
2023年12月、ELEMENTSは創業10周年という大きな節目を迎え、今年で11年目に突入しました。
画像解析・生体認証の可能性に魅了された4人のメンバーが集まり、その飽くなき探求からスタートしたELEMENTS。10年間で拡大を続けながら2022年には東証グロース市場への上場を果たし、さらなる成長に向け今も歩みを進めています。
今回は、そんなELEMETNSの10年間の歩みを、写真とともに振り返っていきます!
学生のころから経済犯罪に対する関心が高かったという、現・CEOの久田。
大学の講義で学んだ「経済犯罪は、“お金を盗んだら自分のものになり、自由に使える”というシンプルなモチベーションから起こっている」という事実に強いインパクトを覚え、この経験は、のちに画像解析への高い可能性を見出すひとつのきっかけにもなりました。
そして2013年、画像解析を使ったビジネスを模索する仲間4人が集まり、技術開発をスタート。
紙幣も貨幣も必要としない世の中を創造することはできるのか?
そのためにはまず「本人であることが本人を証明する手段になるという当たり前の世界」を作る必要があるのではないか──。
そんな想いのもと、画像解析の中でも“人間のデータに”特化することを決め、生体認証の研究にシフト。「株式会社Liquid」を創業しました(2020年3月に「株式会社ELEMENTS」へ社名変更)。
生体認証の中でもまずは「指紋認証」技術の開発に注力することにし、会社のロゴも指紋のイメージを取り込んでいます。
創業以来初の大規模案件となったのが、テーマパークへの「Liquid Pay」のテスト導入です。
エントランスなどで生体認証による登録を行いデポジット入金することで、園内での支払いを手ぶらで可能にするという、世界でも初となる数百万人規模の試みとなりました。
銀行のATMにて「指紋」+「静脈」の2要素生体認証システムの実証実験を開始。キャッシュカードも暗証番号も必要とせずに銀行取引を可能にするサービスで、国内銀行初の取組みとなりました。
それまでも生体認証を採用したATMは存在していましたが、キャッシュカードを読み込んだ後の暗証番号を生体認証で代替するものであり、この実証実験は“キャッシュカードすら不要にする”という画期的なものでした。
この頃には社員の採用も開始しており、より広いオフィスへの引越しもしました。
この年、現金不要の次世代“手ぶらで決済”の実現に向けた「LIQUIDレジ」を開発。指紋認証決済の普及に向け全力をあげます。当時2年後に導入を控えていた消費税軽減税率制度にも対応し、「Liquid Pay」をはじめとした豊富な決済手段を可能にしました。
また、このLIQUIDレジの設置は首都圏を中心に地方にも広がり、かなりの台数の出荷・設置が実現しました。長野県に旅行に行ったメンバーがカフェで休憩をしたら、お会計がLIQUIDレジだった!なんてエピソードもあるほどです。
この頃には会社の規模も急拡大しており、オフィスを大手町ビルへ移しました。
ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時に必要な身元確認をオンラインで完結。今ではELEMENTSのメインプロダクトともなった「LIQUID eKYC」の誕生です。
それまで免許証コピーなどの“書類郵送”が法律で義務付けられていた身元確認が、法改正によってオンラインでも可能になったことで、このリリースが実現しました。
また、それまで「指紋認証」の技術開発がメインだった当社が「顔認証」にも力を入れ始めたのがこの頃。「LIQUID eKYC」はその象徴的なプロダクトとなり、2019年のリリース以降、2022年3月には累計本人確認件数1,000万件、2023年1月には2,000万件を突破しました。
この年、新たにはじめた個人最適化サービスとして「MyPlace」「my IDEAL」の2つのプロダクトが誕生しました。
“人”起点で利用状況を可視化し、一人ひとりにとって快適なワークスペースを創造する「MyPlace」。
そして、履きやすさやカラーなど、個人に最適な靴をレコメンドする「my IDEAL」。
これらの開発・リリースによって、衣食住の衣・住における“最適化”が形となりました。
深刻化する労働者不足やフードロス問題などに技術的に立ち向かうべく「FANTRYプロジェクト」をスタート。食品を主に取り扱うグローサリーストアを有楽町に開業し、レジレスでユーザーがストレスなく買い物を楽しめる仕組みづくりを行いました。また、コロナで街の状況が大きく変わった際には、画像解析技術を使った人流のカウントや変化の分析なども実施。LIQUIDレジで培った小売のノウハウに加え、自社の強みを活かした新たな実績となりました。
イノベーションズアイが主催する「革新ビジネスアワード2021」で大賞を受賞。2019年の法改正によって多くの競合社がeKYC事業に参入する中、「LIQUID eKYC」の国内トップシェアという実績や、高い技術力、今後の発展性などが評価されました。
「LIQUID eKYC」の大きな伸長をきっかけに新たに誕生したのがこの「LIQUID Auth」。ネットバンキング、EC、ATM、オンライン試験、自動入退室管理などの幅広い場面において、サービスの利用者が利用開始時に登録された利用者本人であるかを確認し、なりすましなどの不正犯罪防止に寄与するサービスです。
創業から9年を経た2022年、東証グロース市場への上場を果たしました。
さらに「第17回IPO大賞」も受賞。株式の上場で日本経済の活性化に貢献、またはけん引役となっている企業として選ばれました。
同年1月に2,000万件を突破してからわずか7カ月。「LIQUID eKYC」の累計本人確認件数が3,000万件を突破しました。
事業拡大・メンバーの増員に伴い、本社を移転しました。
ELEMENTSのワークスタイルは、それぞれがリモートor出社を選べるハイブリッド型。この新しいオフィスは、メンバーにとってより快適なワークスペースとなっているのはもちろん、大切なオフラインコミュニケーションの場としても大いに活かされています。
「LIQUID eKYC」の累計本人確認件数が4,000万件を突破しました。前回の3,000万件よりさらに速いペースでの突破!今後も件数を伸ばしていきます。
わずか4名の開発者からはじまったELEMENTS。
これまでたくさんの仲間と出会い、共にこの大きな節目を迎えることができました。
そしてぜひ!あなたも一緒に“次の10年”を目指しませんか?
まずはカジュアルなお話からでも♪
お気軽にご応募お待ちしています!