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「いつでも戻ってきて、という言葉が背中を押してくれた」ライナフ初のカムバック社員が語る、再入社までのストーリー

インタビュイー:土屋 晃次
営業部営業推進課。2020年11月に株式会社ライナフカスタマーサポート課へ入社し、デバイスのトラブル対応や工事チームの体制構築を務める。2021年12月に一度退職後、2022年3月に再入社。
インタビュアー:河本 峻
管理部人事チーム。採用含む人事領域全般に従事。

-- お久しぶりです!今日はライナフ初のカムバック社員ということで、土屋さんにいろいろ聞いていきたいと思ってます。よろしくお願いします!

土屋:お願いします!なんでも話します!

ファーストキャリアは毎朝3時に起きる生活

-- 晃次さんってライナフ入る前は施工管理のお仕事でしたよね?その前は何かされてたんですか?

土屋:実は最初の仕事は牧場なんですよ。幼稚園の頃から牧場で働くのが夢で。
学校も動物飼育の学校で、飼育学とか栄養管理学とかそういうのを学んでました。

-- ええ!?そうなんですか、全然知らなかった。

土屋:牧場は富士宮で、今でもたまに家族で近況報告がてら遊びに行ってます。朝3時に起きて、餌付けしてという生活をずっとしてましたね。

-- 3時はもはや朝なのか夜中なのかわからないですね

土屋:たしかに(笑)。肉体的には大変でしたが、牛・馬に囲まれて、人にも恵まれて、充実していた時間だったと思います。

-- どういったきっかけで転職されたんですか?

土屋:理想と現実の違いというか。ちょうど結婚をするタイミングだったんですが、給与面とか生活リズムとかを考えたときになかなか今の生活続けられないよねという話で転職することになりました。
転職先は建築資材の会社で営業だったんですが、営業先の社長に引き抜かれて、建築系の会社に移りました。

-- それが施工管理のお仕事ですよね?

土屋:そうです。8年くらい施工管理の仕事をしてました。国立競技場の案件とかあって、新しく建つ建物に関われるのは楽しかったですね。

転職しようとは思っていなかった

-- ライナフにはどういったきっかけで転職されたんですか?

土屋:当時転職しようとはあまり考えてませんでした。さっき言ったように国立競技場の案件とか、大きな現場にも携わることができて、施工管理の仕事は天職だと思ってましたね。

ただ、奥さんが割と前からリモートワークとか柔軟な働き方をしていて、体力的にもずっとは続けられないし、ということでWantedlyの登録を勧められたんです。そしたら、杉村さん(取締役 営業部長)からスカウトがきて、それがライナフとの出会いでした。

-- たしかに施工管理の仕事は体力的に大変そうですもんね。

土屋:夜中2時まで仕事してましたね(笑)。現場で椅子2つ並べて寝るとかも日常茶飯事で。官庁案件とかは品質の要求水準もかなり高いので、なかなかハードでした。

-- ライナフ入社時はどんなミッションだったんですか

土屋:最初は現場を回れる人が欲しいということを言われていて、NinjaLockM(スマートロック)の設置とかトラブル発生時の現地対応とかをしてほしいという話でした。
でも入社する時には大手EC会社との連携が決まって、「置き配 with Linough」 を進めていくタイミングで。設置工事の量が一気に増えていくから、その工事体制を整えて欲しいというオーダーに変わってました。

「いつでも戻ってきてくれ」という言葉が背中を押してくれた

-- 晃次さん入社から1年くらいで佐瀨さん、川名さん、西村さん、高柳さんが入ってきて、各地域の協力店のネットワークもできて、一気にチームになりましたよね。そんな中での退職の報告は僕としてもサプライズだったのですが、どんなことを考えてたんですか?

土屋:改めて振り返って、自分は「現場が好き」なんだなということに気づきました。そんなことを考えているときにたまたまWantedlyスカウトがきて、とりあえず話だけ聞いてみるかという気持ちで話を聞いてみました。
そこはリノベーションの会社なのですが、実際に施工管理の現場に立てるのと、20代メンバーが多くて職人のコントロールとかもまだまだ課題があるからチームの底上げもしてほしいという期待をしてもらって、非常に悩ましかったのですが、もう一度現場に戻る選択をしました。

印象的な話が一つあって、先ほど言ったように以前国立競技場の案件に入ってたんですよ。それで、ちょうど東京五輪が開催されるときに一緒にやってた大手建設会社の人から「やっと国立が日の目を見たね」って言われて。その時にやっぱり自分はものづくりが好きなんだなあと。

-- 自分がやりたいことに改めて向かっていくのとても素敵だな、と思ったのを覚えています。その中で退職から1ヶ月くらいして復職の話が出ましたね。何があったのかお話できる範囲で聞いてもいいですか。

土屋:家庭内でいろいろあって、突然シングルファザーになりました。離婚の話が出たのは実はライナフ最終出社の日で、自分としても言葉を失うくらいサプライズでした。
転職先は現場仕事でなかなか育児との両立が難しく、「また転職活動しなきゃいけないのか」と思ったときに一番に浮かんだのがライナフでした。退職時に松原さんが「いつでも戻ってきてね」と言ってくれていたのもあって、LINEで率直に状況を話して相談の場を設けてもらいました。松原さんとしても「いつでもとは言ったけど、だいぶ早いな」という感じでしたでしょうね(笑)

-- 工事チームのメンバーともいろいろ語りあったと聞きました

土屋:これからというタイミングでの退職で工事チームメンバーにはだいぶ迷惑をかけたので、改めてこういう事情で、勝手だけど戻りたいと思っていると伝えました。メンバーが工事に出てしまうとなかなか話せない状況だったので、改めて腹を割って話し合って、最終的には以前よりお互いのことを信頼しあった状態で戻れたんじゃないかなと思います。

全国展開を見据えて

-- 復帰されてからは営業推進課の所属となりました。今はどんなミッションを持たれてるんですか?

土屋:工事店とのコミュニケーションをメインで担当しています。工事依頼の調整やトラブル対応、工事クオリティの底上げなど、ライナフとしてスピードも品質も落とさずにサービス提供するための体制構築と運用をしています。

-- だいぶ設置ペースとかも上がってきてますもんね。

土屋:月間200棟くらいですね(2022年6月時点 / 2022年9月時点で約500棟)。1日に20件設置に行っている日もあって、サービスがスピーディーに世の中に広まっているのを痛感します。工事店各社とも、仲良くやりつつもリクエストはちゃんとする、良い関係を築けてきています。

-- お仕事はフルリモートでできているんですか。

土屋:はい、おかげさまでフルリモートで仕事をしています。ライナフのメンバーは子どもたちがWebミーティングに乱入しても優しく対応してくれるので、その点も本当に助かっています。

-- このインタビュー直前にもお子さんが車のサイドミラー破壊する事件がありましたね(笑)

土屋:お騒がせしました(笑)

-- 工事件数も増えてきている中で、今後の課題、当たりそうな壁などありますか

土屋:施工単価の部分はちゃんと向き合っていかなきゃいけないと思いますね。ライナフとしては施工単価を抑えていきたいですが、じゃあ工事店への支払いを減らしたり、安いけど仕事が雑な工事店とお付き合いするのも違うなと個人的には思っていて。自社内の工事部隊も含めてどういう体制を作っていくのか、スピード・質・コストをどうバランスしていくのかというのは、引き続き考えていかなきゃいけないなと思います。

-- ステークホルダーも多いので難しい領域ですよね。本日はバタバタのところありがとうございました!

土屋:ありがとうございました!

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