(前回のあらすじ)
新調したケンジントンのクリック感に不満を覚え、練習がてら、チャタリングしたマウスの
スイッチ交換をしてみることに。
機械工作未経験、若干の知識でどこまでやれるのか?
なにはともあれ、まずは必要な工具等を揃えねば・・・!
(用意したもの)
・はんだごてセット・・・良し悪しは不明なので、一式入っていて良さげなもの
・トルクスドライバー・・・T6という規格のもの
・静音スイッチ・・・以前から変えるならこれ、と思っていたKailhの静音スイッチ。Amazonでは1個580円という謎の超強気設定だったので、メルカリにて10個600円で購入
諸々込みで4000円ちょっと。これで身の回りのマウスを静音化出来るのであれば、安いものじゃあないか!
(いざ交換作業)
※あくまで素人の備忘的な記事ですので、詳細については専門的な情報をベースにしてください。ググるとたくさん出てきます。
※分解した時点でメーカー保証外となるので、自己責任にて行いましょう
①分解する
本体を裏返し、ゴム足を外すと以下の箇所にネジがあるので外していきます
電池ボックスの裏にも一つあるので注意。すべて外し、分解します。
すると、基盤がこんにちわ
トラックボール置き場と連結している茶色のケーブルとネジ止め(4箇所)を外して基盤を取り出します。
②スイッチ交換
取り出した基盤がこちら。以下のなんか黒くて四角いやつがスイッチです。
中国製のOMRON。
これを外して、交換するスイッチを取り付けて・・・とやりたいところでしたが、既存のスイッチを外すのに大苦戦したので画像はありません。。。ばっさりとカットして、交換後はこんな感じに。
コツコツとしたクリック感が心地よい・・・
ここまで来たら、分解時の工程を逆に辿っていけばOK。
組み上げ後の確認もあるので、仮止めで確認しながら進めるのが良いでしょう。
③動作検証
ホイールやトラックボール等、諸々動作確認が取れたら本組みをしていざ動作検証へ。
無事、左右のスイッチ交換が完了と相成りました。やったぜ。
(作業後所感)
・既存はんだの除去が大変だった
イメージでは盛りはんだの後、はんだ吸い取り線で除去したらポロリと外れる想定でしたが、
これが全然うまくいかず。最終的にはラジオペンチ+腕っぷしのストロングスタイルで外しました。
・作業台?を用意しておくべきだった
精密!というほどではないものの、それなりに細かい作業なのでしっかり基盤を固定するべきでした。
ジャンク品状態のマウスだったので良かったですが、次にやる予定のM575やケンジントンのためにも、
基盤を固定する何かは必要だと痛感しました。
と、苦労はしたものの機械工作未経験でも無事に交換作業は行えることは出来たので、
興味のある方は挑戦してみると良いと思います。情報は多数転がっているし、3000円払って代行してもらうほどのものではないですぞ!
以上、よろしくお願いします。