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生成AI開発にも挑戦!多面的なスキル×適応力の高いエンジニアとしてビジネスを生み出していく【専務取締役CTOインタビュー】

 今回は、リンクエッジ専務取締役・CTOの安田さんにインタビュー!

リンクエッジ プロダクト開発部の特徴と強み、挑戦中の生成AI開発プロジェクトについて、CTOが考えるエンジニアのキャリア形成など、幅広く語っていただきました。


――自己紹介をお願いいたします!

 専務取締役・CTOの安田敦です。代表の川合とは大学の同期だった縁で知り合いました。新卒入社した会社で3年ほど働いた後に、川合とリンクエッジを創業しました。

現在は専務取締役としてコーポレート部門の管掌もしながら、CTOとしてプロダクト開発部の統括と、自身でも開発業務を行っています。


チームワークを重視し、スキルを総合的に高められる組織

――リンクエッジのプロダクト開発部の特徴を教えて下さい。

 リンクエッジのプロダクト開発部の最大の特徴は、"大きな裁量を持ち、総合力が身につく環境"です。この特徴は主に三つの要因から生まれています。

  1. 自社開発に特化 
    主力サービス『Link-AG』の運用保守から新規サービス開発まで、エンジニアは企画、開発、リリース、運用の全工程に携わります。ビジネス部門との密接な連携のもと、サービスの立ち上げに上流工程から関与できる点は、自社開発ならではの魅力です。
  2. 機動力のある少人数組織
    現在の組織規模では、フロントエンド、バックエンド、インフラの明確な分離がありません。この非分業化により、フルスタックな技術スキルを磨く機会が豊富に存在します。技術を理解する経営陣のもと、意思決定と行動が迅速で、重要プロジェクト(インフラ移行、言語バージョンアップ、新規サービス開発など)へのアサイン機会も多くあります。
  3. ビジネス感覚を磨ける環境
    エンジニアにも、マーケティングや広告に関する体系的な研修を実施しています。これにより、開発したサービスのユーザー利用実態を深く理解し、その洞察を重要度の高い開発に反映させることが可能です。加えて、以下の取り組みを推進しています:
     ・他部署との密接な連携:営業やマーケティング部門との協働機会の創出
     ・部署間「留学」制度:他部署での短期勤務を通じ、ビジネスの現場を直接体験

これらの要因により、当社のエンジニアは技術力とビジネス感覚を兼ね備えた総合的な人材へと成長できます。チームメンバー全員が強い成長意欲を持ち、業務を通じた技術的成長だけでなく、チーム環境からも多くを学べる点も大きな強みです。

この「技術とビジネスの融合」「大きな裁量」「総合力の向上」が、リンクエッジの独自性を最も体現しており、他社との大きな差別化要因となっています。エンジニアの皆さんには、この環境を最大限に活用し、幅広いスキルと視野を持つプロフェッショナルへと成長することを期待しています。


――他部署への留学について詳しく教えてください。

 事例をご紹介すると、プログラミングスクールを卒業し未経験エンジニアとして入社したあるメンバーに、デジタルマーケティング支援事業を行っているマーケティング部へ2週間ほど留学してもらいました。デジタルマーケティングの実務をしている人たちはどんなことをやっていて、どんなことを考えていて、サービスにどんなことを求めているのかを、そこで学びます。

そのメンバーはプロダクト開発部に戻ってからもマーケティング部との連携を続け、サービスの改良をガンガン進めてくれています。経験が少ないエンジニアであっても裁量を持って開発を行い、「ビジネスに貢献している」という実感を得ることができています。

 この取り組みの背景として、リンクエッジでは「スキルを掛け算する」という発想を大切にしています。テクノロジーの進歩が目覚しい現代では、一つの分野だけに特化した人材でいると、その分野がAIに代替されて一気に市場価値がなくなってしまう可能性があります。そのため、自身の中に強みを複数持ち、掛け算して市場価値を上げることが重要です。

エンジニアに関しても例外ではなく、ただ技術だけを習得すればいいのではなく、ビジネスの現場に入り込んでもらうことで、“ビジネスに強いエンジニア”として市場価値を上げてもらいつつ、本人にも技術だけではない面白さを実感してほしいと考えています。


――プロダクト開発部のカルチャーを教えてください。

 「チームへの貢献」や「知見の共有」を意識しているメンバーが多いのが特徴です。

技術力など個人的なスキルを高めていこうとする意欲も旺盛です。しかし一方で、力をあわせてと言いますか、チームプレイを重視する傾向もとても強いです。みんなが「どうすればチーム力がもっと良くなっていくのか」を常に考えています。

例えば、Slackで実装者とレビュアーのやり取りに別メンバーが入っていってアドバイスしたり、「ここはもう少し深堀りしたほうがいいよ」「こんなツールもあるよ」「この本読んだほうがいいよ」といった情報共有をしたりなど、積極的にやりとりしていますね。

他にも、勉強会を定期的に開催し、メンバーが持ち回りで自由なテーマでLTをしています。業務で得た知見や、AI活用、AWS関連など幅広いテーマでLTとディスカッションをします。

 全社としても“個”よりも“チーム”での成功を重視していますので、プロダクト開発部にもそういった考えが浸透しています。結果として、その考えのほうが個の力も上がっていると感じています。


生成AIを活用したサービスの立ち上げ。新技術にも積極的に取り組み、時代の流れに乗っていく

――これから進める生成AIプロジェクトについて教えてください。

 ChatGPTやGitHub Copilotはコードを書く際やレビューなどの場面で利用していますが、AIの仕組みを使ったサービスの立ち上げはこれまでやってきませんでした。

 今、セールスやコーポレート部門の業務をAIで自動化し生産性を飛躍的に向上させるサービスをゼロイチで立ち上げるプロジェクトを発足し、AIエージェントを活用して実現していくことを構想しています。

当社のような小さなチームで大きなビジネスをやるには、AIにできることはAIにやってもらい、人間でないとできないことに人間のリソースを集中させることが不可欠です。これを実現するための重要なプロジェクトになります。

 また、リンクエッジでは「社内外問わずその道の一流との協働からも学び、即実践する。」という考えがあり、現在は社内外の精鋭メンバーでプロダクトの構成を作ったり、生成AI分野の専門家を講師として招いて勉強会をしたりしている段階です。

このプロジェクトを進めるために、エンジニア正社員・長期インターン生の採用を強化しています。チャレンジしてみたい方にはぜひリンクエッジを受けていただきたいです。


――新サービスを生み出せるエンジニアの集団になるためには、どのような要素が必要だと考えていますか?

 革新的かつ技術的にどれだけ素晴らしいサービスであっても、顧客の課題を解決し利益が出ていなければサービス開発としては失敗です。「エンジニアだからビジネスは関係ない」ではなく、「開発したシステムが稼げていなければエンジニアとしては微妙なんだ」とさえ私は考えています。

ですので、リンクエッジのプロダクト開発部は、自分が開発したサービス・機能によって「売上や利益、顧客数が増えた!」とガッツポーズできる人たちの集まりにしたいと思っています。

そのために、「技術力の向上」「ビジネスマインドの醸成」「ビジネスサイドとの協働」が必要ですね。


キャリアを主体的に築き、“ビジネスに強いエンジニア”を目指す

――エンジニアとしてキャリアを形成していくためには、どのような意識で仕事に取り組むべきでしょうか?

 AI時代の到来により、コーディングスキルのみ持つエンジニアよりも、ビジネスの創出や戦略立案にも関与できるエンジニアの市場価値が飛躍的に高まっています。

エンジニアとして特定の専門分野を極めたいという志向は理解できますが、多様な領域に積極的にチャレンジすることが、スキルセットと視野を大きく拡げる鍵となります。新たな挑戦は、専門技術の向上だけでなく、問題解決能力や柔軟な思考力といった汎用性の高いスキルの獲得にもつながります。これらの複合的なスキルがエンジニアとしてのキャリアをより魅力的で充実したものに変えていくと考えています。

 私自身、エンジニアを志望していた新卒時、予想外にも営業部門への配属となりました。しかし、「これも貴重な経験だ」と前向きに捉え、全力で取り組んで大きな実績を上げたんです。実際にそこで得られた営業力を武器に起業しましたし、会社経営を軌道に乗せることができました。

その後、営業、財務そしてCTOに至るまで、多岐にわたる役割を担ってきました。各職種で培った知見やスキルのおかげで、多面的にものを考えられるようになり、経営判断の力も大きく向上させてくれました。修羅場で問題解決できる力もつきましたね。

 当社のエンジニアにも、エンジニアの殻にこもらず多様な経験を積んでもらいたいです。領域を問わず自ら手を挙げ、新たな挑戦に踏み出してほしいと思います。

会社としても様々な機会と環境を用意しています。自身のキャリアを主体的に築き上げ、技術力とビジネス感覚を兼ね備えたエンジニアを目指してほしいですね。


――最後に、一緒に働く未来の仲間へCTOとしてメッセージをお願いします!

 リンクエッジでは技術力の向上はもちろん、マーケティングやビジネススキルを得られる環境が揃っています。プロダクト開発部でサービス開発にフルコミットすることで、チームとして働くことの価値と喜びも感じながら、個人としての総合力も大きく向上すると考えています。

特に生成AI開発プロジェクトが始まった今のタイミングは、貴重な経験ができる絶好のチャンスです。

興味を持っていただけた方はぜひご連絡ください。お待ちしています!

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