11月22日福岡大学商学部にてゲーム業界の業務やキャリアについて講義させていただきました。
福岡大学商学部では「クリエイティブ・マネジメント・プログラム」を開講し、クリエイティブ業界でのマネージャーやマーケターとして活躍出来る人材育成にも力を入れています。
今回は、コンテンツ産業のビジネスモデルや求められるマネジメントを理解することを目的とした「クリエイティブ・マネジメント論」という科目に講師としてお招きいただきました。
弊社は11月22、29日と2コマ講義の機会をいただきました。
1コマ目である22日は「コンテンツの品質管理」というカリキュラムでしたので「ソフトウェアテストの世界への半歩」と題し、デバッガーの業務やキャリアプランについてお話しました。
デバッグ業務で基本となる「仕様」「不具合」について、テストケースの考え方、デバッガーの役割などについて、実際の例を出しながら講義を進めさせていただきました。
ゲーム業界へ興味をもってもらえれば…と思いゲーム内に隠されている裏技について有名なコマンドを例に出しましたが、ちょっとジェネレーションギャップを感じることになり…。現役大学生にも伝わるネタを持っていないと!と弊社スタッフの学びになりました!
チーム全体が努力をしても不具合は発生してしまうものです。
ユーザーに快適に楽しんでもらうために、デバッガーが出来る限りバグを見つけられよう
チーム内での動きが重要になります。
・どのような不具合を想定できるか(先読みする力)
・不具合がある場合に、開発者へ適切に報告し対処ができるか(コミュニケーション能力)
などを意識して取り組むことで、ユーザーからの不具合に対する問い合わせをおさえ、
コンテンツを楽しんでいただけるという、デバッガーとして必要なスキルや役割をお伝えしました。
「ゲーム業界に興味があるけど、どのような役割から入ればよいのだろう」と考えていた学生さんへ、デバッガーから始めることでゲーム開発全体のことを知ることが出来る、ということが伝わっていましたら幸いです!
次回11月29日は「チームマネジメントとゲーム技術を活かしたビジネスへの展開」というテーマで講義のお時間をいただいています。
次回の内容もブログでお伝えしますので、見ていただけると嬉しいです!