LIGHT THE WAYの西澤です。ホームページリニューアルの背景についてお話した前回に引き続き、今回は弊社が考える「良いチーム」についてお伝えいたします。弊社の「制作」への姿勢が垣間見える内容となっていますので、ぜひご覧ください。
良いクリエイティブを生むチームを創るために
前回の記事でも書かせていただきましたが、良いクリエイティブを生むための前提として、お互いがどんな人間なのかを理解し、信頼関係を構築できることが重要だと考えています。なので今回のリニューアルにあたって、私たちのことを全く知らない方向けにも少しでも会社の性格を知っていただけるよう施策はできないか考えていました。
そこで設けたのが「ご依頼の前にお読みください」というページです。このページでは、クリエイティブの仕事に対する私たちの姿勢を宣言しています。制作実績の見た目からだけでは読み取ることができない、制作のベースとなっている意思や思想。そしてクライアントとの向き合い方を、少しでも多くの方に知っていただきたいと思っています。
また、これを事前に読んでいただければ、私たちが何を考えてデザインをしているのか、プロジェクト依頼前段階にご理解いただけるのではないかと思います。
01.LIGHT THE WAYの考える「クリエイティブ」
クリエイティブを通じて事業の「成果」に貢献します
02.LIGHT THE WAYの制作姿勢
思想を形にし、社会との「つながり」をつくります。
03.LIGHT THE WAYの考えるパートナーシップ
受発注関係を超えたパートナーでありたい。
04.LIGHT THE WAYの費用に関して
料金はオーダーメイドです。
私は、クリエイティブを発注する際の選考の基準が制作実績や予算だけでなく、極論制作者の思想先行型のアプローチがあっても良い考えています。おこがましいかもしれませんが「こんな考えをもっている人達と一緒に仕事がしたい。」と感じていただければ私たちも嬉しいですし、友好関係の構築は最終的な目指すべきゴールへ突き進む際の大きなアドバンテージになり得ると考えています。
それでは、プロジェクトがスタートしてから心掛けていることはどのようなことでしょうか。ここからは実際のワークフローに沿って「ヒアリング」「ディレクション」のポイントをお伝えいたします。
※弊社が制作に携わるプロジェクトには、クライアントから直接依頼を受け制作を行う場合と、代理店やプロダクションから依頼を受け制作を行う場合、大きく2つのケースがあります。いずれにおいてもワークフローに大きな違いはありません。
課題や未来像を共有し、パートナーと正面から向き合うヒアリングの重要性
プロジェクトを円滑にするために重要視しているのが「ヒアリング」「ディレクション」というワークフローです。デザインの実作業に移る手前の工程で、アウトプットの大部分が左右されると言っても過言ではありません。
プロジェクトが動き出したら、まずはクライアントへのヒアリングを行います。ヒアリングはプロジェクトのゴールイメージとクリエイティブの方向性を決める重要な工程なので、聞く力が求められます。映像を作ったことがない方はうまく言いたいことが伝えられるか不安かもしれませんが、そこはご安心ください。弊社スタッフからの質問に回答頂く形で情報を収集し、その内容を元に課題の分析と考察を進めていくことも可能です。
大前提として、「デザイン」の設計を行うにはその企業・商品・サービス・プロジェクトを理解するための時間が必要です。みなさまが思い描くような見た目やレイアウトとしての「デザイン」の実制作にかける時間と同等に、デザインする上で必要な情報を調べて理解するという事前準備が重要ということです。ここにリソースを割くことでプロジェクトの質は大きく向上します。
LIGHT THE WAYは実際に手を動かしデザインができるメンバーがヒアリングから参加しますので、完成形に近いアウトプットをクリアにイメージしながらプロジェクトを進めることができます。これによってクリエイティブの精度を上げることはもちろん、認識の相違によるコミュニケーションコストや修正作業などの不要な工数を削減することが可能になります。
こうした観点からヒアリングの際に重要視しているのは
・クラアントのプロジェクトのストーリーを聞く。
・言葉の背景にある思いを汲み取る。
・企業のビジョンに沿ったレイヤーから物事を考える。
・ちょっと先の未来の「こうありたい」を想像し、共感し、描きだす。
の4つのポイントです。
もちろん、予算や納期などプロジェクトの状況によってはヒアリングに十分なリソースを割くことが難しいケースもあることは承知しています。しかし、ヒアリングを重視することは制作にとって大きくプラスになるため、可能な限りこの工程を丁寧に行えるよう努めています。
ヒアリングにリソースを割くことにより、具体的には以下のようなメリットが生まれます。
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