1
/
5

弊社の「ハイテク人類学者」はイタリアのデニムを履きたいようです。 #転職ストーリー

【キャリア】

国内、外資の大手PCメーカーのコールセンターに其々1年づつ勤務し、ハードウェア周りの知識を習得。その後は国内最大手空調メーカーの海外事業部へ転職、3年間の勤務で業務改善や新しいノウハウを身につける。次キャリアでは、客先常駐型のIT支援を11年間勤め上げ、今年7月より現職のライフマティックス。

コールセンターは「IT登竜門」―様々なキャリアへの素地作り

―ITキャリアはコールセンター勤務から始まったんですね。

伊藤:PCのコールセンターって、ITの登竜門のようなもので。専門卒や大卒は別として、何も経歴がない人間が「ITのインフラ周りをやりたい!」と思っても、いきなり携わることは難しい場合もあり、そういった場合にはコールセンターからITの世界へ入ることが多いんです。ハードウェア周りの知識を身につけるには、避けては通れない場所ですね。当時僕が勤めていた外資PCメーカーのサポートセンターは、当時コールセンターとしてはNo.1の評判で、そこで働けばどこでも通用する知識を身につけられるということで入社しました。

ですが、入社したタイミングが悪く、入社してすぐにとてつもないクレームの嵐(笑)。「PCが半年返ってきませんが?」やら、「おたくで購入したサーバ、突き返すぞ!」などなど…。コールセンター時代に色々な修羅場を乗り越えたおかげで、なんでもやれる素地は身につきましたね。

―次は国内最大手空調メーカーに転職されて。

伊藤:はい、ここでは当時の花形部署だった海外事業部に携わり、3人で国内外を含め400人程度の面倒見ていました。当時の売り上げの殆どはこの部署だったんじゃないでしょうか。空調周りの知識はもちろん、新しいノウハウ、業務改善の知識が身につきましたね。ここでのキャリアアップで悩んでいた時に、次のキャリアへの引き合いが有り、申し出を受ける形で転職しました。

―次のキャリアでは、どのような業務に携わっていたのですか?

伊藤:ITに十分に手が回らない小売業さんへのサポート業務を行っていました。具体的には、導入した基幹システムの整備やアップデートなどですね。ここでは客先常駐という形で働いていました。

転職キーワードは #ライフワークバランス と #成果主義

―転職を考え始めたのはなぜですか?

伊藤:残業もなく休日も多かったのですが…少し駐在先の環境が合っていなかった部分があった為です。奥さんや子供の急病など、家族の為であっても休みが取りづらい雰囲気もあり、ここにはもう長くいられないな…と思っていました。

―多数の求人がある中、ライフマティックスへ転職しようと思ったキッカケを教えて下さい。

伊藤:求人サイトで記事をたまたま見つけたのですが、大阪という立地も合っており、立ち上げということで初期メンバーとして入りやすいかな?と検討をはじめました。「どうせ入るなら面白い会社」というのは第一条件でしたね。このWantedlyの記事も20%くらいは応募の動機になっていますよ(笑)。ライフワークバランスを大事しているところや、成果主義で、成果が出れば働き方も自由という点も魅力的でした。

現在は客先常駐ではなくなりましたし、自分の都合を優先できるようになりました。休日出勤や残業も今の所なく、もしあってもそれはどうしてもそうせざるを得ない場合に限ります。もっとも、業務がオーバーフローするようなら人を投入してくれるので、かなりいい環境だと思いますね。

ライフマティックスは急成長している会社ですから、今年7月に新体制になったことをキッカケに、旧体制からの改善もこれから進めていければと思います。

「ハイテク人類学者」の役割とは?

―入社した西日本支社では、どういう風に働いていますか。

伊藤:岡村支社長と僕は営業部隊として、客先常駐の技術者とは役割分担して動いています。営業は本社の営業部隊及び企画担当と連携して業務を進めています。

編集メモ:岡村支社長は、ライフマティックスの営業部隊全体の統括を行っています

名刺の肩書としては、営業とプロジェクトマネージャーです。業務改善のコンサル的な動きもしますね。主なミッションは、既存顧客への新規案件掘り下げ、新規客先の開拓です。お客さんからインフラ・開発へ「右から左へ流す」だけのただの営業ではなく、「自分で仕事を作る」んですね。

ここで重要なのは、お客さんのニーズに合ったものを提供することです。業務改善、インフラ構築、物品納品、なんでもそうなのですが、お客さんの本当に欲しいものを理解するためには、色々な分野の知識が必要です。例えば、システム開発であればSE的な動きが求められるし、かつ、案件を掘り下げる際には業務指導的なコンサルも必要です。インフラ構築をするのであれば、どういった構成で仕上げれば最適なのかは、インフラへの理解がないと難しいですよね。

これから応募する方へ伝えたいのは、もちろん最初から全て出来る必要はないので、「やりたい!」という気持ちを大事にしてほしいということ。「いろんな人間を束ねて何かを売る」という環境がうちにはあります。胸を張れる仕事ですよ

"Joy, Inc.: How We Built a Workplace People Love" 表紙より引用

ー「ハイテク人類学者」とはなんですか。

伊藤:『Joy,Inc.』(リチャード・シェリダン著)という本の中で出てくるのが、「ハイテク人類学者」です。「お客さんが本当に何がほしいのか」という部分をしっかり理解し、ものづくりをする為の知識 ―例えば、お客さんが困っている内容を聞いて、どういったシステムや環境が必要か、色々な分析をして判断するための― を持つのにそういう言い方をするそうです。

どこでもよくあることですが、納品したものとお客さんが欲しかったものに乖離が出てくることがありますよね。その違いを出来る限り0にする、むしろお客さんが求めているもの以上のいいものを作る。そのための知識をつけ、「ハイテク人類学者」であるべきという考え方は、本当にそうだなと。名刺にも「ハイテク人類学者」と肩書に入れたいですね。今期の営業目標を達成したら、好きにしていいと言われています(笑)。

編集メモ:客先ニーズと納品物の乖離は永遠のテーマ。下図の「顧客が本当に必要だったもの」(英語ではHow Projects Really WorkThe Tree Swing Cartoon )の風刺画は誰でも一度は見たことが有るのでは?

そうだ、イタリアのデニムを履こう。

伊藤:今はお客さんへの訪問にはスーツを着用しているのですが、売上を達成したらDsquared2というイタリアブランドのジーンズを履きたいと思っていて。上はダブルのスーツでビシッと決めつつ、下はデニムというスタイルをユニフォームにしたいと岡村支社長に相談したら、「ええよええよ!」と快諾してもらいました。次年度達成できなかったらもとに戻りますが、戻さないようにがんばります(笑)。

そのスタイルで訪問したら、お客さんには、初見では「何やこいつ!」と思われるかもしれませんが、営業的な立ち位置では、お客さんに印象付けられるかというのは重要ですし、やる仕事や提供するもののクオリティが高ければ、お客さんはきちんと評価して、必ず発注してくれます。既成概念と言うか、営業はこうあるべきだというものをなくしていきたいと思っています。

そういったフロンティアスピリッツのある人は、ここで働くのは特に楽しいんじゃないかな。

編集メモ:もちろん、数字達成は営業個人に丸投げではありません。ベテランの岡村支社長率いる営業部隊が連携して業務を進めています。

ライフマティックスでは、フロンティアスピリッツ溢れる開拓者、我こそはハイテク人類学者だという皆さんをお待ちしています。

もちろん、インタビュー内にもある通り、最初から全て出来る必要はありません。あなたの「やってみたい!」「そうなりたい!」という気持ちを大事にします。

少しでも興味がありましたら、ぜひお気軽にオフィスへ遊びに来てくださいね。

ライフマティックス株式会社 's job postings
3 Likes
3 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Niimi Rina's Story
Let Niimi Rina's company know you're interested in their content