日付:2023年3月24日(金)
場所:練馬駅Coconeriホール
今回は金曜日に会場とオンラインの両方で参加しました。
オープニング、会場は全体の3割程度しか席が埋まっていないものの、最前列のテーブル席にいるコアなファンで盛り上がりを見せる。
その後、最初のセッションまでには全体の7割程度の席が埋まっていました。
観察すると経験豊富そうなエンジニアから、駆け出しエンジニアに見える若いエンジニアもちらほら見受けれらました。
会場の雰囲気はそこまで身内感はなかったので新しいエンジニアにも参加しやすい印象でした。
以下のセッションに参加しました。
・PHPで学ぶ “Cacheの距離” の話
https://fortee.jp/phperkaigi-2023/proposal/280706e0-7158-4237-8202-c9d64330b96f
・ブラウザの向こう側で「200 OK」を返すまでに何が起きているのか調べてみた
https://fortee.jp/phperkaigi-2023/proposal/f7f2f18a-e6b0-47e4-ade0-e324f72428ae
・Rector ではじめる “運用を止めない” PHP アップグレード (オンラインで参加)
https://fortee.jp/phperkaigi-2023/proposal/d3084a8f-89b5-48d6-8a81-59c460b3b3e0
・パフォーマンスを改善せよ!大規模システム改修の仕事の進め方(オンラインで参加)
https://fortee.jp/phperkaigi-2023/proposal/4a67cc68-83f0-492d-86ca-54304fc256c8
全体的に感じたのはセッションの時間のバランスの良さです。時間が最大でも30分内ぐらいのセッションで集中力を保ちやすく、また時間が限られているため提供される資料やトークが的が絞られたもので大変聞きやすく覚えておきやすいという点です。
各セッションでの個人的に良かった点、学びになった点を書きます。
- PHPで学ぶ “Cacheの距離” の話
最初のキャッシュの話興味深かった。
実業務でここまですることはあるかわからないですが、
・計測
・キャッシュする目的
まずこれ無しにして作業しない。
その上でキャッシュにかかるコストと構築される環境も考慮する。
ちらっと言ってたのはLaravelはRedisを簡単に使える一方エンジニアが意図せず危ないキャッシュを作成と使用してしまう可能性がある。これは注意しないといけない点と思いに留める - ブラウザの向こう側で「200 OK」を返すまでに何が起きているのか調べてみた
話された内容はすでに知っている内容でしたが、今回参加した中で一番印象に残ったセッションでもありました。以下の点です。
・まず、プレゼン資料が赤瀬さん(話し手)本当に覚えて欲しい点に絞ってあったこと。
・おそらく会場にいた多くのエンジニアが知っている内容であっても、初心者向けに丁寧に説明していこと。どこかに知っていて当然だろという雰囲気はひとつもありませんでした。
・話し方と表情。実は人にわからないことを聞くというのは聞く側にプレッシャーがありますが、非常に穏やかで、威圧感のない話し方をしていたいこと。 - これらは新しい人を教える立場に回った時に非常に大事な点だと改めて感じました。技術力も大事だけど、話し方や教え方も大事と改めて実感しました。
- Rector ではじめる “運用を止めない” PHP アップグレード (オンラインで参加)
静的解析ツールでRectorとPHP Stormこれらを使ってあそこを直せるかなとか、綺麗なコードを書ける助けになるかなとぜひ使ってみたい思わせるワクワクするような内容でした - パフォーマンスを改善せよ!大規模システム改修の仕事の進め方(オンラインで参加)
パフォーマンス改善にはプロファイリングが必須という内容。推測ではなく計測するという名言をもとに展開されていました。
実際の計測数値は問題の特定に繋がって無駄な作業をしないで済む。効果測定までがワンセット
実はこれ、普段デバッグする時も同じだなと改めて思いました。デバッグコードやdumpできちんと問題を特定しないで憶測だけで実装や修正を始めると結果手戻りになりやすい。。。やりがちなんで思いに留たいと思います。
個人的な感想:私の場合、会場よりもオンラインがいいなと思いました。オンラインのメリットは自分の仕事を進めつつ、聞きたいセッションの時間だけピンポイントで聞ける点です。
会場の雰囲気を楽しみたい人や新しい人間関係を作りたい人は会場で、そうじゃないならオンラインがいいのではないでしょうか?