2025年1月にレイハウオリへ入社してから、もうすぐ1年になります。
入社前は「フルリモートの会社でどんな風に連携しているのか」「どのくらい自分に裁量があるのか」といった不安もありました。
この記事では、実際に働いてみて感じた良かった点やギャップを、できるだけ具体的にまとめています。

1. 入社して良かったと感じていること

落ち着いた雰囲気で、冷静に話し合える環境

入社して感じたのは、全体的に落ち着いたコミュニケーション文化があるということです。何か問題が起きても感情的にならず、事実と構造を整理して建設的に議論する人が多い印象です。相手を責めるのではなく「なぜそうなったか」を一緒に考える姿勢があるため、安心して仕事ができます。

フルリモートでもチームの一体感がある

レイハウオリはフルリモート・フレックス勤務が基本ですが、チームとしての一体感があります。私が関わっているプロジェクトでは、オンライン上でも日々のコミュニケーションが活発で、課題の共有や意思決定のスピードも速いと感じます。
もちろん、プロジェクトによって関わり方や進め方のスタイルは異なりますが、全体として「必要なときにきちんとつながれる仕組み」が整っていると思います。ただし、自ら主体的に発信する姿勢は前提です。受け身のままだと関係性が希薄になりやすいため、気づいたことを自分から共有したり、相談を投げかけたりする積極性が求められます。

職種を越えて学び合う文化がある

デザイナー、エンジニア、ディレクターといった職種の垣根が低く、互いに知識を共有し合う文化があります。自分の担当領域を超えて意見を出すことも歓迎される雰囲気があり、専門職同士のリスペクトと協働が自然に成り立っています。

限定的な役割にとどまらず、横断的に関わることができる

レイハウオリでは、事業部間を横断した取り組みが多くあります。一つの案件や領域に閉じず、企画・運用・改善など複数の視点から関われるため、業務の幅が広がります。
他部署のメンバーとのコミュニケーションを通じて新しい知識を得たり、連携の中で信頼関係を築いたりする機会も多いです。「決められた範囲をこなす」より、「チーム全体で事業を進める」感覚に近い職場です。

改善提案を歓迎する文化

仕組みや運用に対して「こうした方が良くなるのでは」という意見を出しやすい雰囲気があります。小さな提案でもしっかり受け止めてもらえることが多く、業務を通じて組織改善に貢献できる点も魅力です。

2. 入社して感じたギャップ

自由度が高い分、自分で判断する場面が多い

レイハウオリは裁量が大きく、個々の判断が尊重される会社です。ただしその分、「どう進めるか」を自分で決める責任があります。最初は判断の幅に戸惑うこともありましたが、次第に目的を見据えて選択する力がつきました。
誰かの指示を待つのではなく、自分の判断軸で仕事を進める感覚が身についたのは大きな成長でした。

抽象的な課題に取り組む機会が多い

レイハウオリの業務は、単純なタスク処理ではなく「そもそも何を解決すべきか」から考えるものが多いです。最初の頃は「結論が見えないまま進める難しさ」がありましたが、プロジェクトを重ねる中で、課題を分解して仮説を立て、検証する流れを自分で設計できるようになりました。
曖昧な状況でも整理し、前に進める力が身についたのはこの環境ならではだと感じます。

3. この1年で感じたこと

この1年を通して感じたのは、レイハウオリは「自立と協働のバランスが取れた組織」ということです。フルリモートという働き方の中でも、個々が責任を持って業務を進めながら、必要な場面では自然に助け合う文化があります。決して声が大きい人が引っ張るのではなく、全員がそれぞれの専門性を持ち寄り、丁寧に意見を交わしながら最適解を探していく。その姿勢が結果として、チームとしての一体感を生み出していると感じます。

一方で、自由度が高い分、自分で考えて判断する力が求められる環境でもあります。
仕事の進め方や優先順位を自分で決めることが多く、最初は迷うこともありましたが、
その中で「目的を踏まえて選択する」「曖昧な課題を構造化する」といった思考力が確実に鍛えられました。指示通りに動くよりも、自分で考え、試し、改善する経験を積めたことが、今の成長につながっていると感じています。

4. これから入社を検討している方へ

レイハウオリは、「自分で考えて動く」「チームで成果を出す」を両立させたい人に合う会社です。穏やかな人が多く、感情的なストレスは少ない一方で、受け身では成果が出にくい環境でもあります。指示を待つよりも、自分で課題を見つけて行動できる人にとっては、自由度が高く成長しやすい職場です。

新しい環境で自分の可能性を試したい方、チームとして成果を出す喜びを感じたい方には、きっと合うと思います。もし少しでもレイハウオリの考え方や文化に共感していただけたなら、ぜひ一度エントリーしてみてください。
話をしてみることで、きっと会社の雰囲気や価値観をより具体的に感じてもらえると思います。