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「国家公務員志望だった自分がなぜ30名のベンチャーに入ったのか?」

こんにちは。リーディングマーク新卒5期生社員の奥田です。

自分は大学入学前は、「将来政治家になろう!」「そのために、まずは国家公務員かな?」と思い、東京大学文科一類に進学したのですが、諸々あって最終的には人数30名ほどのベンチャーに入社することにしました。

就活生の方、セカンドキャリアとしてベンチャーの様子を知りたい方に参考になるよう、書いていきたいと思います。

今回は、稿を分けて3パートでお話したいと思います。

1.なぜ、入社したか?

2.どんな仕事をしている/してきたか?やりがい・苦労は?

3.将来実現したいこと、どんな人が向いていそうか?

今回は、「なぜ、入社したか?」について書いていきます。

自己紹介: コミュニケーション苦手め、勉強好きな「いかにも東大生?」



まずは自己紹介を。性格は、今もそうですが、大学入学前は特にコミュニケーションへの苦手意識が強かったです。例えば、友達と話しが持つかどうかが不安で、遊びに誘えなかったり、誘ったとしても、話が持つように事前に質問リストを作ったりするくらい…

一方で、勉強が好きで、世界史とか数学は特に好きでした。(たぶん、要素と要素のつながり、因果関係、といったことを考えるのが好きなんだと思います。)僕は、高校3年のとき東大を受け残念ながら不合格だったのですが、「やった!もう1年、何も考えずに勉強だけしていられる!」と思ったぐらいです。(両親には内緒。感謝しかないです)

当時、民主党政権1人目、2人目の首相は、かなり残念な感じだったのですが、「どじょう演説」で有名な野田総理大臣に感銘をうけました。かっこいい生き方だなと思い、かつ、浪人生の暇に任せて時事を勉強している中で、なんだかこのままじゃ日本やばそうと思い、将来は政治家になって日本全体を良くするような仕事ができたら、と思うようになりました。(国会中継が趣味になったのもそのころです)

 一方で、「政治家」になることが目的になってはだめだ、もっと世の中の仕組みについて理解し、人生で何を成し遂げたいか見出したい、とも思いながら、大学入学を迎えました。

大学時代: 「自分が何をしたいか分からない!?」

そんなこともあり、大学入学後は、自分のやりたいことを探していました。政治家になるのであれば、まずは国家公務員になるのがよいかと思いながら、大学1,2年のときに公務員として活躍されている先輩にOB訪問したりもしていました。

地方活性化、というキーワードをもとに、自分の地元の一宮の様々な立場の人(自分のおばあちゃんから始まり、市議会議員の方、商工会議所の方、市民活動をされている方、地元の繊維産業の社長さんなど…)に話を聞きに行ったり。あるいは、いろんなアルバイトをしてみたり(飲食、塾の講師、等)。海外留学もしました。

しかし、結局「これを自分はめざす!」という目標は、なかなか見いだせずにいました。

一方、大学1,2年次に「OVAL」という、日中韓のビジネスコンテストを開く、学生団体に所属しました。その団体は、起業家の方を輩出していることもあり、ミッションドリブンでベンチャーな感じの団体でした。各代が自由に新しいことがやれるように、という趣旨で活動期間が1年半と短く、自分もイベントを企画・運営するチームのリーダーをしながら、熱く仲間と議論し、いろんなプロジェクトを実行しました。その活動を通じて、はじめて「ビジネス」の雰囲気に触れるとともに、「起業」や「ベンチャー」で働くこと、という将来の選択肢が芽生えました。Missionドリブンで働くのも面白い、と感じたのもその活動を通じてでした。



就活: 外資コンサルファームとLMで迷ったすえLMに

 大学3年の秋から4年の夏まで中国で留学しており、帰国後はいよいよ就活です。

とはいえ、あまり就活らしい就活はしていなかったのですが、最終的には今働いているリーディングマークと、ある外資系コンサルティングファームのテクノロジーコンサルタント職とでかなり悩みました。

 帰国前から、OVALでの活動やOBOG訪問を通じて、国家公務員という選択肢はなくなっていました。「あれこれ人に言われるのがいやだ、会社や組織がうまくいく・いかないことに対して、いい意味で自責を感じていたい(自分がどうしようもない理由でうまくいかないのはいやだ)」と思う自分に気が付き始めていたからです。(もちろん、国家公務員では国家公務員でしかできないこと、面白さ、やりがいがあると思います!)

 また、自分の「山」を探していましたが、塾講師、地元の方へのヒアリング、留学、等々といった活動を通じて、少しずつ「いろんな人の個性を発揮できる社会にしていくこと」が自分のやりたいことなのではないか?と思うようになりました。

※そのあたりのことは、以前に書いた別の記事:(「あらゆる人が、個性を「見つけ」「伸ばし」「活かせる」社会を作りたい!」)をご覧ください。



 では、どのようなキャリアでそのテーマを追求していくのか。当時、「AI」等のバズワードがかなり盛んなこともあって、「テクノロジーを武器にしてこそ、他の人が取り組めない課題にアプローチできるのでは?」と思い、テックコンサルを受検していました。自分の目指すミッションを実現する上で、「テクノロジー、コンサル」という武器を手にすべきではないか?そういう考え方でした。幸いにも内定をいただくことができました。

 一方で、リーディングマークには、帰国後長期インターンでお世話になっていました。働く中で、新卒としての入社を誘いっていただきましたが、一方で会社が順風満帆というわけではなく(退職者も結構出るなど、むしろ混乱?混沌?)、どちらの選択肢を選ぶべきか、あるいはほかの道を選ぶべきか、かなり悩みました。

 そんな中でも、最終的にはリーディングマークで働くことを決めました。

ポイントは、

①好きを仕事にするべきだと思ったこと(ミッションへの共感)

②ロマンを感じたこと

③自分が会社のあらゆることについて責任を感じられるような働き方がしたいと思ったこと

でした。

1つ目は、リーディングマークが「自己実現」を軸に事業を行っており、それが自分が将来にわたり取り組みたい「個性」というテーマとオーバーラップしていたこと。「好きこそものの上手なれ」ではないですが、自分がやっていて納得できる仕事をする方が、結果的に頑張れる、成長できると思ったのです。

2つ目のロマンを感じたこと。確かに入社前は、退職者も出たり、いろいろ混乱している中ではあったが、むしろそういう状況の中で独力ではないにしろ力を発揮し、会社の成長の先鞭をつけ、30人→100人→1000人→・・・という事業の成長を実現できたら、むちゃくちゃ面白いではないかと。その中で、自分の仕事がどんどん進化していく有様をイメージするとワクワクするというのもあります。

3つ目は、「OVAL」での活動を通じて感じたことですが、何か会社がうまくいかないことがあったとき、大規模な会社だと、自分がどうしようもないことが多く、無力感を感じてしまうだろう、と思ったのです。しかし、30名ぐらいの会社であれば、その「OVAL」同様ぐらいのサイズ感です。あらゆることに関与しようと思えばできますし、何かうまくいかないことがあっても「自分がもっとこう動いていたら」と考えることができます。そんな環境で働いた方がワクワクできる、と思ったのです。

確かに、当時、会社がむちゃくちゃ伸びていたわけでもないので、かなり悩みました。しかし、結果的には3つの理由でリーディングマークへの入社を選択しました。

※ちなみに、今でも政治家を目指したいと思っています。今働いていて思いますが、組織自体を成長させること、組織と事業の様々な要素の因果関係を見出し、注力するポイントを決めること、等々、結果的に今やっていることは将来政治家を目指す上で、むちゃくちゃ役に立つのでは?と思っています。その点は、また今後の稿でお伝えしていきたいと思います。

まとめ

イカ東(※敬意をこめて使っています)の僕ですが、大学での学生団体での活動をもとに、ミッションドリブンでオーナーシップをもとに働くことが自分に合っているのではと気づきました。また、いろんな過去を振り返る中で、「個性」をテーマに働きたいと思いました。それが社員30名程度のベンチャーであるリーディングマークへの入社を決意した理由です。

ここまででいったん今回のお話は終了です。長文ご覧いただきありがとうございました。

次回、では実際に働いてどうだったか?今何をしているか?をお話できたらと思います。

ぜひまたご覧ください!

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