本日ご紹介するのは、当社の建築事業部がリノベ―ションし生まれ変わった、北区滝野川にあるメゾネットタイプのアパートをご紹介します。
都心へのアクセスも良く、住宅街ながらも自然豊かな北区。春になると満開の桜が色づく滝野川桜通りや、水鳥も見られる緑地など、お出かけしたくなる憩いのスポットも多い街です。
―今回大変身したお部屋を早速ご紹介!
今回リノベーションした物件は、築年数45年、120.08㎡の6所帯のアパート。
リフォーム前は築年数が古くお風呂がない構造だったため、6所帯のうち2所帯しか入居者がいませんでした。
かなり大規模なリフォームとなりましたが、大きな幹線道路から近い立地のため、耐火建築物にする必要があり、賃貸マンション等に建て替えの場合は費用が数億円ほどかかってしまう試算でした。
一方、リフォームの場合は数千万円程度に抑えることができるので、オーナー様が安心して物件を所有できるようにリフォームをおすすめさせて頂きました。
また、オーナー様の希望で今まではなかった水廻りを各戸に設置しファミリーでも快適に住める41.00㎡前後の3部屋のメゾネットへと生まれ変わりました。
外観は、隣にある母屋とマッチングさせ、街並みに合うようデザイン。周辺には音無親水公園や飛鳥山公園などもあり、滝野川の自然に溶け込むような、優しい印象に仕上げました。
―日差しが溶け込む、ラスティックな空間に
以前は日当たりが悪く、どことなくもの寂しさの感じるお部屋でした。
今回のリノベーションでは、白をメインカラーとした壁やホワイトウッド調のフローリング材を使用することで、奥行きのある広々とした印象に。特に床材は、お子様がいらっしゃるご家庭でも安心な傷や汚れの目立ちにくいウォッシュドオークを採用しました。
通風性と採光を兼ねそろえ、素朴ながらも温もり溢れるラスティックな空間に仕上げました。
シンプルなデザインだからこそ、お部屋を自由にコーディネートできるのも魅力。白い壁紙をキャンバスとする事で、お気に入りの家具が引き立ちますね。
またメゾネット住宅のため、階段下などを利用して、豊富な収納スペースが確保できました。収納棚や扉はトレンドのウォールナット柄を採用。こげ茶色×深い木目の色をアクセントとして組み合わせることで、白を基調とした明るい空間の中にメリハリをつけました。
さらに、日当たりの良い位置にバルコニーも設置。木目のデザインを取り入れ、バルコニーの手すりの下にガラスを使用することで、近代的なイメージにしています。バルコニーがひさしの役割も兼ねていて、玄関が雨でも濡れないようになっているのも嬉しいポイント。
キッチンは日当たりの良い2階に。両側から採光が取れない真ん中のお部屋は、キッチンを対面式にすることで、開放感を持たせるよう工夫しました。部屋の奥まで太陽の光が届くお部屋で、ご家族とコミュニケーションを取りながらお料理することができます。
無機質で寂しい印象だった以前のお部屋も、リノベーションで明るくラスティックな空間へと生まれ変わりました。ぜひ家族団欒のひとときを過ごしていただければと思います。