<プロフィール>
天良和貴(テンラ カズタカ)
1988年生まれ、兵庫県出身。
大学卒業後、インターネット・Webサービス企業に入社。ECサイトの集客、運営を担当。2023年1月にランサーズにジョイン。マーケターとして主にBtoB集客を担当。趣味は、水族館、動物園、ディズニーランド。
フリーランスのマーケターとして独立。さらなる成長を求めて再び会社員に。
ー入社までのキャリアについて教えてください。
大学を卒業後、ECや人材系の会社にてサイト運営・営業を経験し、フリーランスのマーケターとして独立。数年働いた後、再び会社員になりました。前職は人材系の会社で3年ほど働き、2ヵ月前にランサーズに入社して現在に至ります。
ー新卒で働き始めてからフリーランスになるまでの経緯について教えてください。
大学在学中にリーマンショックがあり、就活をしていた先輩の内定取り消しなどを目にしました。その時「企業に依存せずに生きられる人になりたい」と感じ、独立を目指すようになりました。
新卒ではWebサービスを運営する会社に入社しECサイトの運営を2年ほど経験した後、営業力を身に着けるために大手人材会社に営業として転職しました。
営業なので売上を立てることは大前提ですが、どうすれば求人に応募が来るのだろう、どうすればお客様の採用目標が達成されるのだろうという点を常に心がけて仕事をしていました。
今振り返ると、営業職ではありましたが「求人媒体でユーザーを動かす」というマーケティングの視点を身につけられたと思います。営業として3年ほど働いたタイミングで当初の目標通り独立してフリーランスになりました。
ーフリーランス時代の仕事内容について教えてください。
Webコンテンツの制作やディレクション、アフィリエイトサイト運営をメインに行い、今につながるスキルの多くは、フリーランス時代に学びました。
例えば、Webコンテンツの制作、ディレクション業務は個人で案件を受けつつ、週に1回Web制作会社にアルバイトに行き、ライターさんやディレクターさんの動きを見て学習。時間のある限り案件を受けつつ本や勉強会でインプットを行い、とにかくアクティブに動いていましたね。
ーフリーランスから再び会社員になった経緯について教えてください。
自分のスキルの限界を感じ、より専門性を高めたいと思ったからです。
フリーランスとして働く中で、実績も付いてきて自信になった部分もある半面、多くの経営者や先輩方と出会い、自分の経験不足を痛感するようにもなりました。マーケターとしてより専門性を高めたいと考えた結果、最善だと思ったのが転職という選択でした。
前職では人材サービスの総合代理店でインハウスマーケティングを主に行っており、求人広告をはじめとする各種人材サービスのWebマーケティングを担当。具体的には、コンテンツマーケティングを中心にSEO対策、Webサイトの企画・制作、ホワイトペーパー制作、MEO対策など様々なWeb集客施策を実施しました。
また、並行してマーケティングを基本的なところから学びなおそうと、Web解析士やライティング検定、Webディレクション検定等資格取得にも取り組みました。
ーフリーランスと会社員両方経験して感じたメリット・デメリットがあれば教えてください。
フリーランスとして働くメリットは、よくも悪くも自分自身が商品なので、お客様の評価がダイレクトに自分の評価になる点。リピートの指名をいただいた時は小躍りしたくなるほど嬉しく、やってて良かった!という達成感を得られました。また、お客様からの評価が報酬となって手元に入る感覚も、会社員ではなかなか感じられない体験だと思います。
デメリットは、フリーランスは自由で楽!と思っている方も多いですが、実際は「来月の仕事は大丈夫だろうか」「病気になったら働けなくなるかもしれない」といった不安が常に付きまといます。また、基本的には一人で仕事をするので、本当の意味で思いを共有する仲間がいないという孤独感はデメリットだと思います。
会社員として働くメリットは、能力以上の仕事を任せてもらえるので、成長の機会が多いこと。フリーランスは自分の能力以上の仕事は任せてもらえないので成長の伸びしろは自分で作るしかありません。
また、会社員なら必ず仲間がいるので一人ではできない事もできますし、良いときも悪いときも思いを分かちあえるのは最高のメリットだと思います。
逆にデメリットを挙げると、良くも悪くも会社の一員であり、社会からの評価の半分以上は会社の看板や事業に依存してしまう側面があります。
もちろん、会社員をしながら複業、兼業、会社経営をされる方も増えているので、会社員だから、フリーランスだからといった二元論的な考えではなくなってきているとも感じます。
今後の社会にとって価値のあるサービスだと確信し、ランサーズにジョイン。
ー前職から転職を考えるようになった経緯について教えてください。
前職では様々な経験をさせてもらい非常に学びの多い環境ではありましたが、担当する商材が多く、業務の幅も多岐に渡っていたため、じっくりと一つのサービスを成長させるという経験がしづらい環境でした。マーケターとしての今後のキャリアを考えた時に、一つのサービスをしっかりと成長させる経験を積みたいと、転職を考え始めました。
ーランサーズに興味を持ったきっかけを教えてください。
フリーランスとして働いた時期があったので、2012年ごろには既にランサーズを知っており興味のある会社の一つでした。ランサーズを最初に知ったときの事は今でも覚えていて当時はまだほとんど浸透していなかった「時間や場所にとらわれずに働く」といった世界観を掲げており「このサービスが一般的になれば、会社に行かなくても良い時代がくるのでは?」と衝撃を受けたことを覚えています。
ー入社の決め手は何でしたか?
マーケティングというこれまでの自分の経験を生かして、今後の日本・社会にとって非常に価値のあるサービスを作っていけると感じたからです。自分がフリーランスを経験したからこそ、その人に合った働き方ができることはとても意義があることだと思いますし、ランサーズのサービスならそれが実現できると思い入社を決めました。
また、選考時に取締役の曽根さんがランサーズの社会的意義やこれからの可能性について熱く語ってくれたのもとても印象的でした。
1人1人に裁量のあるフラットな組織が魅力
ー現在の仕事内容について教えてください。
フリーランス特化の人材エージェントサービス「Lancers Agent」にて、クライアントの獲得に向けた体制の構築、施策の実施をしています。
新しい市場で競争も激しく、スピード感を持って結果を出さなければいけない難しさはありますが、世の中の価値観が変わっていくシーンに携われるかもしれないという期待感も楽しみながら働けています。
ーランサーズで働く魅力について教えてください。
一番魅力に感じたのは、個人の裁量がとても大きいことです。オープンな社風でいろいろな情報にアクセスできるので、自分の努力と興味次第ではどんどん仕事の幅を広げることができます。
ー入社して驚いたことがあれば教えてください。
初めて出社した時に、役員も同じフロアでフリーアドレスで働いていて、とても驚きました!(さすがに役員の方は固定席があるのかなと思っていました)
マーケターとして、ユーザー・クライアントを一番理解している存在でありたい。
ー今後の目標について教えてください。
チームとしては、マーケティングのスペシャリスト集団として、ユーザー・クライアントを一番理解している組織でありたいと思っています。
個人としては、インプット、アウトプットのスピード感を重視して、しっかりと結果を出していきたいです。また、プライベートの話になりますが、もうすぐ2人目の子供が生まれる予定なので、バキバキがんばる姿を見せたいです!