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【栗原学園の挑戦】時間あたり採算とアメーバ経営で創る未来

Photo by Isaac Smith on Unsplash

栗原学園では経営の透明性と効率性を高めるため、「時間あたり採算」と「アメーバ経営」という2つの経営手法を取り入れています。この記事では、それぞれの取り組みが学園の成長にどのように寄与しているのかを解説します。

アメーバ経営とは

アメーバ経営とは、組織を小さな単位「アメーバ」に分割し、それぞれのアメーバが独立して経営を行う管理手法です。この手法は、京セラの創業者である稲盛和夫氏によって開発されました。アメーバ経営の主な特徴は以下の通りです。

  • 小集団の形成: 組織を小さな集団に分けることで、各アメーバが独立した経営単位として機能します。
  • 独立採算制: 各アメーバは独立採算で運営され、利益やコストを自ら管理します。
  • 全員参加経営: アメーバ経営は「全員参加経営」を目指しています。

時間あたり採算とは?

時間あたり採算とは、一人当たりの時間を基準に、どれだけの価値や利益を生み出しているかを計測する指標です。平たく言えば、1時間に一人当たりどれくらいのお金を生み出す力があるかを測る指標といえます。

栗原学園グループではこの概念を取り入れることで、各ブランドや部門の生産性を「見える化」し、改善すべき領域を明確にしています。例えば、Beyondiaブランドでは、教育プログラムやオンラインサービスの設計時に、この指標を活用し、より効果的なカリキュラム構築を目指しながら、経費削減にも常に目を光らせています。

同様に情報システム部では、現在の各プロジェクトへの経費・労働時間比率を常に見直し、効果的なシステム投資ができているかを確認しながら、部内の業務自体についても自動化や効率化を進めています。



アメーバ経営で自主性を発揮

アメーバ経営は、小集団ごとに目標や収支計画を持ち、各自が経営者視点で活動する手法です。栗原学園では各ブランドが独立性を保ちながらも学園全体の目標に貢献できる体制を築いています。

たとえば、Prime Kidsの保育事業では、園舎のデザインやサービス内容をブランド独自に強化しつつ、業界全体への発信力を高めています。一方で、Beyondiaブランドでは、国際教育を軸に各学校が自立した運営を行い、成果を学園全体で共有する仕組みを整えています。

こうした取り組みは法人本部の松井達郎がイニシアティブを取りながら進めています。
松井は、KCCSマネジメントコンサルティング株式会社で専務取締役も務めた経験を持ち、現在は創史塾の講師としても活躍しており、さまざまな企業の経営の指導にあたっています。



データドリブンな経営と創造的な教育の両立に向けて

栗原学園グループでのこうした努力は、単に経営効率を高めるだけでなく、「選ばれる学園」としての地位を築くことを目指しています。アメーバ経営による自主性の発揮と、時間あたり採算の見える化を通じて、教職員も学生も共に成長し続けられる場を目指しています!

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