学校法人栗原学園's job postings
栗原学園グループでは、教育・福祉・地域に関わる多様な現場を支えるために、アジャイル開発をベースとしたシステム構築を行っています。
私たちが大切にしているのは、
「最初から完成されたシステムを作ること」ではなく、
現場と対話しながら、使われ続け、改善され続けるシステムを育てることです。
本記事では、栗原学園のシステム担当者として働く上で知っていただきたい開発スタイルと文化についてご紹介します。
そもそも「アジャイル開発」とは？
アジャイル開発とは、短い開発サイクルで実装・リリース・検証・改善を繰り返す開発手法です。
あらかじめすべての仕様を固めてから作るのではなく、
- まず小さく作る
- 実際に使ってもらう
- フィードバックをもとに改善する
というサイクルを何度も回していきます。
特に、業務内容が複雑で変化しやすい教育・福祉の現場では、「作ってみないと本当の課題が見えない」ことが少なくありません。
そのため栗原学園では、アジャイル開発を通じて現場の変化に柔軟に対応できるシステムづくりを行っています。
毎週2回のリリースで、改善を止めない
栗原学園のシステム開発では、毎週2回、定期的なリリースタイミングを設けています。
- 小さな改善もすぐに反映する
- 現場の「困った」を早く解消する
- 完璧を待たず、まず使ってもらう
リリースは特別なイベントではなく、日常業務の一部として自然に組み込まれています。
定期的なミーティングで、現場の声を直接聞く
システムは、現場、つまりは栗原学園グループで運営している各施設の職員や栗原学園グループのサービスを利用しているお客様に使われてこそ価値があります。
そのため、各施設の利用部門との定期的なミーティングを欠かしません。
- 実際の業務で感じている不便さ
- 「こうなったら助かる」という率直な要望
- 数値には表れにくい違和感
こうした声を直接聞き、改善の優先順位や方向性を一緒に決めていきます。
私たちは、「現場のご用聞き」ではなく「一緒に作る仲間」だと考えてよりよいサービスづくりのためのIT利用を常に考えています。
いつでも相談できる、距離の近いコミュニケーション
定例ミーティングだけでなく、日々の業務の中で生まれる疑問や相談にもすぐ対応できるようにしています。
- メッセージアプリ
- メール
- ちょっとした声かけ
を通じて、常に問い合わせができる状態を維持しています。
この距離の近さが、
- 課題の早期発見
- 認識ズレの防止
- 開発スピードの向上
につながっていると考えています。
現場とのコミュニケーションを重視し、オフィス勤務を大切にしています
栗原学園ではシステム担当者は原則としてリモートではなく、できる限りオフィス勤務を基本としています。
これは、単に「出社が好きだから」ではありません。
- 現場職員と物理的に近い距離にいること
- 雑談やちょっとした相談が自然に生まれること
- 表情や空気感を含めて業務を理解すること
これらが、本当に使われるシステムを作るために不可欠だと考えているからです。
「話しかけやすい場所にいる」それ自体が、システム担当者の大切な役割の一つです。
開発者全員が、現場と向き合う体制
栗原学園では、特定の人だけが現場対応を行う体制を取りません。
- 開発者も現場とのコミュニケーションに参加
- 要望の背景や業務文脈を直接理解
- なぜその機能が必要なのかを自分の言葉で説明できる
この体制によって、「言われたものを作る開発」ではなく、「一緒に考える開発」が実現できると考えています。
小さく作り、検証し、改善し続ける文化
栗原学園のシステム開発では、
- PoC（概念実証）の構築
- スモールスタート
- スクラップ＆ビルド
を前提に進めています。
最初から完璧を目指すのではなく、
- 小さく作る
- 使ってもらう
- 検証する
- 改善する（必要なら作り直す）
このサイクルを回し続けることを大切にしています。
失敗を恐れず、学びに変える
それが栗原学園のシステム開発文化です。
現場に寄り添い、技術で支える仲間を募集しています
栗原学園のシステム担当者は単なる「裏方」ではありません。
- 現場の課題を理解し
- 技術で解決策を考え
- 教育・福祉の現場を支える存在
として、現場とともに歩みます。
アジャイル開発に共感できる方、人との距離が近い環境でシステムを育てたい方はぜひ私たちと一緒に働いてみませんか。
「現場と一緒に育てる」アジャイル開発
