弊社、倉島事業開発はまだ年次計画を立てていません。
ですが昨年、農業事業を始めたのを契機に、
役割を明確にしてそれぞれの当面の目標を一覧にしました。
それは、今まではPMの仕事だけだった職場に、
リズムの異なる事業が入ってきたことを理由にしています。
今までは全員の仕事に何となく関連性があったのですが、
農業を始めたことで、他と関連性がない仕事が生まれたからです。
イベント、館運営など5つの役割と、各役割で合計21の目標を
設定しました。「2018年6月~」とだけ記して期限は明記して
いませんでしたが、多くは1年以内には達成される目標かなと漠然と考えていました。
そして、年明けに久々にファイルを開いてみて
達成度をチェックしてみると、
○が6こ
△が5こ
☓が10こ
の結果になりました。が、さて、この結果をどう見ましょうか。
・期限を切っていないのに三分の一に○がついたと見るか、
・半分も☓がついたと見るか
で、次のアクションが変わってきます。
そこで、もう少し掘り下げてそれぞれの結果となった原因を考えてみると
下記のようになりました。
1.○△がついたもの:
誰がやる仕事か、ゴールのイメージはどうかが明確になっていた
2.☓がついたもの:
「誰」と「ゴール」が曖昧だったもの
ストレッチ目標であったもの
実験的にやり頓挫・方向転換したもの
この分析で1.に注目して単純に次のアクションを考えると「誰がやるかとゴールを明確にする」になります。そして、2.に注目すれば、上記に加えてストレッチと実験的な目標の設定の仕方を工夫することになります。
実際には、単純にはいかないと思いますが、この振り返りを社員全員で行って、ベクトルを合わせていく。そして、各人が自分で考えて動く。そんな行動を導き出すためのキッカケとして、この振り返りを活用できればと考えています。