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こんにちは!
今年最後のストーリーを飾るのは、2012年1月入社で、もうすぐオフショア12年目を迎える開発1課(主に@linkの保守を担当)の宮川さんです!
様々な経験をされているからこその視点でお話を伺うことができ、とても話にひきこまれました。是非最後までご覧ください!
【社員紹介】
宮川 健一
2011年12月入社。システム開発部 開発1課 所属。
兵庫県出身。趣味は良いイヤホンで音楽を聴くこと、ゲーム、猫と戯れる等。
未経験SESからのキャリアアップ。
―オフショアは4社目とのことですが、これまではどのような会社で働いていたのですか?
1社目は、システムとは全く関係ない職種で、ただ給料が高いといった理由で入社したものの、全然興味も湧かずすぐに退職してしまいました。
2社目は、もともとパソコンを触ることやゲームが好きだったので、ITの会社に就職したいと思い、全くの未経験でも入社でき、経験を積むことができるSESの会社に就職しました。入社してからは研修を受けたとはいえ、十分な知識がないままに現場に出ることもあり、各現場で一緒になった先輩から教えてもらうことを続けていました。ただ、その案件でしか役立たない技術であったり、技術もいらない誰でもできるような案件がなどが多く、経験年月は積めても知識はあまり蓄積していかないと感じていました。実際、当時はWEBサービスの開発案件の経験がほどんど無かったんです。そうして2年ほど経った頃に、やっぱりWEB系の開発をしてサービスをリリースできるようになりたい、と思うようになって転職を決めました。
そうして入社した3社目は、10人くらいの受託開発会社だったのですが、入社後いきなり「予約サイトを作って!」と依頼されたことは、今でも覚えているぐらい衝撃的でしたね(笑)。周りを見てもみんなそれぞれの案件を個別に抱えていて、とても忙しそうにしていたので、しっかり教えてもらえるような雰囲気でもなく。そのため時間をかけて、とにかく自分で調べて、試行錯誤して、を繰り返してました。そうしたら一応なんとか形にはなるんですよね。最初は1案件の対応で必死でしたが、最終的には同時に3案件を同時に対応できるようになってました。いろいろ追い込まれてとても大変ではありましたが、気付けば多くの知識を習得する事ができたかなと思います。
―苦労しながらも、着実に経験を積んでこられてますが、4社目のオフショアはどういう思いで入られたのでしょうか。
今までの経験は、様々な案件を個別に対応していくことばかりだったのですが、やはり一つのサービスで、知識やノウハウを積みあげて、改善しながらよりよいものを作っていけるような環境を探していました。オフショアに入社したのも、それが実現できると思ったからですね。
仕事の楽しさとやりがいを知る
―オフショア入社当時はどんな業務をしていたのですか?
昔の話ですが、12年前に入社した頃はまだ社員数も少なく、今のようなしっかりした研修カリキュラムではなく、簡易的な研修を1週間ほど受けました。その後2週目からはとにかく何でもしていて、お客様対応の電話も取りながら、機能開発、改善、不具合対応もしていました。とはいえサービスである@linkのことが全然わからないので、対応のスピードも遅くて、対応が必要な問い合わせ内容を書いた書類がデスクに山積みになってました。当時は役割分担もなく、サポートから開発まで全部やる必要があり、本当に大変だったので同時期に入社した社員も、当時はなかなか続く人がいませんでした。
―すごいですね…。多くの人が辞める中、宮川さんはなぜ続けてこれたのですか。
一つは今までの会社に比べれば全然ましだったからですね(笑)。ただ、もちろんそれだけではなくて入社半年を経過したころに、今でもお取引があるクリニックさんの個別案件に携わる機会をいただいたことが大きいです。自分よりも少し前に入社した先輩と2人でアサインされたのですが、今までほとんど1人で開発する経験ばかりだったので、一緒に開発するという経験が刺激的でした。2人で相談しあい、切磋琢磨してよりよいものを作り上げることがとても楽しかったのです。
それともう一つ要因があって、必死に目の前の仕事をしていくうちに、周りの人がすごい期待してくれて、頼りにしてくれるようになったことが嬉しかったからです。自分の業務に対して、お客様から生の声が聞けるので、何のために働いているのかをとても実感できるんですよね。
感じる変化と、これからの可能性
―オフショアの社員の中でも社歴の長い宮川さんですが、何か変化を感じることってありますか。
2年前に経営体制が刷新されてから、働く環境がどんどん改善されているのを感じます。例えばシステム開発部においては、役割毎に部門を分けられるようになりました。保守と開発の役割毎に部門を分ける試みは昔から何度か挑戦したことがありましたが、結局うまくいかなくて、半年程経つと元に戻ってしまいました。でも現在の組織は役割毎にきちんと分けられていて、働きやすくなっています。うまくいってる要因の一つとしては、保守の人員数が充実したことが大きいと思います。保守が充実することで、開発をしたい人は開発業務に集中することができるようになって、人員の定着にも、いいサービスの提供にもつながる好循環ができてます。また会社としても、制度やルールがここ2年で大きく整備されてきて、きちんとした会社になっているという成長を感じます。
―宮川さんの感じる、オフショアで働く魅力って何ですか。
@linkを自社で開発して、そのままお客様に提供しているからこそ、仕事に対する反応がしっかりと聞こえてくることはとても魅力的だと思います。当然バグを出てしまった場合には、お叱りを受けて肝が冷える思いもしますけれども、逆に新しい機能や改善でお客様に喜んでいただけたときには、その声がしっかりと開発現場にも届いてきます。自分の仕事の反応がしっかりと返ってくるというのは、モチベーションにもつながりますね。
また、エンジニアのキャリアとしてもいろいろな可能性が広げられると思います。@linkが提供しているサービスの範囲は広く、クリニックに向けたパッケージサービスはもちろんのこと、アプリを通してクリニックに通われている患者さんに対してのサービス提供も可能です。そのため、まだまだできることは多い上に、自社の中でニーズ把握から企画立案、開発、運用、改善を一気通貫してできるため、自身の強みを活かして活躍することもできますし、チャレンジしてできることを広げることも可能です。エンジニアとしての経験を積んできた方にとっても、腰を据えて、上流工程から広くサービス開発全般に関わりたいという方にとってはうってつけだと思います。
―宮川さんの今後の目標を教えてください。
個人的に技術者としてのスキルを積み上げていくことはもちろんですが、メンバーがストレスなく仕事でき、しっかりとスキルアップできるような環境づくりをしていきたいです。最近は開発部に新しいメンバーがたくさん入ってくれて、今後のオフショアの主力になってくれる子たちです。指導というとおこがましいですが、先輩としてしっかりと仕事しやすい風土を作っていきたいと思っています。
―最後に、これから先どのような人と一緒に仕事をしていきたいですか。
相手の考えや意見に素直に耳を傾けられる人ですね。自分の意見を持つことは大事ですが、自身の思い込みや経験にしばられてしまうと、なかなか相手の言うことを受け入れられなくなります。いろいろな部署や外部の方とコミュニケーションするにあたって、まわりの意見を受け入れたうえでコミュニケーションを取ることは仕事を円滑に進めていくには必須だと思いますので。
オフショアがスタートアップ企業だった黎明期には、今では考えられないような大変な経験もされてきた宮川さん。それでも全ての経験が今につながっていると前向きに考えているとのこと。とてもいいお話を聞くことができました。
宮川さんの所属する、システム開発部ではまだまだ人材を募集しております。
特に、開発経験に加えてプロジェクトマネージャーやプロダクトマネージャー経験のある方は大歓迎です。
ぜひとも一度、神戸本社までお話を聞きに来てください。また、下の "♡" から、いいね!もよろしくお願いします。