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株式会社キズキ取締役の林田絵美です。私自身のストーリーは、Wantedlyのこちらのストーリーで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧いただけますと嬉しいです。今回は、キズキの「経営企画部」に所属する「デジタル戦略グループ」についてご紹介いたします。
| 私の原点と、キズキにおけるDXの必然性
私たちのデジタル戦略グループのミッションは、「一人でも多くの方に最適な支援を届ける」ために、社内のDX化を推進し、業務改善とシステムインフラの構築を行うことです。
これだけでは、具体的にどのようなことを行っているのかイメージしづらい方もいらっしゃるかと思いますので、まずはこのグループが設立された背景からお伝えさせてください。
私自身、発達障害の当事者として、人間関係やキャリアにおいて多くの困難を経験してきました。また、キズキに入社後も就労支援事業部で現場に長く携わる中で、支援対象者一人ひとりの背景やニーズを深く理解することの重要性を痛感しました。
例えば、困難を抱えている方が、どのような幼少期を過ごし、学校や職場でどのような困難に直面してきたのか。そして、現在どのような状況にあり、これからどうしたいのかといった情報です。こうした多岐にわたる「ファクト」をしっかりと把握して初めて、一人ひとりのニーズに合致した的確な支援が可能になります。
しかしながら、対面での支援が中心となる現場では、これらの情報は主に支援者である社員と利用者との会話など、人と人とのやり取りの中で得られることが多いのが現状です。そのため、IT化が進んでいない支援現場においては、本来、的確な支援のための重要な情報が、支援者の頭の中だけに蓄積され、現場全体での共有や活用が十分に行われていないという課題が起こりがちです。
さらに、IT化が遅れている現場では、支援者である社員が日常的に非効率な情報共有や事務作業に追われ、本来注力すべき支援といった付加価値の高い業務に費やせる時間がどうしても限られてしまいます。
私がキズキビジネスカレッジを立ち上げた約6年前、当時のキズキは、デジタル化やIT化という面ではまだ発展途上であり、まさに今お伝えしたような課題に直面していました。これらの課題を解決するために、デジタル化の推進が不可欠だったのです。
そして現在、AIをはじめとする技術が急速に進歩しており、これまで蓄積してきた貴重なデータをさらに有効活用し、新しい事業やプロダクトへと繋げていくことを会社全体として積極的に進めています。
だからこそ、キズキでは、一人でも多くの方に、それぞれの状況に合わせた最適な支援を提供するために、社内の様々な業務のDX化を強力に推進し、それを支えるシステム基盤を整備することに注力しています。その中心的な役割を担ってるのが、デジタル戦略グループなのです。
|「DX推進」と「情報システム」という二つの柱
デジタル戦略グループの業務は、大きく「DX推進」と「情報システム」の二つ柱があります。
一つ目は「社内のDX化」を推進するための「DX推進」チームです。「DX推進」チームでは、DX化の対象となる業務を深く理解するために、現場の担当者への丁寧なヒアリングを重ね、議論を徹底的に行い、具体的な要件として落とし込んでいきます。その上で、DX化の実現手段として、最適なSaaSツールの選定や、Googleやkintoneなどのローコード・ノーコードツールを用いてシステム開発を行います。また、導入から運用サポートまで一貫して担当し、現場の業務改善チームと連携しながらプロジェクトを進めます。
二つ目は「情報システム」チームです。こちらのチームでは、社内で利用する各種ツールのユーザーアカウント管理や、PCやスマートフォンといったデバイスの管理、各ツールの保守・運用、そして社員からのITに関する様々な質問やトラブルへの対応など、社内のITインフラ全体を支える重要な役割を担っています。
これまで様々な取り組みを進めてきましたが、DX化に本格的に力を入れ始めてから4~5年が経過した現在、キズキは再び転換期を迎えています。例えば、キズキで取り扱うデータ量が飛躍的に増加しており、そのデータ量に見合う、より高度なデータ基盤の再構築を検討し始めていたり、各事業部で新たに始まる様々な取り組みや事業に合わせて、追加のDX化を推進していく必要が出てきていたりと、既存の仕組みを根本から見直し、より良いものへと作り変えていく重要な時期にあります。
このような状況だからこそ、デジタル戦略グループには、常に新しいことに挑戦できる豊富な機会があります。また、少数精鋭のチームであるため、一人ひとりが幅広い業務に携わり、これまでに培ってきた経験やスキルを最大限に活かせる機会が数多くあります。
|多様なバックグラウンドを持つ仲間を求めています
このような背景をへて、現在デジタル戦略グループでは積極的に採用活動を行っています。どちらかのチーム、またはDX推進、情報システム両方に興味がある方もぜひご応募ください。
また、応募を迷われている方もぜひカジュアル面談でデジタル戦略グループのこと、会社の未来などについて色々とお話させてください。一人でも多くの方に最適な支援を届けることに共感し、共に社会を変えていきたいと思う仲間を求めています。
ぜひエントリーをお待ちしております。