【システム本部勉強会】第111回~第120回 | システム本部
KIYOラーニング株式会社のページをご覧いただいている皆様こんにちは。技術広報メンバーの田中です。システム本部が独自に活動している「勉強会」の第111回~第120回の内容を簡単に紹介させていただ...
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こんにちはKIYOラーニング技術広報の宗像です!
システム本部では社内勉強会を定期開催しています。
今回は開催している勉強会のうち、第121回~第130回の内容を紹介します!
過去の勉強会の様子も以下の記事で紹介していますので、まだの方はぜひご覧ください。
講師:システム本部 部長Sさん
開催日:2025年8月27日
「Indie Hacker」とは、個人や少人数でソフトウェアを開発・販売して収益を上げることを目指す人たちのことです。今回はSさんが個人開発したゴルフ練習アプリを題材に、開発で得られた学びを共有してもらいました。
開発期間は数か月。グローバル対応で8言語に対応しており、AWSを中心としたインフラ構成からデプロイの自動化、アクセス解析ツールの選定まで、運用を見据えて設計されていました。
生成AI時代とはいえ、グローバルタイムゾーン対応、多言語対応、各国の法規制対応をしっかり行おうとすると、想像以上に大変だったとのこと。そのため、個人開発ではスモールスタートをおすすめするそうです。また、ユーザー獲得の難しさを実感したという率直な話もありました。
普段のSさんはマネジメント業務が中心なので、開発に取り組む姿を見る機会はあまりありません。今回、設計から運用まで丁寧に作り込まれたアプリを見て、Sさんの開発者としての一面に刺激を受けた参加者も多かったようです。
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアNさん
開催日:2025年9月24日
普段なんとなく使っているGitを学び直す回でした。
バージョン管理システムの歴史から始まり、Subversionのような集中管理方式から分散管理方式のGitが主流になった流れや、GitHubのオンラインでのソースレビューが革新的だったという話がありました。
後半はstatusやbranch、stash、cherry-pickといったよく使うコマンドを一通りおさらいし、resetとrevertの違いやmergeとrebaseの使い分けも整理しました。
毎日使っているツールほど操作が我流になりがちなので、基本に立ち返るいい機会になったと思います。
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアMさん
開催日:2025年11月26日
当時、リリースされて間もないOpenAI社のAgent Kitを取り上げてくれました。
中心となるAgent Builderでは、条件分岐やループ、外部サービスと連携するMCPといったノードをドラッグ&ドロップで並べていくだけでワークフローが作れるようです。デモでは、資料の用途や読み手を順番にヒアリングして内容を整理し、Microsoft Copilot用のプロンプトを生成してPowerPointを自動作成するエージェントを動かしてもらいました。
いきなりCopilotに任せるのではなく、先にAIで内容を整理してから渡すと資料の質が上がるそうです。GUIで組み立てられるので、エンジニアでなくても扱えそうだという感想も出ていました。
講師:デザイングループ所属 デザイナーTさん
開催日:2025年12月10日
資料作成を含め、本人が書いたのはプロンプトだけ。勉強会の準備をすべてAIに任せたいという強い思いから実践した結果と、そこで感じたことを中心にまとめた発表でした。
資料作成の自動化では、ChatGPT、Claude、Gemini、Perplexity、Genspark、Felo.aiを試したものの、大きな違いはなかったとのこと。発表内容もスライドから原稿を作り、ElevenLabsの合成音声で読み上げるところまでAIを活用していました。
画面にはAIで作ったアバター「AIマスター先生」も登場し、質疑応答ではその仕組みであるAdobe Character AnimatorとOBSの連携に質問が集まりました。途中からは「発表者が実はAIなのでは」という疑惑も出るなど、終始にぎやかな回でした。
講師:STUDYingグループ所属 エンジニアIさん
開催日:2025年12月24日
ブラウザ上で開発ができるオンラインIDE「Replit」を実際に触ってみたレポートでした。
インストールも環境構築も不要で、「Replit Agent」と「Replit Assistant」という2つのAI機能により、プログラミングの知識がない人でもWebアプリを作れるのが売りです。プロジェクト作成時にテンプレートを選ぶだけで技術スタックが用意される「Blueprints」や、ざっくりした指示からUIを生成してくれる「Design Mode」のデモも見せてもらいました。
使ってみた感想としては、仕様通りのロジック実装は得意そうな一方でデザインは苦手そう、Replitだけで完成まで持っていくのはまだ厳しそう、とのことでした。質疑応答では「公開できる?」「共同編集は?」「スマホアプリも作れる?」と質問が続き、技術者でない人が要望を伝えながら開発を進めるツールとしての可能性も話題になりました。
講師:デザイングループ所属 デザイナーYさん
開催日:2026年1月28日
3年前と現在の比較を軸に、画像生成AIがどう変わってきたかをデザイナーの視点で紹介してもらいました。
3年前は画像が生成されるだけで「すごい」と感じるレベルで、顔や手の表現は破綻しやすく、プロンプトを工夫しても意図通りにはなりませんでした。検証やネタ用途が中心で、実務で使うのは現実的ではなかったそうです。それが今ではシンプルなプロンプトでも安定して高精度な結果が得られ、ラフだけでなく成果物としてそのまま使えるケースも増えています。
質疑応答では、社内でもアイコン作成などで活用が始まっていることや、音声AIが軽微な修正であればすでに使われていることが共有されました。万能ではないものの、使いどころを押さえれば実務の効率も表現の幅も広げられるという実感が伝わる回でした。
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアNさん
開催日:2026年3月11日
AirCourseで導入を検討している認証連携プロトコル、OAuth 2.0とOpenID Connect(OIDC)を学ぶ回でした。
OAuthはサードパーティーのアプリにデータへのアクセスを許可するためのプロトコルで、扱うのは「認証」ではなく「認可」。「OAuthでログイン」という表現はよくある誤解だそうです。OIDCはその上に構築された認証プロトコルで、電子署名付きのIDトークン(JWT形式)をやり取りすることで「いつ誰がどのように認証されたか」を改ざん検知付きで扱えるようにしています。認可コードフローの流れやアクセストークンとスコープの考え方も整理してもらいました。
普段何気なく使っているログイン連携の裏側で何が起きているのか、すっきり頭に入る内容でした。
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアYさん
開催日:2026年3月25日
見積作業は時間がかかるうえに担当者の経験で精度がばらつき、影響範囲の見落としも起きやすい。この課題に対して、Yさんが見積作業を自動化するClaude Code用のスラッシュコマンド「/ac:estimate」を自作したので、その紹介をしてもらいました。
9ファイル・約2500行で構成されていて、要件取得、コード調査、見積ベース資料の生成という流れを15〜20分ほどで実行します。工数の出し方のルール化や、確実度を高中低の3段階で明示する仕組みなど、実案件で使いながら1ヶ月ほどかけて改善してきたそうです。その結果、ゼロから見積資料を書く手間が減り、影響範囲の漏れも少なくなってきたといいます。
ただし出力されるのはあくまでベース資料で、最終判断は必ず人間が行う必要があると強調していました。暗黙知をルールとして明文化することがAIの出力品質を上げる鍵だった、という話は見積以外の業務にも当てはまりそうです。
日頃から見積作業に苦労していたYさんだけに、参加者からは「ついにやったのか」という声も上がっていました。
講師:AirCourseグループ所属 エンジニアMさん
開催日:2026年4月22日
この回は私が講師を担当しました。テーマは、テックカンファレンスに参加したことがない人向けの入門です。
PHPのコミュニティは特に活発で、日本各地でカンファレンスが開かれていることや、開催情報を集める工夫、参加するメリットなどをお話ししました。
例えばメリットとしては、他社の話を聞くことで自分たちの強みや課題が見えてくること、やる気や熱量をもらえること、技術という共通の文脈があるので初対面でも話しやすいことを挙げています。あわせて、個人的におすすめしたいスタッフとしての参加についても紹介しました。
この発表をきっかけに、カンファレンスに興味を持って参加する人が少しでも増えればいいなと思っています。
講師:QAグループ所属 マネージャーTさん
開催日:2026年5月20日
QAグループにClaude Codeを導入してチームに定着させるまでの半年間を振り返る形で構成された内容でした。
個人がそれぞれ使う状態から始め、コピペの手間はスキル化、共有物が最新化されない問題はプラグイン化、BacklogやNotionとの連携はMCPサーバーで、と壁を一つずつ解消。スキルやテスト設計書をNotionに集約し、誰でも同じように使える状態を作っていったそうです。流出した不具合をプロンプト化・スキル化して次の流出を防ぐ「Check Degradation」スキルのように、再発防止のループも回り始めているとのことでした。
品質を保ったまま手作業の工数は減り、対応できる案件数も増えているそうです。ツールを入れるだけでなく、業務の中で改善点を見つけて仕組みにしていく姿勢が素晴らしいなと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
今後も定期的に勉強会の様子をお伝えしていきますので、お楽しみに。