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【インターンレポート】大阪から上京し、「学びを継続できる環境」で得られたもの。

2月〜3月の1ヶ月間、大阪から上京してホテル暮らしをしながら働いていたインターン生が、木下商会の学生インターンを通して考えたことや感じたこと、インターン期間中の日常についてレポートを書いてくれました。

木下商会のインターンに興味がある学生のみなさん、ご参考にどうぞ!

私は大阪芸術大学で建築デザインを専攻しています。

まず私がインターンをしようと思ったきっかけについてですが、「①知らない分野に飛び込んでみたい」ことと、「②何系の仕事に就くべきなのか分からない」ことが主な理由でした。

①に関しては、就職してオフィスで働いた経験のない私にとっては、オフィスデザインはまったく未知の世界だったからです。設計課題では複合施設や美術館などの公共施設をこなしてきましたが、オフィスに関しては全く分からない領域だったので、単純に触れてみたかったのです。

②に関しては、私はデザイン系に就職したいと思っていますが、デザインと言っても「建築デザイン」なのか「プロダクトデザイン」なのか、何が自分自身に向いているのか分からず悩み、就活に踏み出すことができていなかったので、今後の参考にしたかったためでした。

そもそも、何系の仕事に就くかとかそんなことよりも、アトリエに就職した先輩が夜中3時まで仕事してる話だったり、すぐ辞めてしまったりといったブラックな話を何度か聞いていたので、「ホワイトな職場が良いな」くらいしか考えておらず、ただ漠然としていました。

そんな中で、Wantedllyで見つけた木下商会のインターン面談を受けた際に、「クライアントが平日業務だから、内装の仕事も土日が休み」という話を聞いて、不定休が当たり前だと思っていた業界の認識が変わり、一気にオフィスデザインの仕事に興味を持ちました。


大学の3年次の課題は特に忙しく、夏季課題では毎日チームのみんなで寝泊りしながら、徹夜で制作をこなす日々でした。そのため、今後の進路について考えるどころか、大学の課題に精一杯なままインターンを迎えました。

初めてのインターンが長期で、更に大阪を離れペットのインコたちと離れてのホテル生活だったので、寂しさを感じながらもどんなことをするんだろう、とドキドキしていました。振り返ってみると、課題から離れ、就職や今後について向き合うことができた1ヶ月間だったと思います。

業務内容としては主にオフィスの内装計画で、CGを制作するために配置する家具を選ぶ仕事でした。オフィス家具の知識のない中で、どういうデザインがいいのか、みなさんに教えていただきながら取り組みました。メーカーについての知識が皆無だったので勉強になりました。カーペットのサンプルや配色、種類の多さになかなか決められず苦しみましたが、業務をこなすうちに決断力が身につき、早く作業を進められるようになりました。

木下商会はただ業務をこなすだけではなく、学びを継続できる環境だと思いました。ITOKIさんやSteelCaseさんのショールームを見学してオフィス家具を体感で学んだり、ワークショップを通じて、企画をどこまで現実的な話に持っていけるのか学べたと思います。特にワークショップでは、夢見がちな私の、重力を無視して作ってしまった家のプランに現実的な工期や平面プランを提案をしていただいたおかげで、夢から現実に引き戻していただきました。ただただ感動しました。すごかったです。

そして、みなさんがとっても優しいのが木下商会の特徴です。建築の現場やアトリエなどは怒涛の仕事場のように思いますが、木下商会は意見や質問をしやすく、インターン生としてありがたい環境でした。おかげさまで、インターン1日目の終わりにはみなさんのお名前を覚えることができ、緊張もすっかりなくなっていました。本当にフレンドリーで、会社の壁に描かれているアートは、会社のイメージに合っているなあと感じます。

1ヶ月間のインターンを通じて建築学生としては、図面の大切さや、言語化することの大切さが身に沁みて分かりました。課題の中ではあまり実感していなかった寸法やディテールが実際の作業に大きく影響する現場を見て、今まではどれだけ綺麗にデザインできるかばかりを考えていましたが、どれだけ内容を濃く詰められるかがより大事だと思いました。施工の講義で墨出しの手順を学んでいても、実際に現場を見ないと分からないことが多いと実感しました。建築士に実務経験が必要なのも、座学だけでは足りなさすぎるからなのですね。

また、これから就活する身としては、先ほども述べていますが、職場の環境や人間関係が大事だと感じました。クリエイティブな仕事ほど対等に意見を述べやすい必要があると思っています。何より代表の村山さんがとても気さくな方だったので、皆さん和やかだったのだと思います。

瀬戸さんと渡部さんには、仕事終わりにご飯に連れて行っていただいて、結婚について聴きまくってしまったのですが(恋バナ大好きな21歳です!)、プライベートな話まで付き合っていただいて、将来こういう職場で働けたら楽しいだろうなと感じています。

そして、インターンをする前とは違う「モノの見方」ができるようになったと思います。どのカーペットが合うとか照明のバランスなどです。大阪に戻ってきてから商業施設を訪れるたびに、床の素材の変化や、造作家具に目がいくようになりました。建築デザインしか学んでいなかった時は、ここのスリットがかっこいいであったりとか、ここの構造云々というような思考だったので、1ヶ月での自分自身の変化に驚いています。

今後の設計は卒業制作のみですが、マクロな視点だけで設計するのではなく、ミクロな視点でテクスチャや配色、展開図による詳細のデザインまで考えられたらいいなと思います。


話が変わりますがお昼休憩と観光について載せたいと思います。

木下商会 おひるごはん集

馬喰町はサラリーマンの多い街! だからなのか、ご飯がもりもり! おいしい!
美味しいところにばかり連れて行っていただいたので、わたしの胃袋が喜んでいました。

なかでもボリューミーだったのは「Bakuro Commonさんのハンバーガー」です。私が3人くらいいないと食べきれない量でした。

インターン最高!と毎日思わせてくれるお昼休憩でしたし、個人的にまた行きたいです。

休日にはこんなところに行きました集

仕事は平日だけなので、休日は朝から晩まで友人や先輩とお出かけを楽しみました。関西は歴史のある建物が多いですが、東京はデザイン系の展覧会が多く、かっこいい建築もたくさんあり、土日の予定に困らない1ヶ月でした。特に森美術館の「ヘザウィック展」では、感動しすぎて長居してしまいました。動物カフェには毎週行き、癒され続けました。

最初は「1ヶ月間は長いなあ」と思っていましたが、あまりにあっという間に最終日を迎えてしまい、充実しているとこんなに早く時間が過ぎてしまうのか、と感じさせられる春休みでした。

これから木下商会でインターンしたいと思っている方には全力でお勧めしたい! そんな職場でした。インターンがこのようにワクワクばかりだったので、就活も気合をいれて頑張れそうです!!!

彼女はインターン希望時期の1年近く前から興味を持って連絡をくれていたのが印象的でした。
これから参加希望の方も、時期は調整可能ですのでお気軽にご相談ください!

レポートを読んで興味を持ってくださった方はぜひ一度お話しましょう!

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