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きのもと商会にある、5つの事業部。
今回はそのひとつである「プランニング事業部」に注目!
マネージャーである小林さんに、プランニング事業部の仕事の内容やそのこだわりについてお話を伺ってみました。
目次
プランニング事業部って?
仕事で大切にしていること
今後のビジョン
学びたい人よりも行動したい人が集まるチーム
プランニング事業部って?
プランニング事業部は、デザインや設計だけを専門としている訳ではありません。
もちろん内装の提案を通じて価値を届けていますが、それがすべてではなく、幅広いアプローチでクライアントの課題に応えています。
クライアントのニーズや課題に応じて最適な関わり方を考え、プランナーとしてプロジェクト全体をリードしていくのが基本的なスタイルです。
また、手がける案件もオフィスに限らず非常に多岐にわたります。
これまでには就労移行支援事業所、さらにはDJバーといった様々な空間づくりにも携わってきました。
ーきのもと商会のプランニング事業部ならではの特徴はありますか?
一番特徴的なのはプロジェクトオーナー制だと思います。
ひとつのプロジェクトに対してひとりがオーナー、つまりプロジェクトの最高決済者になるという制度です。
単に主担当としてアサインされる、という形とも少し違います。
基本ルールは、「誰よりもそのプロジェクトを良い形にしたいと強く思う人がオーナーになる」ということ。プロジェクトを動かす中心となる人が明確だからこそ、周囲を巻き込みながらリードでき、結果としてより良いプロジェクトやクリエイティブにつながっていきます。
もちろんマネージャーの私からアドバイスをすることもありますが、基本的にはオーナーが「こうしたい」、と決めた方向でプロジェクトが進みます。
オーナーになるのに年次や役職は関係ありません。
入社直後からチャンスがあって、実際に今年の新卒社員が既にオーナーとなり、お客様やパートナーの前に立ってプロジェクトを進めている場面もあります。
一人ひとりにこのような大きな裁量権があることが、私たちの事業部の特徴ですね。
↓プランニング事業部が内装を手がけた事例
仕事で大切にしていること
どんなプロジェクトにおいても一番重要だと考えているのは、依頼してくださったお客様の可能性を広げること。
つまり、内装という手段を通じて、お客様の事業や組織にどれだけポジティブな変化をもたらせるかということです。
例えばオフィスの印象が変わったことで採用人数が増えた、もともと固定席だった部分をフリーアドレスにすることで社員同士の交流が生まれるようになった、といった変化です。
プロジェクトの目的は、お客様の期待を超える満足を生み出すこと。
アウトプット自体は内装ですが、デザイン面のみに注力するのではなく、空間を通じて価値を提供することを大切にしています。
そのため、図面やサンプルの確認を重ね、細部のデザインを詰め切ることに集中する一般的な進め方とは、少し視点が異なります。
デザイン面は大切にしつつ、常に達成すべきゴールを起点に、必要なことに広い視野で取り組みます。
ーそのような仕事だからこそ身につくことはなんだと思いますか?
枠にとらわれず最適な解を提案できる力ではないでしょうか。
お客様の課題を解決するために、手段は限定しません。
例えば、音楽も空間を構成する要素の一つですよね。
なので、内装デザインに加えて、空間に合わせたプレイリストや楽曲を提供します、という提案ができる可能性も十分あります。
実際に私も、ビル名をリニューアルしたいというご依頼に対してご提案したこともあります。
ちなみにロゴは、メンバーの朝日さんがデザインしました!
このように形に縛られず考えることで空間づくりの可能性は広がります。
何をどうすれば目的が達成できるのかという向き合い方・捉え方、そして新しいことにチャレンジする姿勢を大切にしています。
内装の経験はもちろん、お客様が本当に求めていることを読み解き、最適解に落とし込む提案力や発想力が磨かれていきます。
↓メンバーの朝日さんデザインのロゴ
今後のビジョン
これからは、もっとお客様の未来に寄り添える存在になりたいと考えています。
オフィス移転プロジェクトの場合、現状は、オフィス移転が確定してからご相談いただくケースがほとんどですが、例えば代表の交代のタイミングや、新しい働き方を模索し始める段階から、その組織のより良い未来に向かって包括的なサポートができるようになっていきたいです。
そのようにまだ方向性が定まっていないフェーズだからこそ、私たちの柔軟で幅広い提案力が活きてくるのではないかと考えています。
早いうちからお客様の課題をしっかり把握できれば、様々な選択肢の中から最適な解決策を組み立てることができます。
お客様の中では内装を変えた方がいいと考えていたとしても、目的に照らすとWeb制作など、別のアプローチの方が効果的な場合もあります。そうした際には、きのもと商会のデジタル・ディレクション事業部と一体で進められることが私たちの大きな強みです。
内装に限らず、Web制作なども含めて、理想の実現に向けたより良い手段を提案します。
今は大きなプロジェクトでパートナー企業として参画することもありますが、今後はこうした“より早い段階”からニーズを汲み取り、未来像を一緒に描きながら、会社としてさらに大きな提案ができる体制を広げていきたいと考えています。
そのため、内装だけにとらわれない挑戦に前向きな仲間も増やしていきたいですね。
学びたい人よりも行動したい人が集まるチーム
「経験を積みたい」「内装を覚えたい」というよりも「早く現場に出て、ひとつの空間を全部自分で作ってみたいんだ!」という積極性を持った人にはピッタリだと思います。
私たちは研修やアシスタント期間を経てじっくり学んでいくというスタイルではなく、最初からプロジェクトの主力メンバーとなり、実務を通じて吸収していくスタイルを取っています。
先ほどお話ししたプロジェクトオーナー制も含めて、最初から責任を持ってプロジェクトに関わりながら成長していける環境です。
実際、今のメンバーを見ても建築のバックグラウンドがない人の方が多いんです。
それでもみんな現場に足を運び、お客様と向き合い、様々な関係者とコミュニケーションを取りながら日々成長しています。
もちろん専門知識はあるに越したことはありません。
ただ、それ以上に大切なのは「やってみたい」という気持ちを行動に変えるエネルギー、そして未経験のことにも挑戦し続ける姿勢だと思います。