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日本のこの場所で、自分の役割を見つけることができた。日本語ゼロスタートなIzabelさんが、きびだんごでの2ヶ月インターンで学んだこと

全くわからない言語を話す国で、インターンをする。

そんな状況、私だったら3日ともたないでしょう。共通言語を話せるメンバーは多数いても、実務の細かい指示は理解できなくて、ランチや飲み会でも通訳してもらわないと分からないことばかり。

「そんな環境で、2ヶ月もポジティブに頑張れたのは、どうして?」
そう私が聞くとIzabelさんは、そんなの当たり前よ!と言うように答えてくれました。

「だって、ポジティブにみんなに話しかけていかないと、わざわざ日本に来た意味はないでしょう。」


今日お送りするのは、アメリカからインターン生として2ヶ月間きびだんごで働いてくれた、Izabel Snowさんのストーリーです。

「この2ヶ月でどんなことを学びましたか?」

という質問に、たくさんの答えを返してくれましたよ!

みんながお互いに支え合っている環境は、こんなにも働きやすいんだ。

彼女の主な仕事はこうでした。

・プロジェクトページに使用する動画の編集
・プロジェクトページに使用する写真の撮影と編集
・新たなプロジェクトの獲得

もともとアメリカでメディアを専門に学んでいて動画編集や写真撮影ができたIzabelさんは、サングラスのプロダクトや時計のラジコンカーなどの素敵な写真・動画を撮ってくれました。

このOCHISのプロジェクトではスタッフ全員を巻き込み、サングラスの着用写真を撮ってくれたIzabelさん。

きびだんごのメンバーは、いつも私を気にかけてくれて、手助けをしてくれたりアドバイスをくれたりしていたのが、とても嬉しかったです。アメリカのチームではそれぞれが分業していてあまりコミュニケーションがなく、日本の企業はこんなにも関係性がよくて働きやすいのかと驚きました。
特にOCHISのプロジェクトで、みんなの写真を撮れたことはいい思い出。みんなノリよくポーズを取ってくれたりして、ただただ楽しかったです!笑」

きびだんごでは、悩んでいる部分や1人で解決できないことをどんどんオープンに相談し、前に進めて行きます。

日本語を話せない彼女を気遣って、多少いつもよりコミュニケーションが多くなっていたのは事実。でも、日々当たり前に思っていた風景も、外から来た人にとっては特別に感じることもあります。

きびだんごの支え合う素質を彼女から改めて教えてもらえて、嬉しく思いました。

自分のスキルを生かせる職場は、ここにもある。そう感じて、視野が広くなりました。

現在大学4年生のIzabelさんは、アメリカに帰国後は数ヶ月で卒業し、アメリカの企業でのインターンを考えていたそう。

「学部的にも、メディア系の企業しか行く道はないと考えていました。でも、きびだんごはメディアの企業ではなく、その中でも自分の役割があったことで、視野が広がったんです。
自分のスキルを必要としてくれる企業は、もっとあるかもしれない。そうやって思うことができて、嬉しいです。」

学生の時は、自分の学んでいる領域がどんな企業で役に立つのかと想像するのは難しい。それぞれの中で光る何かは、きっと様々な環境に触れることで見えてくるものだと思います。

きびだんごが、Izabelさんの中の「得意」に光を当てることができたことを嬉しく思いますし、これからも、メンバーの「得意」が光る組織でありたいと思っています。

もっと日本語を学んでから来ればよかった。正直、そう思うことはたくさんありました。

来日してからすぐの日々は、Izabelさんにとってチャレンジングなことが多くありました。

「おはようございます。」「お疲れ様でした。」

そんな日常の会話ですら、彼女には初めましての言葉です。メンバーが話している言葉が全くわからず、ランチの時は「もっと日本語がわかれば...」と何度も口にしていたのを覚えています。

けれど、2週間もすれば、いつの間にか彼女の口から綺麗な発音の「お疲れ様でした!」が聞こえるようになり、英語が達者なインターン生とはもちろん、日本語しか話せないメンバーとも楽しそうに話をする姿が見られるようになりました。

「最初は本当に何を言っているのかわからなかったのですが、教えてもらったり、何度も聞いているうちに、発音できるようになりました!笑」



さらに、日本に遠いご親戚がいて一度会ってみたいと思っていたIzabelさんのために、きびだんごのメンバーが一緒にランチをしてお話ができる機会をつくったことも。

お父さん方のお祖母さんは日本人でしたが、お父さんもIzabelさんも日本語は全く話せないことから、きびだんごのメンバーが通訳をしてのランチ会となりました。

「インターン先を決める面談の時から思っていましたが、きびだんごは他の会社とは違って、色々なサポートをしてくれました。親戚とのランチはとても不思議な体験で、近いうちに家族を連れてまた会いに行きたいと思っています。」

好奇心旺盛で、チャーミングな笑顔を絶やさずに学び続けていたIzabelさん。

日本は、必ずしも海外からのワーカーに優しい環境とは言い切れません。日本語を理解するのに時間がかかったり、職場に英語を話せる人が少なかったり。文化やコミュニケーションの取り方にも、日本独特なものがあると思います。

そんななかで、日本で働くことに前向きなイメージを持って帰ってくれることは、私たち日本人にとってとても嬉しいことなのではないでしょうか。

Izabelさんのいてくれた2ヶ月、きびだんごのメンバーは何を感じた?

きびだんごでは様々な国籍のインターン生を受け入れていますが、日本語を全く話せない学生は、彼女が初めてでした。

「きっと、日本語が話せないIzabelさんが来てくれることで、きびだんごでも化学反応が起きるかもしれないから、受け入れようと思う。」

彼女をきびだんごに誘ったマネージャーの安形は、Izabelさんの来てくれる直前に、そう語っていました。彼女の2ヶ月間インターンが終わった今、彼の言葉を思い出し、本当にきびだんごに素敵な化学反応を起こしてくれたと思っています。


まず一つ目に、メンバーみんなが英語を積極的に使うようになったこと。

英語を話すことができても、普段はあまり仕事中に英語を使わないメンバーもいて(私もそのうちの1人でした)、Izabelさんが来てくれたことで、英語を話す機会がグンと多くなりました。

そのおかげで、他の英語がメインなメンバーともコミュニケーションが取りやすくなり、いい関係性を保ちやすくなったと思っています。


そしてもう一つは、前向きに頑張る彼女の姿から、メンバーみんなが刺激をもらっていたということ。

あくまで私の見え方かもしれません。でも、彼女のチャーミングな笑顔と元気いっぱいのコミュニケーションに、勇気をもらっていた人も多いのではないかと感じています。

言語も文化も関係なく、ただそれがIzabelさんの素敵さであり、そのあり方に私たちは勇気をもらっていたのだと思います。


2ヶ月という短い時間でのお別れ。インターン生は、こうやって皆旅立っていきます。

きびだんごは、その短い時間のなかでたくさんのことを学び、またいつか遊びに来てくれることを願っています。


「代表の松崎さんが、いつでも帰ってきていいよ。と言ってくれたのは嬉しかったです。日本にホームができた、そんな気持ちです。」



きびだんごでは、ビジネス英語を鍛えられるインターンを実施しています。

海外のプロジェクトオーナーとのやりとり、日本上陸までのサポートを通じて、実践的なビジネス英語を身に付けることができます。

興味を持ってくださった方は、ぜひお気軽にご連絡くださいね!

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