ケップルは『Create New Industries〜世界に新たな産業を〜』というミッションを掲げ、スタートアップエコシステムの発展を目指し、投資家・起業家を支援するさまざまなプロダクト・サービスを展開しています。
多角的に提供するサービスのひとつに、スタートアップエコシステムへの優秀な人材の流入を促進し、その発展に貢献するため、転職支援サービス「スタートアップスカウト」があります。本サービスでは、スタートアップ・PEファンド・M&A・経営再編に特化した人材紹介・転職支援を行っており、スタートアップエコシステムやファンドに精通した当社コンサルタントや公認会計士が伴走しながら、採用成功/転職成功をサポートしています。
今回は、このチームでビジネスサイドからコーポレート、ハイレイヤーの方まで幅広く支援し、非公開ポジションのマッチングも実現させている金井に、ケップル入社の決め手や採用支援サービスの強みや特長などさまざまな話を聞きました。ぜひご覧ください!
Q. 自己紹介と、これまでのキャリアを教えてください
早稲田大学文化構想学部を卒業後、バックオフィス領域を中心にキャリアを積んできました。
大学時代から、組織と人のマッチングに興味があり、クリーク・アンド・リバー社、サイボウズ、ケップルにて人事のインターンを経験しました。
2019年にキャリアコンサルタントの国家資格を取得し、新卒ではビズリーチに入社。新卒採用広報やデータ管理業務に携わりました。
その後、パートナーの仕事の関係で愛媛へIターンし、今治タオルメーカーにて、人事・労務・広報を中心とした管理部門にてマネージャーを担当し、採用から人事制度設計、メディア対応まで幅広く経験しました。現在はケップルにて、キャリアアドバイザー/リクルーティングアドバイザーとして、コーポレート職を中心に、ミドルレイヤー層からハイレイヤー層までのキャリア支援を行っています。
▲今治タオルのメーカーでバックオフィスを担当していた時の写真です。
Q. ケップルに入社したきっかけ・決め手は何でしたか?
学生時代にケップルでHRのインターンをしていたことが大きな原点です。スタートアップの成長を支援したいという思いを持つ人たちが集まり、日常的に「最近このスタートアップが資金調達した」「このビジネスモデルが面白い」といった会話が飛び交っていて、その熱量に触れたことで、私自身もスタートアップが好きになったんです。
改めてケップルとの面談を重ねる中で印象的だったのは、相手がどう感じるかを大切にした、温かく丁寧なコミュニケーションが組織として根付いていることです。スキルだけでなく人柄を重視し、人に真摯に向き合ってきた会社だと感じました。
「これまでのHRの経験を活かして、スタートアップの成長に関われる場所で挑戦したい」。そう思ったことが、入社の決め手です。
Q. 人材紹介の仕事を選んだ理由は?
入社後は人事として働いていましたが、人材紹介事業部への異動のお話をいただき、代表の神先と、この事業を率いる金子の、事業立ち上げに対する強い熱量に惹かれたことが、原点です。
でも実は、最初に人材紹介事業への異動を打診された際、一度お断りをしています。
当時の私は、人材紹介という仕事に対して、必ずしも良いイメージだけを持てていませんでした。果たして自分はこの領域で“正しく”いられるのか、そしてそのあり方が許される環境なのか。そうした迷いや不安が正直ありました。
その後、家族やこれまでお世話になってきた方々に相談する中で、「20代のうちは、できるだけ多くの経験をした方がいい」という言葉をもらいました。その言葉をきっかけに、「私にはまだ知らない世界があるのではないか」「限られた経験や知識、情報だけで、この仕事のイメージと自分の向き不向きを決めつけてしまっているのではないか」と、自分自身の経験や強み弱みを見つめ直すようになりました。
そこで改めて神先に、「なぜ今、ケップルが人材紹介事業を立ち上げるのか」「どんなビジョンとあり方で事業に向き合われているのか」を、もう一度聞かせてもらえないかお願いしました。
時間をかけて語ってもらった事業の背景や意義、そして神先と金子がこの事業に込めている想いに触れる中で、私の中の見方が大きく変わりました。
ケップルの人材紹介であれば、企業と候補者、そしてケップル自身にとっても価値のある「三方よし」の関係を実現できる。本質的に企業の成長につながり、同時に候補者の人生にも真に向き合うマッチングが生み出せる。そして、VCやスタートアップ支援を長年行ってきたケップルにしかできないマッチングがある。そう確信できたことが、異動を決めた最大の理由です。
異動してからは大変なことも多いですが、日々刺激的で学びの多い環境の中で、二人の熱意に背中を押されながら働けていることを、とてもありがたく感じています。
私自身も、この事業を通じて、誰かのチャレンジの背中を押せる存在でありたいと考えています。
▲仕事でもプライベートでも誰かの背中を押せる存在でありたいと思っています。
Q. どのような業界・職種の方の転職支援が多いですか?
人事を中心にバックオフィス業務に携わってきた経験があるため、人事の方のご支援からスタートしました。採用、労務、人事企画など、それぞれの業務内容やキャリアの悩みを具体的にイメージしながらお話しできる点は、強みだと感じています。
その後、人事からバックオフィス全般の方のご支援に広げ、最近はビジネスサイドの方のご支援が増えています。レイヤーとしては、ミドル層からハイレイヤー層まで幅広くサポートしています。特にVPクラス方々のご支援も多いことが弊社の特徴だと感じます。
Q. 人事→エージェント業務をして気づきは?
人事時代は、エージェントの方とテキストベースでのフィードバックや調整が中心でした。一方で現在は、複数のクライアント企業の人事の方と週次の定例ミーティングを行っています。
実際に顔を合わせて対話をすると、候補者の評価理由や懸念点、背景事情まで、情報の解像度が驚くほど上がります。企業が求める理想のペルソナに極めて近い人材をご紹介でき、喜んでいただけた瞬間は大きなやりがいにつながりますし、インターネットには載っていない企業のリアルな情報を候補者に届けられる点も、人材紹介ならではの価値だと感じています。
AIやインターネットの活用が高度化する今だからこそ、人が介在する意義はより明確になります。定例の価値は、カレンダー上の30分よりも、はるかに重いと実感しています。
Q. 印象に残っている支援事例はありますか?
SaaS系企業への人事の方の転職支援です。どの方にも強みと弱みがある中で、条件や志向、これまでの経験を立体的に捉え、「この会社なら活きる」と思える企業をご紹介でき、企業からも、「まさに求めていた方」とのお言葉をいただきました。
人事として働いていた頃、採用によって組織の雰囲気が変わり、組織が変わることで事業が前に進む瞬間、そしてその人ならではの強みを活かし、輝く瞬間を何度も見てきました。その経験があるからこそ、「この方のご入社により、事業や組織にどのような影響があるだろう」「この環境に飛び込んだらこの方はどのように感じられるだろう」という視点を大切にしています。
SaaS系企業へ入られた人事の方と入社後にお話しした際、以前は重視していた条件よりも、「ここで成長したい」「次の領域に挑戦したい」といった前向きな言葉が増え、いきいき働いている様子が伝わってきました。
転職はゴールではなく、その人のキャリアが動き出すスタート。そこに伴走できることは、この仕事の醍醐味だと感じています。
Q. コンサルタントとして大切にしていることは?
丁寧に向き合うことと、相手を深く理解しようとする姿勢です。
ご支援する方の多くは、私自身よりも豊富な経験をお持ちです。だからこそ、知識や経験で張り合うのではなく、背景や価値観、ライフプランまで踏み込んで理解することを意識しています。
失礼のない距離感を保ちながら、できる限り相手の方と同じ景色を見られるよう、その思いを伺い、選択肢を整理し、次のアクションを具体化していく。
単に求人を紹介するのではなく、意思決定のプロセスそのものを支援することを大切にしています。
▲入社時にオフィスにて撮影した写真です。
Q. キャリアアドバイザーとしての強みは何ですか?
国家資格のキャリアコンサルタントの学習を通じて、心理学・キャリア理論に基づくコミュニケーションを体系的に学びました。共感する、尊重する、整理して提案につなげるなどは、ご支援にあたり役立っています。
もう一つは、“人の意思決定をどう後押しするか”を研究する視点です。行動経済学の考え方も取り入れながら、相手が動きやすい設計(返信しやすい導線、意思決定の負荷を下げる情報提供、背中を押す言葉の選び方)を工夫しています。
データ分析やはAIが得意でも、相手の一歩を生むのは、人の人とのコミュニケーションだと思うので、そこを磨いていきたいですね。
Q. 金井さんってどんな人?
考えることが好きで、人に対して自然と丁寧に接するタイプだと思います。相手が「なぜそう思ったのか」「何を大切にしているのか」を自然と考えています。
最近は「世界の一流は『休日』に何をしているのか」という本に影響を受け、右脳を働かせる時間を大切にしています。AI時代で生き残るには、人間ならではの右脳の働きを活性化することが、仕事のパフォーマンスにも繋がると思います。
海に行くなどして自然に触れる、ピラティスやウォーキングをするなど体を動かす、カラオケに行く、アイドルのPVを観るなど、感覚を刺激する時間を大切にしています。全く異なる業種で働くパートナーや子どもと過ごす時間も、自分にはなかった視点を教えてくれる大事な時間です。
性格的には前に出て引っ張るより、相手の話を聞きながら全体を整えるタイプです。派手さはありませんが、相手が安心して話せる空気をつくり、一つひとつ丁寧に向き合うことを大切にしています。
▲海へリフレッシュしに行った日の写真です。
Q. ケップルならではの人材紹介の特長は何だと思いますか?
大きく二つあります。
一つ目は、ファンドとスタートアップ、双方の現場理解を前提とした支援ができる点です。ケップルは、100億円規模を超えるファンドを運営する「ファンドの顔」と、コンサルティングやITを通じて事業成長を支援してきた「事業支援の顔」を併せ持っています。投資・経営・成長の文脈を理解したうえで人材をご紹介できることが特長です。
二つ目は、自社のファンド運営や事業支援部門との連携により、企業からの信頼を前提に支援をスタートできる点です。非公開ポジションやVPクラスのポジションなど、一般には出回らない情報を候補者にお届けできることは、ケップルならではの価値だと感じています。
Q. 他社との違いを感じる点はありますか?
候補者側・企業側のどちらに対しても、丁寧に向き合う文化が組織として根付いている点です。
ケップルの原点は、代表の神先が立ち上げた会計事務所にあります。現在も金融グループとしての側面があるからこそ、短期的な成果を追うだけでなく、リスクや中長期的な影響も踏まえた「守り」の視点が自然と組み込まれています。
情報の出し方、期待値のすり合わせ、選考プロセスの進め方、フィードバックの精度など、こうした一見地味なプロセスを徹底することが、最終的に納得感のある意思決定につながる。ここを組織として追求できている点は、大きな強みだと思います。
Q. 転職を考えられている方へのメッセージ
転職は、人生を前進させる大きな選択肢の一つです。
「今、転職するべきか?」という段階からでも構いません。目先の求人紹介ではなく、今後のキャリア全体を一緒に整理し、納得感のある選択ができるよう伴走させていただけたらと考えています。
スタートアップや成長企業で挑戦したい方、PE/VCファンド領域に関心のある方、ビジネスサイド・コーポレート職としてキャリアの幅を広げたい方。 ぜひ一度、気軽にお話ししましょう。
ご興味をお持ちいただけましたら、LinkedInあるいはケップル人材紹介事業お問い合わせページよりご連絡いただけましたら大変嬉しく思います。
▼金井 LinkedIn プロフィール
https://www.linkedin.com/in/yurina-kanai/