私たちは「障がいを特別なものにせず、誰もがそこに居ていい社会」を目指して事業を展開しています。
このコーナーでは、KEIPEの最前線で働く社員の入社のきっかけや想いを探っていきます。
今回は経営企画を担当している名取幸平さんにインタビューしました。
▼ PROFILE
1982年、山梨県生まれ。都内の大学を卒業後、地元山梨で公務員として約20年勤務。行政の枠を超えて、地域課題の解決にチャレンジしたい気持ちから、「誰もがそこにいていい社会」を掲げるKEIPEの取り組みに共感し、2026年4月に参画。『社会課題の解決』と『経済合理性』を両立させ、事業群の拡大と新規プロジェクトも担う経営企画として働いている。
「超絶資本主義」への違和感から始まった、社会課題に向き合う日々
ー名取さんがKEIPEに入る前のお話を聞かせていただけますか?
20年ぐらい山梨県庁で働いていました。県庁に入庁してから、税務、土木、内部管理や産業振興等の分野を担当してきました。経済産業省に出向したこともありました。新エネルギー関連の分野に関わって、官民連携で新たな事業会社を企画するような仕事にも携われて面白かったですね。
ー実際にKEIPEに入社したのは、2026年4月ですよね。その前のKEIPEとの出会いについて教えてください。
転職エージェント経由でKEIPEを見つけたのが始まりです。Wantedlyやホームページを見て、「幅広く事業を展開している会社だなぁ」という印象を持ちました。障がい者就労支援事業だけにとどまらず、自社の事業をいくつも持っていて、地域の課題解決を多角的にやっている挑戦的な会社だなと思いました。
外に対して、しっかりインパクトを残している会社というところも魅力に感じました。
ー行政時代とKEIPEで、社会課題を解決しているところは、勝手に近いのかなと思ったんですが、実際どうですか?
非常に近いです。というかやってること同じなんですよ。向き合っている課題は一緒なので、根底にある想いは行政時代と変わっていません。ただ「仕組み(制度)」で動かすか、「事業」として動かすかというアプローチの違いはあるので、そこは日々新鮮に感じています。
ー話を聞いていると「社会課題の解決」は、名取さんの人生で一本筋が通ってますね。
確かに、振り返ってみるとね。でも積極的に選んでるっていうより、結果がそうなっていたというだけです。そこに高邁な思想があって、歩んでいるという感じではありません(笑)。
ーなぜ社会課題に関心を寄せてるんですか?
大学時代に経済学を学んでいて、超絶資本主義社会の労働者(※)にはなりたくないなと思ったんです。
資本主義社会をシンプルに言うと、労働させて物を作る→高く売ることを極めれば、すごくお金をもらえるということなんですが、そこにはアンチテーゼがありました。単純な労働力とお金のやり取りではないところで、頑張りたいと思ったんです。
※自らの労働力のみを資本家に売ることで、生計を立てていくこと
ー「県庁に入ること=労働」ではないのかなと思ったんですが、名取さん自身はどう捉えていますか?
労働と言っても県庁は利益を考えるのではなく、社会課題の解決と向き合える仕事です。だから今でもリスペクトしているし、同じ労働だったとしても目的が違うので、納得して働けていました。
ーそういうことだったんですね。社会課題の解決みたいな軸がある中で、KEIPEに入社を決めた理由を教えてもらえますか?
さっきお話しした、行政と近しい課題を解決しているというのもありますし、面談のときから、伝わる空気感で、なんとなくいい会社だろうという思いがありました。
実際に周りにいる人に、KEIPEのことを聞いたことがあったんです。みんな「おもしろくて、よい会社だ」と言っていました。なるほどな〜と安心につながったことも大きかったです。
シナリオのない「オープンワールド」を走る、KEIPEならではのスピード感
ー実際にKEIPEに入って、今は何をしているんですか?
何やってるんですかね(笑)。簡単に言うと、いろいろな事業部のみなさんと手を組みながら、プロジェクトを立案する仕事です。例えば、業務の構築の部分から見つめなおして、新しい業務体制にしていくみたいなところですね。
あとは新しい企画が立ち上がっていて、公的機関・地域の人とも連携しながらのプロジェクトも進めています。まとめると、会社の土台作りを担当部署と一緒にしています。
ーどんなところに面白さを感じているんですか?
KEIPEのみんなとコミュニケーションを取りながら、スピード感を持って課題を突破していけるところです。行政時代だったら組織が大きい分、何か変えようとすると、当然ながら多くの階層や複雑な手続き、複数のステップを踏まなければいけませんでした。もちろん、必要なことだと思っていますよ。
KEIPEだと、いい意味で横の繋がりがフラットで、展開のしやすさ小回りの利きやすさがあります。普段「この仕事をやってください」みたいな業務指示はまったくなく、みんなが気軽に私に相談してきてくれることは本当にありがたいです。コミュニケーションを取っていく中で「あれとこれをかけ合わせたら、解決しそう」みたいな糸口が見えてくることもあります。
仕事をしているというよりも、オープンワールドのRPGをやっている感覚に近いです。シナリオが無いからこそ自分の思いついたことが、そのまま仕事にアウトプットされて実現していけるところはKEIPEならではの面白さだなと思いますね。
ー名取さんはいろいろなプロジェクトに携わっているなと思うんですが、頭がこんがらがったりしないんですか?
別のスタッフからも同じ質問をされましたが、頭がごちゃごちゃすることはないですね(笑)。 私は情報が頭にいろいろある方が好きなタイプなんで、苦にならないです。仮に集中したいなとなったときは、フリーアドレスを利用して、オフィスの人がいないところで作業をしています。
ープライベートのことも聞きたいんですが、ご家族から転職について何か話はありましたか?
「チャレンジしたいなら、転職していいよ」と、軽い感じで言われました。反応が薄いように思いますが、信じてくれているのかなと勝手に解釈しています。
また、家族との時間はすごく増えました。平日は料理できる余裕もできて、みんなで食卓を囲めることがうれしいです。妻も時間に余裕ができたと言っていて、私も家にいる時間が長くなったので、お出かけも楽しめているみたいです。
最後は「衝動」が勝った。自分の直感を信じて踏み出す一歩
ープライベートも仕事も変化がありましたが、これからKEIPEで成し遂げたいことはありますか?
自分の軸である「社会課題を解決する」という視点を、今度はこのKEIPEという民間のフィールドでどう体現していけるか、引き続き愚直にチャレンジしていきたいです。
また今後は僕だけではなく、スタッフみんなの中から「こんなことをやってみたい」「この課題を解決したい」というアイデアやプロジェクトがどんどん自発的に生まれてくるような組織にしていきたい。それが僕の今の大きな挑戦です。
最終的には、会社を越境して地域全体を巻き込んでいきたいです。地域全体で課題にアプローチしていく。その結果として、地域を支える大きなプラットフォームをこのKEIPEで創り上げていきたいと考えています。
ー未来でKEIPEに入る人にメッセージをお願いします。
一言ではなかなか言い尽くせない部分もありますが、あえてお伝えするなら「あまり悩みすぎずに、まずは飛び込んできてほしい」ということです(笑)。転職を考えるときって、いろいろと悩む瞬間もあると思います。でも、そういうときこそ「自分の中にあるもの」とじっくり話をしてみてほしいです。
ー名取さんの自分の中にあるものはなんだったんですか?
私は「衝動」でした。転職前にはいろいろ考えたのですが、結果的に衝動が勝ちました。自分の経験を信じて「どこへ行ってもきっと大丈夫だ」と自分の直感を信じてみたんです。結果、今こうしてKEIPEでの新しい挑戦を楽しめています。
KEIPEに入った自身の姿を想像しながら、自分の内なる声やこれまでの経験を信じて、ぜひ一歩を踏み出してみてください!